健康診断な宝モノ

今日は仕事帰りに無料時計診断に寄って来ました。

私家宝第2位座位の“お時計様”登場です。

『BREITLING NAVITIMER FIGHTERS』でござんす。


私(嫁さんも）宝飾品に興味ありません。

服装やら靴やらにも頓着しません。

万年ジーパンだし、靴はアディダスだし、替えもほとんどありません。

夏はTシャツ、寒くなったらCWU-45/PかA-2でOK←もう25年は着ている貧乏性。

通勤着はジャージです(だってチャリ通勤だもん）

お時計さんも長らく母ちゃんがビンゴGetして来たG-SHOCKでした。

(今はお仕事中は自分調達G-SHOCKに更新されましたが←ソーラ電池だっ！）


ただね、『NAVITIMER』にはずっと憧れていました。

中坊の頃から知っていました。

このストップウォッチと言うかマイクロ・メータと言うか－

要は私性格の正反対を行く緻密と高精度感がたまりませんでした。

フライトコンピューター（航法計算盤）の簡略版がベゼルになってるんですね。

↑後ろが航法計算盤とその下が航法チャートです。

今でも操縦士な方のFLT BAGにはフライトコンピューターは入っている筈です。

仮にVFR(有視界飛行方式)でクロスカントリ－FLTするなら必要だろうし、

IFR(計器飛行方式)で初めての場所へ飛ぶなら、無いと不安感ある事でしょう。


私的には、このお時計様には『空へのロマン』が詰まっている訳です。

そうは言え高価なモノである事は変わりません。

G-SHOCKなら10個以上買えちゃう価格はそうそう買えるモンではありません。

で、日に10秒位狂ってもスペック内だし‐カレンダー合わせないといかんし‐

なにより非防水と来たモンだ。手洗う時も外さないといけない。

付けてないと止まるしさ‐3年に1度O/H必要だしさ‐

O/HするとG-SHOCK１個買えちゃう金額かかるしさ。

良く買ったもんだね。私ちゃん。改めてセルフ感心だな。


そんなお時計様を手に入れたのは今から10年前でした。

その年‐持家手付して初借金‐人生変わるな‐と思っていたら子が出来たっ!!

家族が増える‐人生変わるな‐と思っていたら、唐突嫁さん曰く‐

“あなた、憧れていたBREITLING買いなヨ”

“これからの人生、あなたの好きな事にはそうそう投資出来ません”

“ココは一丁腹をくくる覚悟でBREITLINGを買っときなさい”

“今買わなければ、あなた一生BREITLING買えませんヨ”

と、清水の舞台からおケツを三段飛び蹴りしてくれたのでした。


ありがとう嫁さん、コイツは私のささやかな“自尊心”の象徴です。

全然似合わないとは思うけれど、いつか似会うオヤジになりたいもんです。

私(今まで)人生のシンボルでもあります(と自分で思っている）


と言う訳で今日は販促フェア中の無償診断コーナーに寄って来ました。

去年O/Hに出したばかりなので不安はありませんでしたが、結果は良好。

着飾った若い男女が複数いらっしゃる中で、ジャージおやじでした。

完全に浮いている‐お店もお客様もちょっと迷惑だったかも。

でもいいんだ。俺様流だ‐ってか、こんなモンです。

ちゃんと時計持ってるし、この店系列で買ったし、悪くないよね。

お行儀も良かったし、こんばんは‐も‐ありがとう‐も言ったからね。

少しづつお時計様に似会うオヤジになれる様、心がけたいと思いまする。

沢山時計を持っていらっしゃる方や色々なブランドをお持ちの方もいますが、

私コレ『ONLY ONE』でございます。

『BEST ONE』である事は10年経っても普遍であります。

小自慢な話でした。