最近、寒くなりましたね。
以前、
ガソリンの比重について理屈っぽく語ったところ、多くのコメントと「イイね」をいただき、感謝でございます。
帰宅途中の19:30ころ、標高900mほどの
富士山こどもの国付近です。
外気12℃とは、だいぶ涼しく…を通り越して寒い…さすが、900mの高地です。
お約束のキリ番もゲットいたしました。
20:00ころ、自宅に帰ってきたときの数値です。
ここまでですと、なにを理系人として理屈っぽいのか…と、思われる方もいらっしゃるでしょう。
まず、標高が100m高くなると、気温は0.6℃下がる…と言われている一般式で計算しますと、富士山の山頂は単純計算で氷点下1~2℃ってところでしょうか。
標高900mで13℃
標高20mほどで20℃
計算式 900m×0.6℃/100m=5.4℃
つまり、13℃を見たときに、寒いなぁ…と思いながらも、家のあたりは、18℃くらいかなと予想したのですが、家の付近は街中で車の通りも激しいので、ちょっと暖かい…という検証結果でよいのかな。
本日も、下り天国で30分間30km/L超えの燃費ですが、この坂道コロコロの燃費は、いったいどんなもんよ?…という、疑問が生じるのです。
しかも、
回生ブレーキによる回収上限を超えてしまい、エンジンブレーキで下っているので、EVモードだけでなく、アイドリング分くらいの微量ガソリンを使って下っているのです。
つまり…
20kmの距離を下ったら、平均燃費が0.8km/L盛り返した。
しかもだ…給油後440kmも走っているのに、0.8km/Lも盛りかえしているわけだ。
みん友さんのブログでも、
「前半でKNPだったけど、後半で盛り返してTNPになった♪」
…な、報告をよく目にするわけですが、この後半のTNPだけの部分をどうやって計算したらよいのか…
例題としてあげるならば
片道30kmを行きは10km/L、帰りは30km/Lで往復したら60kmを走った平均燃費は…
そこで、答えるにあたり・・・
うーん…
行きも帰りも距離が同じだから、(10+30)÷2で20km/L
って、これは違うよね。
燃費は、走った距離と使ったガソリンからの算出だから、ガソリン使用量に着目して…
行きは、30km÷10km/L=3L
帰りは、30km÷30km/L=1L
つまり、4Lのガソリンで60km走ったのだから、60km÷4Lで、15km/L
こっちが正解。
数学的な問題で上記の燃費を数式で解く問題を作るのであれば…
片道30kmの道のりを、行きは10km/Lで上った。帰りは下ってきたので、トータル燃費が15km/Lになった。
帰りの燃費はいかほどか?
解答
往復60kmを15km/Lで走ったので、使用したガソリンは全部で60÷15=4L
行きは30kmを10km/Lで走ったので、使用したガソリンは30÷10=3L
となるので、帰りに使用したガソリンは、4-3=1L
30kmを1Lで走ったので、30km÷1L=30km/L
A.帰りの燃費は、30km/L
と、なりますね。
行きのKNPを盛り返すのって結構大変なんですね…ってのが、わかります。
それでは、本題にもどりまして…
計算を簡略化するために、少数部分は無視して、概算で計算したかったのですが、誤差があまりに多かったですよ。
なので、有効数字5桁で計算してみます。
AVE.17.7km/L ODO6,999km(TRIP A:走行距離420.2km…として、逆算しています。)
AVE.18.5km/L ODO7,019km(TRIP A:走行距離440.2km)
このデータをもとに、標高900mの6,999kmから、自宅の7,019kmまで20km坂道コロコロ+EV走行をしていた時の燃費を計算してみたいと思います。
420.2km÷17.7km/L=23.74011L
440.2km÷18.5km/L=23.79459L
つまり、0.05448Lで20kmを走ったことになるので…
20km÷0.05448L=367.10km/L(え!
あってますよね?
スタート地点⇒A地点⇒B地点における、A~Bの平均燃費を求めるための公式です。
一回の電卓で求められるように、公式を作ってみました。
X:求めたい燃費(A地点からB地点までの燃費)
B:総合距離(スタート地点からB地点までの距離)
b:Bの時の燃費
A:中間距離(スタート地点からA地点までの距離)
a:Aの時の燃費
X=(B-A)÷((B÷b)-(A÷a))
この公式で前半はTNPした後に、後半でアクセル踏みこんで、燃費が下がった時も同様に計算できるはずです。
Posted at 2012/10/10 00:46:41 | |
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