2014年03月10日
きんパイ命的愛車遍歴しょの①
今週1週間は、私が過去に乗ってきた愛車について覚えている事を書こうと思います。
私のプロフィールに簡単な所有歴が書いてあります。
本日は1台目のクルマです。残念ながら写真が1枚もありませんので悪しからず。
昭和47年式日産サニー1200DX 4ドアセダン
有名なB110 の後期型です。
フロント&リヤの意匠が変わったモデルで、DX なのでシングルキャブ4MT のありふれたスペックです。
この車は我が家とって色んな意味で特別なクルマでした。
①初めての普通車の新車:
それまで親父はマツダキャロルに乗っていて、家族四人が乗ると手荷物の置場に困り、当時小学生の子供とは言うものの後席は荷物で身動き出来なかった(笑)
なので、トランクのある普通車の登場は特別でした。
親父にとっても待望の普通車の新車だけあって、それはそれは大事にしてました。
事ある毎に洗車したりワックス掛けしてましたし、始業点検はゆうに及ばず、オイル&エレメント交換は職場の自動車学校のガレージへ持っていっては自らやってました。
だからエンジンルームはもちろんエンジンも油汚れもなくピカピカでした。
②初めてのステレオ付:
後付けでしたが、8トラックのステレオが付いていて大音量の音楽と低音の迫力に感激したものです。
当時流行りの南沙織や天地真理、麻丘めぐみとかの歌謡曲を覚えたのはクルマの中でした。
今思えば親父も随分とナウい歌を聴いていたんだなぁ(笑)
③初めて私が運転したクルマ:
免許を取って初めて運転したのもこのクルマでした。
当時、教習車は230のセドリックのコラム3速。
このクルマはフロア4速なので、シフトチェンジに戸惑いましたねぇ。
初めのころは親父も同乗。
シフトチェンジする時にギヤがどこに入っているか確かめるために下を向き、親父に怒られたっけ。
④初めてのドレスアップ&チューンアップ:
排ガス規制で無鉛対応済みなのにナゼか高速有鉛仕様(笑)
プラグコード(透明な被服で芯線が太いワイヤーみたいなのでプラグ側に雑音防止のコンデンサが付いてた)、デスビポイント(接点が何たらちう金属でスリットが付いてたかな)、デスビキャップ(透明なポリカ製のヤツね)は交換。
点火時期はストロボなんか使わずに適当に早め、プラグはBP-6ESにしてハイオク炊いてた。
カー用品でトランクオープナーを付けたり、間欠ワイパーユニット買って付けて雨降りに優越感に浸ったり、ホイールリングとセンターキャップ&日産のロゴ入りマッドガードで足元を決めてた。
休日は当てもなくクルマを走らせ、遠くは浜松、米原、四日市あたりまでドライブ。
クーラーレスなので夏は大変でしたが、私も若かったし女友達二人乗せて窓全開で伊良湖まで泳ぎに行ったり、全然苦にならなかったなぁ。
とにかくクルマが運転出来ることが楽しくて仕方なかったですね。
我が家に来て8年、そんなクルマも雪の降った朝の通勤途中の凍結した農道で、前を走っていた送迎マイクロバスの減速したのを避けるため慌て、ハンドルを右に切ったまではよかったが、ついブレーキを踏んだのが命取り。
車体は右を向いたままツツーと滑って停車しかけたマイクロバスにドスン♪
この事故で私のクルマは左フロントが潰れハンドルが回せなくなり昇天。
それまでメカニカルな故障は全くなく、この事故がなければまだまだ乗れたのに残念です。
親父から譲ってもらって3年、私にとってホントに色んな思い出のあるクルマでした。
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Posted at
2014/03/10 12:02:08
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