
最近ちょっとサブくなってきて…
始動がやや難しくなってきたので増量したところ
そこはまぁまぁいい感じに…
水温が5度程度だと、クランキングpwは25ms程度入れないとダメなようですヌ
MS3でシーケンシャル設定だと、始動(後)を除いていつ何時も無論シーケンシャル
EFの整備書上だと、ノーマルECUでDETに関しては始動時は全気筒同時噴射で
End of Injection は、TDC=720°~カウントダウンで500~450°程度
始動完了回転後はシーケンシャルで噴射時期遅めで IVO 直前(400°程度)になってまつ
おそらくその後の経過時間か水温でやや進角ではないかと思う -> (それはどこにも書いてない)
取り付けて一か月ほど適合してみた時点で
汎用チューニングECUである、MS3のささやかな限界が見えたような気がしてます…(・・;)
まんず良いところはと…
○アクセル全開時
○1500回転以上のブリッピング等など
走る事に関しては文句なしに合わせられる
けど、
普段使いの領域である、暖気後のアイドル850回転(もちストイキ)からのトゥWOTや
アイドル回転以下の極低回転域の粘りがちょっとねぇ…
もちろん
アイドル安定化点火補正や、アイドル回転以下の燃料の増量(Trg=AFR13)等など、
でき得る事はしこたまやってますが
どうしてもこの辺りの弱さはやっぱフルコンならではでしょうかね~…
確かに
RB26用のP-FCも
アイドル回転以下の粘りの無さは特筆ものだったからね…(・・;)
ターゲットRPMへの回帰制御がきつ過ぎてハンチングがでやすかったなぁ
実際に何やっても完全には良くならなかったから
元のロジックに問題があるんだろうなと
だって、V-PROやVi-PEC、もちろんMS3でも
粘りがとか、エンストしやすいなんて事は無比だし、
RB26の時は、DIYトリガーでは低回転の粘りはかなりがあって
ノーマル並みに良かった訳でスょ
3+1はトリガーの間隔が広いためなのかアイドル以下の回転偏差にちょっと弱いなと思う
この辺りは気筒(燃焼)間隔が広い為ってのも、もちろんあるだろうから
12-1+1のトリガーディスクを作ってテストしてみたいと思う
ちなみに、これ作るとDVVTの制御もおそらくできると思われる
(+1はVVTカムから拾う)
んでもう少し良くしようとするとここらを改善したらいいのではと…
○同期割り込みを1回転に一回以上する
(各cylinderのPWを見る限りだけど
1サイクル(2回転)ごとにしか加速割り込みをして無い様に見える=全て同じ値、
サイクルの途中で割り込んでいたら気筒によるズレが必ず出る)
A,同期加速割り込みはタイマー割り込み可能タイミングであれば都度割り込んでいる、
これは出力の可視化=「ロジアナで確認済み」
○非同期の加速補正がやっぱいるのではと…
(非同期の加速補正は元々無い…)
A,MSには非同期割り込みのロジックは搭載されていないが、噴射・点火の算定はトリガーの入力間隔毎にやっている様に見え、特にEAEの挙動変化が全く違う。
純正3+1から36-1に変更後は点火時期のズレも無く、ノーマルと遜色無いほどに調子が良く、アイドルWOTでもリーンスパイクが殆ど無い。
「非同期噴射とは」
アイドル判定OFFやTPSDOT等の操作要求と条件成立で、
その場で全気筒か、またはグループで瞬間的に全噴射する特殊な噴射形態
「同期噴射とは」
点火時期と同じように演算にて、設定されたタイミングにて1気筒ずつ独立噴射すること
(点火時期よりはアバウトでもOK)
加速補正でも一般的には二種類あって
「同期加速補正は」
上記同期サイクルの中で、タイマーの割り込み時間までに次の増量噴射時間を予約(割り込み)すること
そのサイクル内で一気筒ずつ割り込み予約できるのか
一回転か
1サイクル(2回転)なのかはそのECUのもつ制御ロジックによる…
おそらくだけど…
MS3では1サイクルごとに見える…
これじゃちょっと遅いんDAよねぇ~(・・;)
わかる人がファームウェアコードを見れば、ソレはわかると思う(ヲレぬは解からんけども)
昔だれかに…
「非同期で吹いたところで間に合わない」と聞いた事もあるんだけど
全く間に合わないような機能をメーカーが付けるのか?と…
割り込み可能なタイマー(タイミング)の問題もあるし
全く間に合わなくても、無いよりはましで、無いよりは良くなるなら付けますわなと
確かに、純正ECUやHALTECHやV-PROにも普通に付いている機能なので
意味が
無い訳ナイと思うんですヨね
かと言って、付いていない機能に関して論じても仕方が無いことなので
付いている機能で良くしていくしか無い訳ですが…(・・;)
フルコンと言えど、ノーマルと同等ってのが私の理想なんですが、
なかなかムヅカシイもんですョね~~
2014/03
トリガー(エンジンポジション入力方法)を変更した現時点での制御レベルに不満は一切なく
正にノーマルを凌駕するレベルまで適合可能だと自負できる
今後はVVTの移植やターボチャージャー:インジェクターフューエルポンプ交換など
どこまでやるかはわからないけどできる範囲でチューニングを楽しむ予定。