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転職前の有給休暇消化にて、四国八十八ケ所参り(逆打ち/通し打ち)で88大窪寺をスタートしたのが、1月8日の朝のこと。

車お遍路8日目の結願報告。

昨日は、高知県室戸岬手前の26金剛頂寺から、75kmの移動をはさんで徳島県の21太龍寺まで行ったら良いなが、思いのほか快調で17時ギリギリに16観音寺まで巡拝できました。

今日は15国分寺から徳島市周辺のお寺を巡拝し、1霊山寺の納経が済んだのがちょうど16時。

あと1時間ある！
と高速道路を走り、山中一般道を走ること計40km、17時前に88大窪寺に到着しました。






これで、88スタートから1まで、そして88まで全てが繋がりましたので、記念に結願証明書を書いていただきました。(2,000円かかりますが…)
青いのが納経帳(八十八ケ所参り専用御朱印帳)
もう1つのは、ご本尊の絵がいただける御影帳です。こちらは納経するとサービスでいただけるものをキレイにファイリングできるものです。

結願証明書をいただいた後、大窪寺にてお礼参りをしました。

当初の予定では、1霊山寺が1月18日の12:30で、その後大窪寺に来ても14:00ころでしたので、行程表から3日分前倒しできました。
行動時間として換算しても30時間以上の短縮です。高速巡拝でスタンプラリーに成り下がらないよう、88大窪寺〜76金倉寺までは、本堂と大師堂にて「南無大師遍照金剛」3唱、75善通寺で般若心経のミニ経本を買ってからは、全てのお寺の本堂で般若心経音読1回と、大師堂で「南無大師遍照金剛」3唱と般若心経音読1回、ちゃんとお経を納めて納経帳御朱印をいただいています。

同時にハイドラにて、結願とりました。


この後、金毘羅宮付近に移動して、明日は金毘羅さんの御朱印をいただきに観光します。

帰りに和歌山の高野山にてお礼参りの納経をして、静岡に帰ります。




ガソリン満タンにしてTRIP 0にして自宅をスタートしました。すでに30L×3回の給油をして、2,000kmを超えて、ガソリンもカツカツです。
あと35〜40L入れないと、金毘羅さんがある高松市近くの琴平町から和歌山経由で帰れないかな…。

今は昔、1月14日のこと。

車お遍路7日目も無事終了。
75善通寺で買ったミニ経本の般若心経も各寺で本堂と大師堂の2回×約60ヶ所で音読して、かれこれ120回も声に出して発したという経緯から、いろいろと自身のお経に対する宗教観が変わってきたことに気づく。

聖書も経本もありがたい言葉が詰まったもので、文化が違うだけなんだと、いく先々で般若心経を音読して気づいた今日この頃。

結婚式というと、教会式や神前式をイメージが多い中、ちょっと前にTVで見たのですが仏前式結婚式というものを行なっているお寺もあるという。
そこでは、正装に袈裟を着て、指輪交換ではなく数珠の交換をするとのこと。最後にお焼香をしてお経を唱えるという。
それを聞いた番組出演者の芸能人は、しかめた顔で「えー」と言っていたのが印象的だった。

お経は、死者に対して読まれることが多く、漢字で「死」「滅」「無」「呪」などマイナスなイメージを醸し出す文字が多く使われており、単調かつ短調な音。
イメージとして、暗いもので、良いものではないというのが、多くの方の共通認識ではないかと感じる。

インド発祥の仏教がシルクロードを通って中国に渡り、梵字が漢字に代わって、日本に伝わったので、やたら難しい漢字が多くわけのわからない発音が多いだけだということに勘づく。

そもそも、宗教とは、冠婚葬祭全てを司り、生活の一部であって、
だから、子宝に恵まれるようお地蔵様に祈ったりするわけで、お地蔵様は仏教的なものだったりする。
初詣も、安産のお守りも、厄払いも、神社とお寺の区別なく行なっているので、気づいていない人が多いのではと思ってみたり。神社は祈祷して、お寺は護摩をたくとか、若干違いがあっても気にしていないし。

日本は宗教が混在していて、クリスマスを祝い、除夜の鐘を聞いて、神社に初詣に行くような国であるのだが、
結婚式の多くが、教会式（キリスト教）または、神前式（神道）であり、葬儀の多くが仏式であるという偏った文化で発展している。

葬儀では、時々キリスト教式であったり、神式であったりとお香典の書き方も違う。
仏教であれば、御霊前
神式であれば、御玉串料
キリスト教であれば、御花料
と書く。
死者を弔うために
献花して、聖書を読んで「アーメン」と十字架を切るのも
玉串を供えて、祭詞奏上するのも
焼香して、般若心経を読んで最後に「般若心経」でしめるのも
やってることは一緒だということ。

結婚式に
神父が聖書を読み
神主が祝詞を読み
住職がお経を読む
宗教が違うけど、信仰する神などに対して、ありがたい言葉であることは一緒だということ。

目の前にあるのが
十字架を背負ったキリストであったり、
天照大神や木花之佐久夜姫であったり、
薬師如来や、観音菩薩や、不動明王であったりするだけが違うということ。

そんなことで、だからナニ？って言われても、お経って悪いもんじゃないとしか。
要約文を読んでも理解できませんでした…。

今は昔、1月14日朝のこと。

車お遍路7日目朝の生存報告。
昨日は高知市付近で切り上げて、桂浜を夕方から観光しようかと思いましたが、昼間に寄って満足したので先に進みました。

27神峯寺は、海沿いの国道から一気に標高400m以上上がるため、上がる途中の急な坂で止まってしまうと、ドライな路面でも走り出しにスタッドレスでは滑るという車泣かせの細い道でしかもガードレールがない道での団体様とのすれ違い…。

帰りの下りでは、4kmほぼ全区間でブレーキを踏みっぱなし。
運動エネルギーを熱エネルギーに変換して止まる原理から、ブレーキにも相当な負担かと。平坦なところで手を当てたらものすごい熱気、飲料用の2Lペットボトルで水をかけたら、一瞬でジュワーって蒸発。
目を疑いました。多目に水をかけて冷却しました。熱持ちすぎで国道で急ブレーキが効かないなんてこともありうるかも…と。





風呂入って夕飯を済ませたら、今日の分と予備2ヶ所のお札書き。
食後1時間以上居座りました。

26金剛頂寺を目指す事20km、まさかの1件もコンビニがない。仕方ないので室戸市中心部まで目的地を越えて5kmほど行ったところにて朝ごはんとオヤツを購入しました。













予定表をエクセルで作ってきたのですが、最初の3日で4日目までが終わり、予定では15日12時にいるはずの場所に、14日7時にいるという29時間分の前倒しができています。

共通の取り決めで、7時〜17時でないと納経所(御朱印)が空いていないので、この後、6:50頃から参拝し、あとはひたすらドライブ&参拝の繰り返しです。
75kmの移動を挟んで、ロープウェイがある21太龍寺まで行けたらいいなと目論み中。

今は昔。1月13日のこと。




















桂浜で寄り道ぜよ。




高知名物「アイスクリン」
アイスクリームとシャーベットの合いの子のようなものですが、美味でした。

今は昔。1月13日のこと。



四国霊場八十八ケ所巡礼逆打ちの旅5日目
明日のスタート地点の36番札所青龍寺にて、星降る夜
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撮影日 : 2018.1.13 0:22am
撮影地 : 高知県 土佐市
CAMERA : FUJIFILM X-T1
LENS : XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS