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いやぁ…宇宙戦艦ヤマトってホントに良いものですね(´∀｀)

亡き水野晴朗風に始めて見ました(笑)

…ってホントに良いんたモン(´∀｀)。

テレビでの鑑賞の為、総評は全話見てからになるけど…結構小技が冴える。

良く見てないと見逃す、気が付かない…そんなシーンをいくつも用意してる。

嫌われ者的に役割を持たされているキャラが一度だけ「おっ!?」と思わせるシーンがある。

フラーケンの副官(名前忘れた)が虜囚の星の提督にパワハラされた外種族の兵を庇おうとしたり…同時にそのフラーケンまで同じ行動してたり(笑)

ヤマト内の悪役伊東の逝く前のヤマトを気遣ったセリフとか…。

ガミラスのヒス副総統が脱出の最中、気絶して倒れて誰も助けないヒルデを助けたり…

いずれもファンを得にくいキャラクター…しかし、一瞬見せる善行のギャップは日本人の弱いところをクスグリます。(´∀｀)ｱｩ

宮崎アニメに良く見られる「完全な悪者は居ない」的な造り。
勧善懲悪のヒーローモノとは対極のものですナ。

これをやると話の組み立てとかキャラ作りとかが複雑になって制作が難しくなっていくんですよね。
でもお陰でストーリーに深味が出て面白い(*´∇｀)=з。


映像の描き込みもタダ事ではありません。

CGのなめらかでリアル感ある動きも感動モノですが…細部の手抜き無しのこだわりは逆に心配になる程。

ファルコンに乗ったパイロットのシートベルト。
バックルまでは当然としてもベルトアジャスターまで描き込んでいるとはΣ(￣□￣；…もはや病気と言っても良いくらい。

脱帽です。

破壊シーンなども殆ど単純な爆発ではなく着弾・変形・爆発とプロセスを守っていて、こと変形の複雑さときたら…。
手描きも加わえるというので「CGだから当たり前」では効かないのです。

「攻殻機動隊」や「戦闘妖精雪風」を手掛けたプロジェクトI･Gなので結構やってくると思ってましたが…想像以上です(´∀｀;)

今回のヤマトはヤマトを見て育った世代のヤマト好きのスタッフが集まって作った作品。
参加したくても出来なかったスタッフも大勢いたのでは!?

某CMで「好きはデカイんですよ、好きは！」なんてのがありましたが、正にそんな強力な「好き」のエネルギーが集約して出来たかつて無いアニメです。

既に現在で僕の満足度は100％。
最終話をもって120％になる事でしょう。(´∀｀)