かねてからの念願だったO2センサーを交換しようと思い立ち、製品を探すも、なかなか安価な物が見つからない…
BOSCHのユニバーサルタイプなら8000円程度で買えるのでそれにしようと思っていたのですが、ふと思い立ってAmazonを検索。
やはり出てこない…
そう言えば以前、みん友の
すぱにこみさんから、アメリカはパーツが安いと聞いた事を思いだして、本国のサイトもチェック。そうしたら何と、専用タイプが安いではないですか!
右バンク用が80ドル10セント、
左バンク用が78ドル37セント、速達送料の13ドル29セントと関税の8ドル59セントを入れても、合計180ドル35セント!何と14000円で専用タイプが買えてしまう!
これは買うしかないでしょう。
と言う事で、生まれて初めてAmazonを利用してみました。
まさか初めて使うAmazonがアメリカのAmazonとは。(笑)
通常の送料だと9ドル80セントですが、到着は25日頃。2ドル50セントほど足すだけで4~7日間で着くならば、速達を選択しちゃいます。
無事8日に商品が到着したので、早速確認がてら写真撮影。
右バンク用
左バンク用
早速取り付けようと思ったのですが、ジャッキもウマも無く、車体下に潜ってセンサーを外す事が出来ないので、やむなくショップに依頼する事に。
どこに頼もうか悩んだのですが、以前ワンオフでセンターマフラーを作った横浜の
アブソリュートに決定。早速持ち込んで着けて貰う事にしました。
朝、アブソリュートに向かい首都高で首都環状線外回りの八重洲トンネルに入ろうとしたところ、トンネル入口にある信号機が赤信号になっています。
中で事故でもあったのかとスピードを落として入ってみると、最初の右カーブでポルシェ911タイプ964のシルバーが左壁面に突っ込んで立ち往生しているではないですか!足回りまでは逝ってないようですが、左前のバンパーがグシャッとなってます。
ハザードを点けて911から少し先に停めたのですが、911はハザードは点けているのものの、車体が斜めになっている為か見え辛く、また停止表示板も出していなかったので、赤信号に気が付かない後続車が結構なスピードでトンネルに進入してきては、止まっている911に気が付いて急ブレーキを掛けるという危険な状態でした。
まずはドライバーの状態を確認する為に見に行き、スモークが貼ってあるフロントウィンドウ越しに「大丈夫ですか?」と声を掛けると窓が開き、携帯で電話中のドライバーから「大丈夫です」との回答が。でもかなり動揺しているみたいでした。
このままだと二次事故の恐れがあったので、買ってから今まで一度も使った事がなかった
回転式の停止表示灯を初めて引っ張り出して点灯し、屋根の上に載せて911の後ろに移動(点灯しての走行は違法ですが、緊急事態なので…)。その場所でコードが届く限り後ろに回転灯を移動させて救援が来るまで待っていたのですが、程無くトンネルに入ってくる車が途絶えました。きっと電光掲示板に「トンネル通行止め」の表示が出たのでしょう。
15分程で黄色の公団車(今は「公団」ではないですね)が到着。話してみると、監視カメラで事故を見付け、トンネル入口の信号を赤にしたけれど、みんな気が付かないか知らないでトンネルに入っていったとの事。パトロールからお礼を言われちゃいました。
後をパトロールに任せて出発し、予定時刻より少し遅れてアブソリュートに到着。
早速リフトで車を上げ、O2センサーの交換作業に入ります。
そう言えば、チャンバーを装着したところを一度も見ていなかったので、これ幸いとばかりに早速写真をパチリ。
う~ん、格好良いです。(自画自賛)
O2センサーはさしたる固着も無く、スムーズに外せたそうです。
外したセンサーの新旧を比較。
右バンク(右が新品)
左バンク(右が新品)
多少の焼けと汚れは見えるものの、あまり見た目の違いはありませんでした。
程無くして無事作業は終了。
そこでこれもかねてからの懸案だったHIDの換装について聞くと、この時間は他の作業予定も入っていないのでOKとの事。付けて貰う事にしました。
今回買ったのはこのHID。
大陸製なのか、漢字の一部が簡体字になってます。
ぱっと見、しっかりしているような感じがします。
リフトから降ろして、HID交換作業に着手。まずはヘッドライトを車体から外します。
ヘッドライトの裏側はこんな感じです。純正バラストはこの位置に付いてます。
新しいバラストは、大きさも厚さも純正とほぼ同じだったので、トレードインで装着しました。
バラストへの電源コードは純正をそのまま流用する予定でしたが、バラスト寄りの所に僅かな皮膜切れがあるのが見つかり、急遽キット付属の電源コードに純正のカプラーを接続して使う事に。
結線はギボシを使うかと思いきや、ハンダで固定して熱収縮チューブで覆うという本格的なものでした。自分で取り付け作業していたら、見落とすか、せいぜいギボシ結線でお茶を濁していたと思います。さすがプロの仕事です。
そして僕の要望で、念のためのバーナー空焚き。せっかく新しいHIDを付けたのに、ヘッドライト内が白く濁ってしまったら洒落になりません。
3000kを指定していたのですが、良い意味で想像が裏切られ、かなりきちんとした黄色が出ています。左右の色違いも殆ど認められませんでした。
そして無事装着完了!
最近は白ばかりで、滅多に見かけなくなった黄色いヘッドライトの完成です。
これで悪天候時の視認性が上がった事でしょう。(笑)
でも難点が一つ。
写真では解り辛いですが、今まで黄色だと思っていたフォグが、思ったより黄色じゃない事が判ってしまう事に…
まぁ、仕方がないと言えば言えるのですが…
これからは黄色のヘッドライトが、僕のトレードマークになりそうです。
Posted at 2011/12/09 21:51:51 | |
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