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江戸幕府が発注した二隻目の軍艦が『咸臨丸』

1860年に我が国で初めて太平洋を横断した船としても有名。

幕末、咸臨丸は千葉の銚子沖で暴風雨に遭い下田港に入港。

清水港で修理中に明治政府軍（官軍）に拿捕される。

この時幕府側乗組員が皆殺しにされ遺体は放置された。

その遺体を清水次郎長が手厚く埋葬したことが縁で幕臣『山岡 鉄舟』と親交が生まれる。

明治20年清水次郎長は清水市内の寺に旧幕府乗組員の墓を建てて供養している。

明治時代、咸臨丸は明治政府の輸送船となり、本州と北海道を行き来する事になった。

そして1871年（明治4年）旧暦9月19日仙台伊達藩家臣「岩倉氏」の旧家臣401名を開拓民として北海道へ移住させる為小樽へ輸送中北海道木古内町泉沢沖で暴風雨により遭難、サラキ岬沖で破船、沈没する。

時は流れて２００６年（平成１８年）北海道木古内町で咸臨丸の錨が発見された。



北海道には道南を中心に沢山の旧幕府軍や明治政府の軍艦が沈んでいます。


木古内町HP↓

http://www.town.kikonai.hokkaido.jp/kankoujouhou/rekishibunkazai/kanrinmaru.htm





江差沖で沈没した『開陽丸』復元船の前で昨年夏撮影↑