クラッチ調整

クラッチを除いた操作系に支障が出ない位置にシートポジションを合わせ、クラッチを踏み込んでも膝が伸び切らない位置に、ゴム板を用いて調整します。

今回は15mm位。

板でストロークを規制した事によって、クラッチが切れない事が起こります。
また、切れたとしても限界位置までの余分なストロークを減らすために、ミッション側にある調整用の蝶ねじで、切れる位置を変更します。

緩めれば奥へ、締めれば手前へ変わるはずです。

好みにもよりますが、ゴム板の手前1mm弱で切れる様に設定しました。足元で3〜4mm位でしょうか。

また、調整するに当たって、ギアをRに入るか入らないか位の位置へ置き、アイドリングでギアの当たってる音がする様にして、ペダルを踏み込んだら音が止まる様に調整しました。

手前へ側も位置が気に入らなければ調整します。

こちら側はレリーズベアリングの寿命に影響しますので、無負荷の時にベアリングがフリーになっている位置内で調整します。

接触すれば微かに音が変わるので、わかると思います。

わからなかったら調整しない方が無難です。