
エンジンをオーバーホールして2年。
走行距離は5000km程で車検と共にエンジンメンテナンスをしたのですが、お決まりのヘッド増し締め確認やタペット調整、キャブレター清掃、デスビグリスアップにポイント交換などを行い試運転しましたところ、エンジンから全く正常な音とは少し違うタペット音のような音がひとつ多い事に気が付きました。
私がこんなもんですから様子を見てくださいと言えば、そのまま乗られていたでしょう。
正直、当初は軽く見るだけなら原因は解らず様子を見てもらおうかと言う思いが一瞬横切りました。しかしこのエンジンはノーマルカム+超軽量ビッグバルブヘッド仕様なので、ハイカムならかなり大きめのタペット音はなりますが、ノーマルカムならこんな音は鳴らないのは自分が理解しております。
やはり原因はあるはずで、調べるとエンジンオーバーホール時にカムシャフトはその時輸入した新品のノーマルカムシャフトを使用している記録がありました。
最近はハイカムはコロンボバリアーニ製を使用して全くカムに問題はありません。少し前はノーブランドのカムシャフトも使った事がありますが、ノーブランドでも何の問題もなく使用出来てるのがほとんどで数例だけカムが粗悪な品質のを見た事がありました。
カムを確認しないと気が済まないので、外して見ると原因がやはりそこにありました。
カム山は滑らかなおにぎり型をしているものですが、一カ所のカム山の頂点の少し手前が磨耗して滑らかなおにぎり型をしていません。
そのせいか4つ共、同じコンディションのタペットの面だった筈が異常な箇所のみ湾曲したように異常磨耗しております。
カム山が滑らかでない為にタペットが踊る現象が起こってプッシュロッドを介してロッカーアーム付近から余分な音が聞こえていたのでした。このまま乗っても確かにすぐにエンジンが止まる事はありませんが、そのままで良い筈はありません。
こんなもんですからと渡さずきちんと見てよかったです。
私が組んだエンジンですから5000kmくらいで壊れるなんて許しません。これらの作業は全て私持ちで行います♪時間は余分に掛かりましたが、お許しください~

Posted at 2012/11/25 19:14:36 | |
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