意味不明なタイトルの理由は後半で。
金曜日の夜から今日の夕方にかけて、予定通りクラッチの交換を会社の整備工場にて行いました。
いつもお世話になってる隠れ家整備のSさん、同じく整備士のOさん、それから金曜日は会社の同級にも手伝ってもらって作業を行ったわけです(^O
金曜日、あらかたの外せるパーツを全て取り去って、オイル、ケミカル系を抜き取り、ドライブシャフトの取り外しまでを夜中の2時くらいまでかかって行なって、土曜日からは本格的にクラッチ交換に入りました。
メンバー外して、トランスファーずらして、クロスメンバー下げて、エンジン傾けて、プロペラ抜いて、ミッション降ろして・・・・・と様々な工程を経て、今日、やっとクラッチを交換できる状態になって、
Sさん、Oさんも「これは今日中になんとかなるね(^O^)」と意気揚々と作業し始めました。
特に問題もなくクラッチを取り替え、ミッションをあーだこーだ揉めながら、たまに喧嘩しながら何とか取り付けて、後はトランスファー組んで、メンバーと外したパーツを戻せばOK!!というところまで来た時、
Sさん「トランスファーのギアが収まらねーぜ(>_<)」
俺「はい???まさかそんなことないだろ~」
Sさん「まぁ組めないことはないけどちょっと面倒だね~」
トランスファーのケースを分解してずらして作業したわけですが、このケースをばらすと、いわゆるACDと言われるやつの大元が現れるわけで、これは厚さ1ミリくらいの薄ーい歯車上の円盤が何十枚も重なった構造になっているわけです。
要するにスリップデフっていうやつですね。
この板と板のあいだにオイルが入り込むことで、摩擦が起きて、左右の回転が変化するわけです。
この板があんまりにも枚数が多いものだから、Sさんもお手上げ。
まあ板にオイルを塗って貼りつけながら作業してなんとか収まってあとはケースを元に戻すだけ。
順調に作業が進む。
俺「なんかトランスファーの中から変な音しなかったか???」
Sさん「気のせいだろ~ネジ締めていけばケースは収まるから大丈夫だろう!」
Oさん「まあギヤがカチッと噛んだ音なんでないの?」
俺「なるほどね。じゃあいいか」
微妙なケースとの隙間に疑問を持ちながらも作業再開。
そして予期せぬ超重大問題がここから発生します・・・・・・・・
「バンッ!!!!」
俺「今のはなんの音なんだよ!?」
Sさん「あれっ。なんかヤバイ予感がするねぇ。」
Oさん「おい!ケース割れたじゃねえか!!!」
Oさんが何か手で探り始めた。
俺の目の前にとんでもないものが。
割れたしまったケースとその破片・・・・・。
写真の部分、パックリと割れてるんです。
Sさんが無理やりネジを締めてケースを納めようとした途端、その力に耐えられすにトランスファーのケースが割れてしまったんです(´-`)
余りにもショック、&これからどうしたらいいのかという事で頭がいっぱいになって30分ほど全員座り込み・・・。
俺「とりあえず三菱に電話してみる」
三菱「どうした?」
俺「ケース割れた。」
三菱「トランスファーはアッセンじゃないと交換できないんだよね・・・」
俺「いくらすんのよ??」
三菱「部品だけで35万円以上は・・・。」
俺呆然。。。。
あまりのショックに電話を投げ捨て、また座り込み。
途中、これに大金かけるならいっそのこと廃車にしたら楽になるのでは。とも考えたものの。
こないだ偶然ラジオで聞いた歌を思い出したわけで、
中西保志の最後の雨。
「本気で忘れるくらいなら泣けるほど愛したりしない・・・。」
そうだなぁ、本気で捨てる気なら最初からクラッチ交換なんかしてないし、これまでこんだけ手をかけて自分なりに仕上げてきたのは何だったんだ・・・。
これから先のことも考えるとかなり痛い出費になることは間違いないですが、
自分にとっては家族同然の存在。
ここで見放すわけには行かないと決め、エボくんを積載車に積んで三菱へ直行!
俺「こんな状態で持ち込んで恥ずかしいけど、俺のエボお願いします。」
という訳で、クラッチ交換に関わった費用も総額合わせると中古でもう一台エボ買えるだけ金額になる可能性がありますが、俺は手放さないことを決めました(^_^)
協力してくれた3人。こんな結果になって物凄い悔しいんだけど、これはこれで仕方ないと思ってます。
協力してくれてありがとう(^_^)
俺はぶっ壊れるまでこのエボに乗り続けます!!
不動になり、三菱直行前のエボ。
詳しい作業内容は後ほど整備手帳にて。
Posted at 2013/06/30 21:57:29 | |
トラックバック(0) | 日記