
FIAT500用のフロントディスクブレーキキットはずいぶん昔からありました。
しかし、ドラムブレーキでブレーキシューの変更やホイールシリンダーの径の選定、マスター+ホイールシリンダーの内部ピストン+シールの品質向上、ブレーキホースの強化(ステンレスメッシュ)などでドラムブレーキでもなんら不満無い状況でしたので自分自身ディスクが必要という段階に来ませんでした。
コルサ号で130km/hくらいからのブレーキングでもまだドラムでも問題ない・・・というかフロントがディスクになって制動力が大幅にアップすると荷重の少ない右前(左ハンドルなら)が今のドラムより簡単にロックしてしまい逆に危ない挙動を見せるのでドラム以上の制動力は必要ない状況でした。
先日の鈴鹿のテストでウェイトバランスを考え実行しましたところやはり大幅に右前ロックの限界がアップし左右のバランスがすごく良くなりました。
良くなったと言う事はもっと制動力を上げれる+ウェイトで重くなったので止まらなくなった分を制動力でカバーしないといけない。ということで、ドラムブレーキではもう限界の所まで来ていたので、ついにディスク化を検討してます。
でも単にディスクにするだけでは面白くありません。装着する前からただ単に装着する第1段階。単なる装着よりもう少し制動力アップしたバージョンの第2段階。くらい2種類は準備してテストしないとね。
ディスクキットは従来からのタイプは1種類、近年に加えて数種類見かけますが、今後のメンテナンスも考えるとキャリパーシールキットやパッドの入手、スポーツパッドの入手などを考えると近年のなんだか分からないキャリパーのものを使うと消耗交換パーツが手に入れにくかったら装着する意味がありません。
そこで昔からあるディスクキットを観察。
これはビアンキA112のキャリパーを加工してディスクローター(A112、パンダ、124など用)の直径を小さく加工してセットしたもので消耗部品は手に入ります。これにホイール取り付け用のPCD190用アダプタを付けて500には使います。ホイールトレッドが約5mm広くなり少し外に出るようになります。
設計の古いキャリパーキットがベースなので全体に重くフローティングキャリパーの動きも少し渋い設計のもの。キャリパーも分厚くおそらく12インチホイールが履けるようにローターの径を小さくして無理やりキャリパーが内側に付くように加工してあります。ローターの直径が小さいと制動力は小さくなります。
ローター径はまだ同じままですが、キャリパーASSYを最新某国産車のものをあてがうとずいぶんスリムで軽く消耗部品もスポーツパッドも簡単に手に入ります。しかも全体外径ギリギリまでならローターの直径を大きく出来る余裕が残ってます。
これならローター直径大きいのと2種類作れます。
コルサ号は13インチになってるのでもっと大きくも出来ますね。
とりあえず小さいほうから段階的にテストしていきます。
国産キャリパーのセットは何台ぶんか作っておきましょうかね^^
コルサ号はこれにPCDチェンジャー入れて現在の13インチを履かせます。
Posted at 2014/01/27 00:30:14 | |
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