
※このミッションは、Facebookにて、リアルタイムに更新し、イイネをたくさんいただいたことを励みに頑張ってきたわけであります。
リアルタイムで友人に報告していたFacebook投稿のコピペを中心にブログに再編しています。
7月31日 夜勤明け
8月1日、2日と連休なので、ここしかない・・・と、ミッションに挑みました。
夜勤が終わった後、御殿場市内のマックスバリューとコンビニで食糧などを買い込みまして・・・
急登だけに、燃費かなり悪いです・・・。
現在、富士山富士宮口5合目に行く富士山スカイラインは、マイカー規制中です。
標高1,500mの水ヶ塚駐車場より、シャトルバス(往復1,300円)に乗って5合目に向かいます。
期間限定の社会実験「富士山入山料」を支払うともらえる、このピンバッジが欲しくて…
妹をはじめ、身近な妊婦さん数名のために山頂で安産のお守りを買うため…
ご来光を拝むため…

※昨年の富士登山のご来光です。
「これから、5年連続6回目の富士山に行ってきます!」
という、ミッションであります。
1日目の目的地は、富士宮口8合目。
行ったら満室で入れなかった・・・ではいけないので、電話で確認したところ、今日は空いているとのこと。
※山小屋は、満員でもとにかく詰め込みます。5枚の布団で5人が寝るか、6人になるか、10人になるか…の違いです。それは、泊まれなかった登山客は、他に泊まるところがなければ、死んでしまう可能性があるからです。特に雷などの悪天候の際は、避難小屋も兼ねているわけです。団体客は、事前予約するのは常識ですが、数名の少人数なら、予約なしでも入れるのです。
先日のブログでの実験をもとに…
この子を無事山頂まで連れて行きたいのです。
すでに、富士宮口5合目は、標高2,400m・・・もう、すでにパツンパツンです。
はじめての単独山行です。
見ず知らずの方と話し、励ましあい、自分のペースでゆっくりと登ります。
途中すれ違った子どもに、ザックに外付けしてつるしていたポテチを見せたところ・・・
「袋に入れておかないと、破裂したときに食べられなくなっちゃうよ。」
と、アドバイスをいただき、ザックの中にあった袋に入れて、外付けして大事に大事に運んだわけであります。
18時までに着かないと夕飯はありません・・・と、無事17:30ころ8合目に到着しました。
貴重な水を使ったカレーライスを美味しくいただきました。
今のところ、高山病はありません・・・たぶん。
夕食後でお腹に酸素がいっているので、若干酸欠気味かな?
眼下には宝永山。
雲海のパノラマもキレイです。
2日目は1時起き、2時出発、山頂でご来光予定です。
晴れて欲しい。
いつ寝るの?
今でしょ!
おやすみなさい(( _ _ ))..zzzZZ
(就寝19:00 外はまだ明るいです)
2日目
1時起床。
おにぎりを1個食べて、支度をします。
2時出発。
3時9号5勺までは、月が見えました。
が…
4時ころ到着した山頂は、濃い霧(雲)の中…
視界はほとんどありません。
富士宮口登山道は、南側の6時の位置に登頂します。ご来光は、2時~4時の東側斜面でないと良く見えませんので、あと30分後に奇跡が起きることを信じて、ご来光ポイントまで、お鉢めぐりをします。
夜明け前の暗い中、頭に付けたライトの明かりが筋になって前を照らしますが、自分が今どこにいるのかわからなくなるくらい、視界不良です。
まもなくして、雨が降ってきました。
横風が吹きつけます。
カッパに白い粒が当たり、乾いた音がします。
地面には白くありませんが、カッパの表面には1mm程度の雹みたいのが舞ってます。
後から聞いた情報では、このとき、山頂の気温は1℃くらいだったとのことです。
つまり、この時の体感温度は、氷点下です。
東の空の雲の切れ目から、明るい光が差し込みます。
おお!!
と、興奮しましたが、どうやら、太陽が出る場所ではないところでの光のようです。
近くにいた方が、アプリで太陽の位置を測定したところ、このあたり…

太陽が出るであろう位置からは、残念ながら、ご来光は見れず。
このまま、3時、12時、9時(剣ヶ峰:富士山測候所跡3,776mの碑)の方向へお鉢めぐりをします。

3時の位置には、富士吉田口、須走口が8合目から合流して山頂は観光地と化して大賑わいです。
ご来光のために東側に来た際は、吉田口山頂で休憩をとります。
温かいうどんで生き返り♪
水が貴重ゆえ、こんな卵を落としただけの「ご来光うどん」が1,000円もします。
ちょっと、山頂の山小屋でうどんを出すお兄さんたちの『商売してやってる、嫌なら出てけ』なオーラが気になりましたが…
しかし、冷え切った体に熱を入れるには、最高です。
その後、横風で、火口に落とされるか、はたまた下へ転がり落ちるのではないかと言う、過酷なお鉢めぐりになるとは、このとき微塵も思っていませんでした。
無事、剣ヶ峰に到着しましたが、いつもなら写真を撮るのに20分くらいは余裕で並ぶのですが、まったく人がいません。
極寒の剣ヶ峰に、ポテチを無事連れて来ました。
とりあえず、ひとりで撮れる写真から撮っていきます。
しばらくすると、人がやってきたので、写真を撮っていただきました。
この写真は、Facebookの表紙にでも交換しようかな…と思います。
そして、6時の方向にお鉢めぐりを1周無事に終えました。
現在、神社を改修工事中だとかで、フェンスがありました。

ミッション終了。
富士山頂で買えるお守りには、「富士頂上」の文字が入っています。
鹿島神宮、スカイツリー、皇居、小田急線直線区間、富士山、熊野古道、高千穂を1本の直線で結ぶ
『レイライン』と呼ばれるパワースポットの上にあり、日本一高い場所、しかも今年は世界遺産にまでなり、ご利益がありそうな縁起物をゲットしました。
そして…

おみくじも大吉♪
いいおみくじは、結ばずに持ち帰ってもいいと聞きましたので、財布の中にしまって持ち帰りました。
あとは無事5合目まで降りるだけ。これが最大のミッションです。

ようやく7合目まで降りてきたところで、標高がさがってきて、天気もよくなったので、防寒着代わりに着ていたカッパを脱いだら、お尻に穴が・・・
よっこらしょっと座った時に岩の先端でやったみたい・・・
ショック(≧∇≦)
12:30ころ、無事下山しました。
今回、初の大荒れの天気にあい、改めて装備の大切さを学びました。
雨、濃霧視界なし、横風、明け方の山頂は1℃で体感温度は間違いなく氷点下。
まあ、自分の装備なら大丈夫でしたが、0泊2日のご来光狙いの弾丸登山者のなかには軽装の人も。
今朝の気象条件なら軽装の人なら簡単に死ねます。
富士山に行くなら、
最低限の装備に防寒具を持ってください。
近くにいたおじさんの話では、冬でもバイクで走れるだけの防寒具だとか…。
かなり疲れたので、このあとは行きつけの極楽湯でマッサージを受けてきました♪
リアルタイム富士登山のFacebook投稿にいただいた、みなさんのイイねに背中を押してもらえました。本当に感謝です。
登山道では、ドコモのスマホとソフトバンクのiPhoneは、ほとんど問題なく使えました。
今回の忘れ物(;^_^A
ザックにペットボトル1本分の空きがあり、ペットボトルを詰め込みましたが、あとあと考えたら、携帯酸素を自分の部屋に置きっ放しでした。まあ、いつも使いませんが・・
腕時計を職場のロッカーに置きっ放しでした。携帯があるからいいけど、雨が降ると時間がわからないという不便さでした。
この写真は、以前のブログの際の写真ですが、せっかくの山用時計を、登山に忘れるという大失態…
富士山通算成績
剣ヶ峰登頂率 6/6
ご来光拝み率 3/4

せっかくの記念品が、胸に付けて歩いていたら、雨に濡れて水がしみこみましたが…
宝物です♪
長いブログになりましたが、読んでいただきましてありがとうございました。