
LEXUS嬢はおもてなしのエキスパートだと思います。
“カッパさまお帰りなさいませ”とドア脇で迎えてくれて‐
“如何でしたかドライブは?”と聞いてくれて‐
最高~♪、と答えれば‐
“ISは本当に恰好イイですよね”‐と心くすぐって来ます。
本当にねぇ~、あんまり恰好良くて欲しくなっちゃうわ~、と返せば‐
“とってもお似合いですよ♪”と、とびきりの笑顔でにっこり‐
うまいっ!!
上手過ぎるぞっ!!
お嬢さんっ!!
もう少し若かったら、こう言ってしまった筈、
「じゃ、貴方も助手席に似合うと確信するから、初ドライブに付き合ってくれませんか? それが今から判子押す最後の条件です」
とかね、
瞬間思いました、
言わなかったけれど、
ジェントルメンだから、
何よりISまだ買わないし‐
の試乗から戻って店内にエスコートされた時の回想など、一瞬心が洗われた私的にホロ甘苦い人生の記憶になるのかも!?
再び試乗でお世話になりました。
正確には、自宅立体駐車場に入庫可能であるか実地検証することがお借りした最大目的です。
併せて、自宅待機中の“マダムLEXUS”にIS初お披露目でもありました。
“マダムLEXUS”はまだ店舗に行きたいと言わないし、内装オーカーを見れば間違いなく「コレじゃなきゃ嫌」と言う確信120%なので連れて行きたくありません。
グレードを誘導する為には外装色が第一候補である「ソニッククロム」であり、且つ「Fスポ」である必要があったので‐
両条件に唯一合致する試乗車な『350』を指名、一石二鳥的に人生初3.5ℓ体験。
大変見慣れたレイアウトだこと‐3.5ℓは残したいから残した‐そうです、エンジニアの意地的??
念願の2GRを駆る事が出来ました。
図らずも、『350』『300』『300h』の各エンジンのNEW ISを味わえたのは良かったです。
NEW ISそのものの試乗体感は、前回は心の準備もあまり無いうちに緊張感や高揚感が綯い交ぜになって舞い上がっていたと反省するけれど、今回は試してみたいことや体感検証してみたいことを自分なりに整理して冷静に挑めました。
何より、店舗へ乗り付けたX号から乗り換えて、直ちに来た道を戻った事で体感比較が鮮明となった印象です。
それでは記憶も生々しい内に備忘録。
※私用です、独り言状態のメモですから悪しからず。
前回2.0ℓターボに乗って、「X号と同じ位煩い」と思ったのは大いなる誤解であり、3.5ℓでも走り始めの段階からX号より断然静かでした。
前回誤認したのは最初に乗ったハイブリッド型『300h』からの乗り換えだった為、誤解したのだと思います。
逆に言えば、日常使いでは『300h』は非常に静かに感じ、これを利点と考えるか物足らないと感じるかは各自の価値観でしょう。
ハンドルに対する応答性は、X号に比較して本当に気持ち良いと改めて感じるのは間違いなし。
素の状態で、運転が楽しいなぁ~、と思えるし、レーンキープ機能や前車追従機能をONすれば、ハンドル操作負担が軽減されるので渋滞時や単調な高速走行時は疲労抑制効果高いと思いました。
ココの部分はマークXと次元が異なる進化を実感して、未来にいるなぁ~とつくづく高揚しました。
19インチを履いている割にはギャップの突き上げも不快感なく(乗っている間に1度だけゴンを体感出来て、むしろ嬉しかったです)逆に、我がX号のショックがそれなりにヘタって来ている現実を認識しました(4本ともリーク指摘されている純正脚です)
タイヤ銘柄は撮った画像を見返して気付きましたがPOTENZAとDUNLOP系とあるみたいです。
ドライブシートについてバケットシート型のサイドホールド感が際立つのも改めて実感出来ました。
“マダムLEXUS”からの要望案件の一つがバケットシート形状であること‐なので是非体感してもらおうと思っていたら、「今日は乗りたくない」と固辞されてしまった・・
(理由が‐あつ森‐したいから、は聞かなかった事にしようと・・女子脳はこんなもんかと・・)
運転席周りのスイッチ類もだいぶ把握した所で、体感してみたかったことの一つが「スポーツモード」への切り替えでした。
メーター表示色が変わりエヴァの「覚醒モード」みたく、その気になります。
『350』だからなのか判りませんが、特に「Sport S+」は楽しかったです、Nomal、Ecoでも市街地走行に不足は感じなかったけれど、ここ一番のワインディング等、純粋に車を操るドライブを堪能したい時に「Sport S+」に切り替えると相当楽しめる筈。
(契約前に必ず300h再試乗してSport S+試したいと思いました‐この時点では・・・)
我がX号の「SPORT」モードは、シフトUPのタイミング変化位しか(凡人の)私には判らないのですが、ISは明確にEPSの変化やアクセル・レートの変化が感じられ個性がガラっと変化するのが体感できます。
大きなダイヤルで手が届きやすく、瞬時にモード変更出来るインターフェイスも良いと感じました。
(一度味わうと虜になります)
吉宗の障子‐も体感・・多分購入半年後から年1回位しか触らなくなる予感なギミック・・・
私はMC前のISの乗り味は知りませんけれど(少なくとも130Xよりは良いことでしょう)
NEW ISの進化(変化)は大きいのではないかと想像します。
ウンチク本を読んで理解するのは、データ蓄積して改善点を把握し尽くしているN型プラットフォームをブラッシュアップすることが、重量増、価格増を抑制しつつ性能向上を図る最善策である判断‐だったそうで、シャーシのキャリーオーバーと言っても、従来のNナロー型からNワイド型に変更している為、FMC相当の割に価格据え置きとは、購入希望の庶民的にはありがたい限りかと‐
(もっとも北米販売価格ならば、同額予算で350買えるんですけど・・・、国産割高に感じるんですけど・・・)
NEW IS‐
走るの大好きな方に是非体感して頂きたいです。
ハブボルト化の締結剛性向上は理屈的に大いに理解できますが、何より乗ってハンドルを切れば瞬時に(凡人オヤジにも)判ります。
純粋に「これ気持ちいい~、楽しい、嬉しい~♪」と私は思いました。
さて、比較対象の欧米車群に比して、アンビエント・ライト系がチープと評され、未だに電球仕様が多々あるのは知った上だったので、照明感はどうなんだろう‐と少し危惧していましたが、
(正確に言えば、おLEXUS様に“LED CHIP打替え”とか2度と絶対にしたくない‐です)
こんなに白いなら全然OKだと(私は)感じますし、
後席シートベルト警告の赤は走行時消えるので気になりません。
高級且つ落ち着いた雰囲気で好感です。
そもそも、どうしてマークXは純正が緑だったのだろうか??
当初‐パワーウィンドゥS/Wって照明すら無いの?と思ったのは杞憂でした。
間接照明的で上品な感じ‐
リア天井ライトのガイダンスもLED発光で綺麗です。
電球仕様なのは、フット・ライト、カーテシライト、バニティーミラーライト、リア・ウインカー等、割と交換が用意な場所ばかり。
気になるならば自分で替えれば良いだけのことだと感想します。
さて、当初内装色赤に軍配を上げていた“マダムLEXUS”は今回乗り付けた黒内装が気に入りました。
私は逆に黒と思っていた当初から、赤も悪くないと思い始めたココまでだけど、Fスポが譲れない主張ならばそれ以外は妻子の要望を反映したいと思ったり。
黒にしても、もう少しワンポイントのサシ色があっても良いのにな‐と思わなくもないですがセダンは選択肢が少なくて残念です。
色々選択肢が充実しているのがSUV型なのはLEXUSも同じなのは世の流れと言うことでしょう。
外装色の方は“ソニッククロム”が“マダムLEXUS”の目に適いました。
実は‐私的に2度と嫌だと思っていたBlackも以前別店舗で実車を見た時に捨て難く感じ出して、、
ラメ入りのBlackならば傷も目立ち難いのでは‐など思っていたら、“マダムLEXUS”曰く、ソリッドBlackだから良いのであって、ラメ入りならガンメタ(※ソニッククロム)の方が好み‐とのことでした。
NEW IS販売開始から間もなく3ヶ月‐
年間販売目標3000台(月産250台)の計画が、すでに4000台のオーダーを受けたのだとか‐
優先増産に着手した‐みたいな嬉しい噂も伝わります。
どのみち、我がX号の車検切れには間に合わないし、そもそもX号は調子イイし、愛着もあるし、、、
なにより、今のご時世、車を買い替えても、行ける場所も楽しめることも限られて、、先走る案件でもない‐と、割と余裕だった訳です、マダムLEXUSは全然買う気だし(※但し、あつ森が優先順位上位みたいです・・)、全て安泰‐
家に乗り付けるまでは‐
強いて言えば、1点危惧するけれど、それはまぁ、杞憂で終わるだろう、案ずるより産むが易し‐的に楽観していたのでした‐
家に乗り付けるまでは‐
次回で「庶民LEXUSが欲しくなる」‐NEW IS狂騒ネタは一段落するつもりです。
その衝撃の結末に備えよっ!!
次回予告‐
『旦那の‐アレ‐が入らない』
(仮題)
乞う!ご期待っ!!かっ!?