2013年10月14日
負の連鎖(最低の一日)
このブログは、全く突然 予想外の非常事態に陥った為 写真を撮る余裕など一切無く 画像は、ありません。 m(__)m
あれは、先週の月曜日? 火曜日? 台風が来ると騒いでた日の出来事。
ボクは、夕方 5時くらいに仕事が終わり「さて、帰るか!」と。
その日は、夕方に 台風が四国に最接近し 暴風雨になるという天気予報。
幸いにも ボクが帰る頃には まだ雨は降ってなく 軽い気持ちでエアジェットを 210
番から 200番に変えようと思い 作業開始。(会社で)
普段は エンジン冷えてる状態では あんまりジェット交換しないボクですが、その日は エンジン冷えてる状態で交換。
まずは、一番のエアジェットを外しみす。エアジェットだけ外れればイイのに いつもジェットブロック(OERでは、ウェーバーみたいに エマルジョンチューブと呼ぶらしいけど まぁ そんな事は、どうでもヨロシ。)
が ひっついてくる。
その時、「あれっ? いつもはジェットブロックにガソリンがヒタヒタに付いてるのに 今日はカラカラに乾いてる..... エンジンかけずに一日置いてたら フロート室のガソリン蒸発してこんなになるんやったっけ? それとも油面がおかしい??? まぁええわ。キャブの二号機と比べてみよっ!」
これが そもそもの間違い。
普段は ひとつを完全に終わらせてから 次に行くんやけど この日は 二号機と比べる為にジェットブロックを抜きっぱなしで 二番のエアジェットを外しました。
二番はジェットブロックは 引っ付いてこずエアジェットのみ外れました。
そして 三番。コイツはジェットブロックも一緒にひっついてきました。
なるほど。 コイツもカラカラに乾いてる。
と、いう事は フロート室内のガソリンが蒸発しただけなんやね。安心。安心。
で、四番も外すと これまたエアジェットだけ取れました。そのまま四番にエアジェットを 取り付けようとすると.....
エアジェットが、ジェットブロックを抜いたままの三番の穴に コロコロリン。
でも、大丈夫。入口に引っ掛かって止まってるから 細い針金みたいなモンを ジェットホールに突っ込めば取れそう。
軽く考えてました。
軽く考えてたから 手元にあった精密ドライバーを ジェットホールに差し込むと.....
精密ドライバーがジェットホールより大きく 更に奥に。
ここまで奥に入ると いまさらジロー。 細い針金(クリップを曲げたモノ)でも取れず それどころか更に奥に.....
だんだん暗くなってきたし、雨もポツポツ降りだしました。 どうする?オレ。
しゃ~ない。もう迷ってるヒマはない。OERのフロートカバーを外そう。
以前は、しょっちゅうキャブ外してたのですが ガソリンホースをアールズに換えてからは 極力 外したくなかったのです。
なぜならば ボクは、キャブ本体にアールズのバンジョーを直付けしてるのですが ここのアルミ製クラッシュワッシャーが再使用不可で 以前、ガソリンだだ漏れ。換えのクラッシュワッシャーが無かったから 使用済みクラッシュワッシャーを 砥石で削って 無理矢理再使用してました。
以前、学習したからクラッシュワッシャーを大量購入。
しかし、なぜか車には 二枚しか積んでない。 バカなのかオレは。
まぁ 考えてるヒマはない。 とにかくまずはエアジェットを取り出す!
二号機のバンジョーを外し、フロートカバーのネジを緩めるが、アールズとヒューエルデリバリーのおかげで 全く外れず。
しゃ~なしで一号機のバンジョーも外し、やっとフロートカバーが外れました。
よ~く考えたら 解るんですが、フロートカバー外しても エアジェットは ジェットホルダーの中に入ってるんやから 取れる訳ナシ。
こうなったら 二号機キャブ外すしかないっ!
すでに真っ暗。 唯一の救いは 雨は とりあえず止んでる。
サニトラを トラックの前まで押していき トラックのヘッドライトで照らしながらの作業。
なんで こんな事してるんだ? オレ。
ムダに一号機を 外したくなかったから 一番、二番のファンネルは外さず苦労して 三番、四番のファンネルだけ外したのに キャブ一号機と、キャブ二号機は ヒートプレートで繋がってる。
アカン。結局、一番、二番のファンネルも外し キャブの下側ボルトも外し ヒートプレートを撤去。
これでなんとかキャブ二号機だけを外せると思ったら ストラットタワーバーが邪魔。
コイツも外して.....
結局、両方のキャブ外しました。
悲しい.....
エアジェットを無事救出して 電光石火の早業で組み立て。
問題は、クラッシュワッシャー。
新品は二枚しかない。(四枚必要)
とりあえずバンジョーの下側ワッシャーを新品に換えて 組み付け。
残念ながら 一号機も 二号機もガソリン漏れ。
よく見ると二号機は バンジョーからの漏れではなく 無理矢理 二号機だけを外そうとした時、フィッティングの一部が 弛んでただけで 締めなおしてO.K。
しかし、一号機は 完全にバンジョーからの漏れ。
もうクラッシュワッシャーの換えは無い。
ここでバンジョーを緩めると クラッシュワッシャーが更にダメージを受ける。
と、なると.....
力の限り締めるしかないっ!
フンヌッ!!
なんとか 止まりました。
でも、このバンジョー 次、外したら もうダメでしょう。
ただエアジェットを交換するだけが なぜ こんな事に。
ちなみに 会社を出発して 5分後にどしゃ降りになりました。
もう少し 整備性を向上させないと イケナイと つくづく思った一日でした。
そして、なにより「ジェット脱落」を、まさか 自分がやってしまうとは!?
ビックリ。
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Posted at
2013/10/14 19:46:45
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