2012年12月15日
いよいよ、国政選挙の投票日ですね。
マスコミが自民党優勢と騒ぎ立てていますが、実際はどうなんでしょう?
前回の民主党追い風、その前の自民党大勝の郵政選挙。
毎回、マスコミに情報操作されている気がしてなりません。
私が住む「静岡5区」には、有名人候補が立っています。
民主党 細野豪志前衆議員です。
細野氏は若くして大臣にまでなり、地元の名士である自民党の斉藤斗志二氏を引退に追い込んだ強者で、今後の時のめぐりあわせによっては総理大臣も夢ではないと思います。
名実ルックスの3拍子で人気があり、選挙区の区割りが変らず、静岡5区から出続ける限り、今後20年、30年とゆるぎない繁栄を築くのではないかとさえ思います。
そこに、斉藤斗志二氏の後に自民党公認候補に立ったのは、30歳の新人君。
どれだけ票が取れるか…
あとは、今回の流行の第3極の候補と、定番の共産党候補だったかな?
まぁ、そんな地元の話はこれくらいにして、期日前投票してきました。
選挙に行かない人が多い今日この頃。投票率4割ですかね?
選挙は国民の権利であり、義務でもあるわけです。
なぜ、選挙に行かないのでしょうか?
政治に興味を持たないのは、なぜでしょう?
選挙に行かないってことは、極論を言うと…
政治家が勝手に決めて軍国国家になって徴兵されても文句を言えないってことですよ。
選挙に行かない国民を日本から追放する法案が可決されてしまったら、国外退去になるんですよ。
まぁ、そんな法案は通らないと思いますが、自分の国の行く末に無関心でいられるのが不思議。
選挙に行かない人は、政治に対して不満を言う権利はないと思います。
子ども手当が少ない、税金あげるな…など、不満があれば投票すればいいんだと思います。
選挙に行かないなら、未投票税として、市民税に上乗せなど、なにかしらのペナルティーでもあればいいのに…とさえ、思います。選挙投票所入場券の作成、配布、会場準備、人件費たくさんの経費がかかっているわけですから…
ちょっと専門的なことを言いますと、
施設で暮らす障がい者の一部にも選挙権があります。
この一部というのが、成年後見制度に絡んできます。
昔の言い方でいうと、禁治産ってものです。
成年後見を受けると、選挙権がなくなります。
これが、一部の障がい者団体からは、基本的人権の侵害にあたると裁判所が審議してるとか。
正常な判断ができない障がい者や認知症高齢者を保護するための成年後見制度であり、被後見人は、そもそも正常な判断ができないから後見人をつけて、不当な契約をさせられてしまった際に、解除できる権利などの保護を受けるのに、保護される特権は享受して、自己責任に伴う失う権利は違法だという、矛盾にも感じます。
選挙に投票できるだけの判断力があるのなら、成年後見を受ける必要がないのですから。
利用者を投票所(期日前投票)に引率すると、またいつもとは違った選挙をみることができます。暇そうに座っている選挙管理委員会の方々が付き添ってだれに投票するかを聞いて代筆します。
職員は、原則として入り口で待機し、投票所内に入れません。
成年後見を受けていなければ、投票権があります。
重度で選挙の意味が分からなくても参政権の行使のために引率します。
そして、付き添う選挙管理委員会の方々にとても嫌そうな顔をされる。
こっそり答えてほしいのに…
「自民党!」
と、大声で言う利用者がいたり…
以前引率した利用者は遠くから見ていたら…
「こっちにする。」
「いいですか?」
「やっぱこっち。」
「こちらですか?」
「えっとねぇ、やっぱそっち」…以下略、こんな感じで5分、10分、決まりません。
付き添われても動かない利用者。むしろ、大声あげて逃げ出す。
この仕事に就いていていうのもなんですが、こんなんでも1票です。
中軽度の利用者はそれなりに投票できますが、重度知的障害は、障がい者手帳の交付と福祉サービスを受ける段階で、選挙権のどうこうというレベルではないと思うのですが…これも人権の問題で、権利だけはあります。
まぁ。連れて行かなければいいのですが…
これはこれで、人権問題が…なので、連れ出すわけですが…迷惑千万。
このあたりは、難しい問題です。
期日前投票していない方は、
明日選挙に行きましょうよ。
Posted at 2012/12/15 23:27:01 | |
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