先日、とある口コミサイトを見ていたら、セレナの4WDについて話題になっておりまして...
その関連でネットを検索してみると、まあいろいろな情報が飛び交っていること…(^_^;)
『セレナの4WDは電子制御』だの『基本は2WDのスタンバイ4WD』だの…
中には『トヨタのノアボクやホンダのステップは電子制御の4WDなのに、セレナの4WDは古臭いシステムだからハナっから候補から外した』なんてのもありました...^^;
まあ、人によって意見は様々だからそれをとやかくいう気はありませんが、明らかに誤りな点は“セレナの名誉の為”(?)と実際に我がセレナで雪道を走った経験を踏まえて正してみたいと思います。
僕は現在、2012年式の前期型C26に乗っていますが、その前は2000年式のC24セレナに乗っていました。
どちらのセレナも冬場に行くスキーに重きをおいて、4WDを選びました。
C24に乗る前はスバルのレガシィツーリングワゴンに乗っておりまして、その電子制御油圧多板クラッチ式4WDシステムは大いに気に入っていました。
C24に乗り替えるにあたり、唯一気になっていたのは4WDシステム…
C24は「オートトルクコントロールカップリング(ATC)を用いた、路面状況に合わせてトルクの配分を変える4WD」システムであり、電子制御ではなく機械式の制御であるというところに一抹の不安を覚えました。
しかし、実際に雪道を走ってみたところ(当然スタッドレスタイヤ装着で)機械式4WDであるという事を感じることはあまりありませんでした。
レガシィからC24に乗り換える前は『電子制御式の4WD至上主義』みたいなところがありましたが…Σ(´∀`;)
スキー場への往復程度の雪道であれば、セレナのATC4WDで必要十分だと感じ、C24から次の車に乗り換える際の条件の中に“4WDであること”以外は、4WDのシステム的な事についてこだわることはしませんでした。
セレナの4WDシステムは、現在のC27まで一貫して機械式のATCで、トヨタやホンダの様な電子制御式でないため、中には『古臭い4WDシステムだから、最初から買う気にならなかった』『C27は電子制御になるかと思ってたのにガッカリだ』とおっしょる方もいらっしゃいます(^_^;)
或いは『セレナの4WDは基本2WDの“スタンバイ4WD”で、前輪が滑らないと4WDにならないから、2WDでズルッ→4WDでスッ→2WDに戻りまたズルッ…だから使い物にならない』と、「あんた実際に乗ったことあるの!?(・_・;)」と思うような事をおっしゃる方もいましたが…
余程のヘビーデューティーな雪道でもなければATCで十分です。
また、ATCは“スタンバイ4WD”じゃなく通常でも後輪にトルクを伝えており、前輪と後輪の回転差が大きくなるとトルクの配分を変えるというシステムです。
実際前のC24でも今乗ってるC26でも“ズルッ→スッ→ズルッ→スッ”なんて挙動は感じたことはありません。
確かに機械式4WDであるATCは時代の流れから行くと古臭いシステムですが、その分信頼性も高くコストも低いから僕は決して悪くないと思います。
特にC27においてはプロパイなどで車両価格が上昇気味な中、4WDのシステムを電子制御式などにしたら、4WD仕様はおいそれとは手が出せないような価格になってしまうかも知れません(・_・;)
今回の大寒波の中、道中の殆どが雪道のスキー場往復をしてきましたが、おかしな挙動をすることもなく安定の走りをしてくれた我がセレナ…
これからも信頼をおいて、雪道を走ります(^^)
…もちろん4WDを過信することなく慎重にね…(^^ゞ
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2017/01/24 09:35:16