Legacy-315

先週の百里基地遠征画像整理を粛々と進めています。

百里基地航空祭も無事に終了し‐
快晴の下で飛んだF-4達‐特に“デカけろヨン”の美しい乱舞画像の数々をWEBで拝見すると、祭当日参戦したかったな・・・と無いものねだりに羨ましく思わないでもないのですが‐

まぁ、この際、デコ彩色370Galタンク付撮れて良かったと思うことにしたいと思います。
(以下またもやヲタ話が続きます)




実は‐
この“デカけろヨン”くん、私の中で不思議な機体でした(と言うか、です)
空自のF-4EJは総数140機が1971～1981年の10年間で調達されました。
通し番号で301‐440のサイド・ナンバーで個体識別されています。

若い機体でも機齢40年位‐徐々に耐用年(総飛行時間)数に達している様で、残存機も概ね機番400～以降の製造後期機ばかりに見えます。

その中で315号機
因みにこの機体は純国産(ライセンス生産)2号機にあたり、1973年国有財産登録された事がシリアル番号から推察できます。

前はともかく後の機番もことごとく用途廃止で抹消されている(初号機301号除く)のに今尚現役なのはきっと何かの理由により累計飛行時間に余裕があるからなのではないかと思います。
個人的には“ファントムおじいちゃん”と揶揄されるのに違和感を感じる(だって1971年以降生まれなんて後輩じゃないかよ、俺おじいちゃんなんて言われるのまだ嫌だしさ‐的な)ものの、315号機が大ベテランな現役であるのは間違いありません。
その老兵が注目のスペマ機に仕立てられ、ぶっ飛びデモるなんて素敵だと思っています。




画像整理する中で見つけた315号機の想い出など添えておきましょう。

この頃のFLTって低かったよなぁ～by300㎜レンズ


北海道旅行に行った折、千歳基地を覗いたら302Sqも里帰りしてました‐みたいな。


2018年夏‐302SqがF-4を手放す約半年前‐ガンガンぶっ飛んでました。


右側の尾白鷲マークが夏の時点でも剥げ剥げで‐てっきり機種転換と併せ用廃されるものと勝手に想像してました：汗
“F-4さいこーー”に語呂合わせ読みできなくもないですね。




いつまでも元気でいて欲しいです。
(新田原の里帰デモに行くと良いですねぇ～)