
はい、じゃあ土曜日のお話。
ついにこの日がやってまいりました。
12年間見続けてきたお相撲さんの最期の日。
命ともいえる髷を切り落とす、運命の日。

断髪式は、大雑把に断髪披露というのと、襲名披露の二通りがあります。
襲名披露というのは、自動車でいうと一時抹消。
この図だと、高見盛ナンバーを外して、振分というナンバーを付ける感じです。
逆に断髪だけなのは、自動車で言うと永久抹消を意味します。
といってもスクラップ解体ではなく、相撲協会以外で仕事につくことになります。

で、今回。襲名がありません。通常だとこのままサヨウナラですが
横綱は五年、大関は三年、現役時代の登録名で残れる特権がございます。
使いたい人だけ使う特権なので、朝青龍関や把瑠都関は使わずさようなら。

開場は朝11時。することないんで適当な時刻に行って待つこと30分。
主役がうろうろし始めました。

この巨体は・・・

ブルガリアのおとおさんとおかあさん。
この後、幾度となく遭遇することに・・・。

開場。当然のことながら、ファンが殺到します。
コレを昨日、独り占めしたなんて言えねー。

反対側から。

そばにいた琴福寿くん、琴仁成くんと「すげーね」なんて世間話。

会場入ってすぐには師匠とおかみさんがいて、これも大人気。
ここも、そばにいた琴宏梅くんと「ここにソフトバンクCMに出た人がいるのにねぇ」と世間話。
このあと、新十両の琴恵光関がいて、おめでとうと言っておく。

二階席に行く前に、限定販売の張り紙を見て、売店に行く。
相撲絵師のイラストに力士がサインを施し、それに絵師が名前を入れてくれる物。
限定70枚で2000円。買うw
名前入れの際、パーティー案内の封書の宛名で文字を見せたら、絵師の方が
「あれ、それ僕も行くんだけど、どこのホテルだっけ」と言い出し、中も見せる。
大阪場所で最後の琴欧洲原画を買ったので、顔覚えられたようです。

ほかの限定品にも、当然のようにパックリ食いつく。

開始です。部屋の美声の持ち主、琴仁成くんを含めた6人で甚句。
化粧回しはすべて琴欧洲関の持ち物です。
ひとつひとつに製作秘話や思い出が。

最後の土俵入りです。メインマワシである明治ブルガリアで登場。
お子様(名前知ってるけど非公開)も、ミニまわしで堂々と登場です。

初っ切りも佐渡コンビ。行事含めて大活躍。

最後の取り組み、その相手は最強横綱より強敵のお子様。
お子様は押し相撲が得意で、正面側に押し出された琴欧洲関最後の取り組みは●。

可愛く仲良く退場。

十両の取り組み。頑張れ琴勇輝関。

そしてカーペットが敷かれ、紋付袴姿で後援会会長とともに登場。

髷の切断作業が始まります。

一般企業、スポーツ業界、政界、魔界から召還された350人が切って行きます。
そして親族か切り、最後の師匠が出るとき、客席の照明が落とされ、
土俵がスポットライトを浴びた状態になります。
泣かせる演出するなコラ。

さようなら、可愛いお相撲さん。
この後は琴奨菊籍の大銀杏の実演製作と、幕内取り組みやって終了。
琴欧洲関のお気に入り力士の勝ちが多かったのは多分気のせい。
Posted at 2014/10/05 18:26:05 | |
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