くろさん邸スキヤキパーティーで サニスカアニキに アドバイスしてもらった デスビ。
早速、分解確認。
シャフトのスパイラル状の溝、たぶん ここからオイルがベ アリングまで上がってくるんでしょうが、下から二段目の溝、 完全に汚れで目づまりしとります。 (´д`|||)
この目づまりより上は、焼きついたみたいに 変色してますね。 (((^^;)
とりあえず ベアリングは スムーズに回るし、ガタもないから スパイラル溝を掃除して、焼きついたような色の部分を ピカール→ブルーマジックで磨いて オイルを塗って組立。
よくわからんから これでよしっ!
(^o^) デスビ終了!
そして、お次は.....
サニトラ用に Yオクでポチった ローバー75用の時計を検証。
超カッコイイ!! が、しかし.....
まず、針を合わせるツマミがない。 なのになぜか、ボタンらしきモノが ふたつある。
電波時計?? 3針カプラーも どれがどれやら わからんし。
ならば、分解。
バラバラ事件。 ハッハ~ン なるほどね! 何が何だか全然わかりません。 (((^^;)
結論。 ちょっと放置しとこ。
(((^^;) (((^^;) (((^^;)
お次の作業。ヘッドのバリを取って
水洗い。エアーで飛ばしたのちに サニトラの荷台で完全乾燥の為、ヘッド日光浴。
夜は、コタツでシコシコ バルブの擦り合わせ。 家族からは 大ブーイング!
が、知らんぷり。 ( ´,_ゝ`)
光明丹が行方不明だったので バルブとシートにつく線(キズ)だけでの判断ですが、大体 当たり幅1mmくらい。良好ですね。
たぶん.....
そして、またまたコタツでの夜間作業。 燃焼室容積の測定。
全気筒 2回づつの測定。
1番 21.4cc 21.5cc
2番 21.4cc 21.4cc
3番 21.6cc 21.5cc
4番 21.6cc 21.5cc
まぁまぁ計算通りの容積で、バラつきも ほとんどナシ??? 測定誤差の範囲ということにして(面倒くさいから) 燃焼室容量合わせは、ナシに決定! d=(^o^)=b
コタツ布団にグリスがついたり、バルブから水抜くときに コタツを水びたしにして かなり怒られましたが、今では イイ想い出。
.....な、訳なし。 (T-T)
とりあえず ヘッドは、ここまで。
ほぼ完成したから 後は インマニに合わせて ポートの段つき修正するのみ。なぜか、A型楕円ポートのインマニは どれもこれもA14 A15の楕円ポートよりデカい GXポートのサイズになってるので、かなりの段つき修正が、必要みたいです。(ロッカーまわりは、夏頃に すでに完成しとります(^_^)v)
ここからが、この年末にホントにやりたかった事。
車に詳しい人が聞くと「当たり前やん!!」と、言われそうですが.....
(((^^;)
ボクは、ホントに知らなかったし 考えた事もありませんでした。
やってみると.....スーパー乗りやすくなり「今までの なんやったんやろ?」としか思えません。
まさに、世紀の大発見!!
ちなみに これ気づいたのは ボクではなくて ポンコツくんです。(´д`|||)
フツ~ インマニ買ったら リンケージも付いてて そのまま使いますよね?
ボクの場合、丸ポート用インマニから 楕円ポート用インマニに換えたとき、リンケージ回りは 手持ちの部品を テキト~に組合せて作りました。
最初は フツ~に違和感なく乗れてたような気がするんですが、フライホイールを 2.7kgのヤツに換えてから かなり発進時に気をつかうようになりました。(特に坂道発進時)
そのまま5年くらい乗ってるんですが、それでも エンジンの調子がイイ時には あんまり気になりませんでした。
が、しかし エンジンの調子がイマイチの時は かなりシビアなアクセルワークが必要な為、アクセルワイヤーの張り具合(遊び)を変えてみたり、ターンバックルの長さを変えてみたりと いろいろやってみました。
で、今回 何をやったかと言うと.....
リンケージに付くアーム。 コイツ↓
コレの長さを変えてみたんです。
と、いうのも キャブ側のアームもバタフライシャフトを中心に円運動します。ただ下に押し下げるってモンではありません。 リンケージ側アームも円運動します。 しかし、キャブ側アームとリンケージ側アームの 運動半径が 違うので 動きにムリが出たり ギクシャクした動きになったりする部分があるのです。
そこで、リンケージの円運動を科学的に検証。
アームに爪楊枝を付けて いろいろイメージしてみただけですが。(画像のアームは、実験用の為、実際のアームではありません。) (((^^;)
が、こんなお遊び実験? でも あきらかに動きが違う! .....よ~な気がする.....
ボクの検証の結果、ターンバックルに角度がついたほうが、スムーズに キャブのアームを押し下げます。(キャブ側アームが、円運動だから) 特に、押し始めの時は、それが顕著にあらわれます。もちろんターンバックルの長さを短くしても 角度はつくんですが、例えば 2cm短くしてやっても そんなに角度は変わりません。そもそも ターンバックルの長さを変えるだけでは リンケージ側の運動半径と キャブ側の運動半径自体が 変わらないんです。 たぶんですが、リンケージ側とキャブ側の円運動の比率が重要なんやと思います。
で、リンケージ側の運動半径を変える為に、アームの長さを 少し短くしてみる事にしたんですが、短い新品を買うなんて発想は ボクには ありません。
買えないんなら、今あるモノで やるんです。(^o^)
現状、リンケージ中心から50mm。
これを 少し短くしたいんですが、ある問題が。
画像のように アーム自体に凹みがあって
新規に穴を開けたい部分が ちょうど凹みと凸の境目辺りになるので、ターンバックルのピロボールの座りが悪く キチンと作動しそうにないので、少し凹みを溶接で 埋めてやる事にします。
アームの材質 何なんでしょ?
全く溶接出来ず、穴があくだけ。
(T△T)
しゃ~ないから 溶接は諦めて、ダメ元で 板金ハンダで、埋めてみる事に。
予想どおり全くダメ。まぁ、溶接出来ないモノが、ハンダでつく訳ないですね。 (((^^;)
さて、では ど~する?
どんなに考えても 解決方法は ひとつ。
一番 面倒くさい方法。
でも、やるしかない!
凹みの深さは 約1mm。 1mm厚のアルミ端材を
こんな感じに切って
こんな感じににエポキシでドッキング。(あとで、補強でネジ留めもしました。 )
凹みは裏表にあるから 同じモノを4個作り
リンケージ中心から50mmやったターンバックル取り付け穴を、12mm縮めて 38mm地点に穴開け。
ちょっと話が、前後しますが 今回の工作の為にアームをリンケージから 外した時に キャブ2号機(2番3番側)のアームが 途中から戻ってない(全閉になってない)のを 発見!
これは.....前回と同じく 加速ポンプのバネが
外れてる?
で、急きょキャブも外して確認すると.....
今回は、バタフライシャフトと加速ポンプのカムを留めているピンは外れてないのに バネだけが外れてます。
念の為に(前回のざっと作業が気になったので)もう一度 ピンを抜き C型ピンを絶対抜けないように 広げて 再度 打ち込みます。
今回は、ピンが抜けてないのに なぜ、バネが外れたのか?
考えた結果、全てが繋がりました。(たぶん.....)
リンケージ側とキャブ側の円運動の比率が悪い=キャブのアームを押す時に 変な方向に力が掛かり ムリして押す。 結果、加速ポンプのカムのバネにも ムリな力が掛かり 外れる。 前回は、その状態が長く続いたので ピンまで 外れた。と。(検討違いかもしれませんけどね。(((^^;))
これまた 話が前後しますが、OER初期型のアームにサブスプリングが付いてるタイプのヤツは、リンケージに リターンスプリングは いりません。(ボク個人の意見。前は、付けてたけど 「いらん」と判断して撤去しました。 ) リターンスプリングが、あると アクセルのビミョ~なタッチに 悪影響があるだけみたいな気がして。
でも、アクセルオフの時に キャブには ちゃんと全閉になって欲しい.....
で、ボクが考えたのがウエイトリターン方式。
家に転がってた 銅製のアクセルワイヤーアタッチメント?(銅製やから重い) コイツを 全開時に 真上に上がらないように取り付けて アクセルオフ時には コイツの重みで、バタフライが閉じる方向に力が掛かるように取り付け。(キャブのサブスプリングだけで、充分ですが、さらなるアクセルオフのレスポンスアップの為、&ボクなりの保険?)
これなら、アクセルオンの時 ほとんど抵抗にならず また 確実に アクセルオフで バタフライが全閉する! .....よ~な気が.....
(((^^;) わからんけどね。
まぁ、こんな感じで取り付けしました。
話は、リンケージアームに戻り.....
以前、50mmアームでは こんな感じ。
工作後の 38mmアーム仕様は こんな感じ。
画像では、わかりにくいかも?ですけど アームのターンバックル取り付け位置がが、12mm短くなっただけで ターンバックルの角度 かなり倒れます。
とりあえず試乗してみると.....
「今までの なんやったんやろ?」って、ぐらい乗りやすいし かなりラフに発進出来るようになりまさした。
もちろんキャブの種類によって キャブ側アームのターンバックル取り付け位置が違うでしょうから この長さがイイ! とは、言えませんが、OER使ってる人は、たぶん リンケージのアーム50mmでは、かなり乗りにくいと思いますから 短くしてやったほうがイイと思います。
ただ、ここを短くする事によって リンケージの運動半径が小さくなりますから 今までより 多くアクセルを踏まないと全開にはなりませんよ。 アクセル下の ストッパーの調整は 必須ですし、極端に短くすればイイってモンでもありません。
ボクは、今回 38mmにしましたが、40mmや、45mmくらいのほうがイイのかもしれません。
気になって やってみよ~!と、いう人は 自分で最適な長さを探してください。
キャブや、インマニによって違うと思いますし。
当たり前の事かも しれませんが、ボクは 超 目からウロコでした。
このブログ 年末から書き始めて 今日、元旦に投稿します。(も~すぐ元旦終わりますけど。)
かなり長いブログになりましたが、最後まで読んでくれた人、ご苦労様でした。
間違いだらけのボクですが、今年も よろしくお願いいたします。 m(__)m