
残暑お見舞い申し上げます。
皆々様はお盆休みを堪能されているでしょうか?
かく言う私も多分社会人になって初のお盆期間3連休を頂きました。
嬉しいデス、受験生を抱え何も出来ない3連休って素敵杉♪
さて、ほとぼりも醒め、本日最終顛末を聞き取って来ましたので、その後の件を綴っておきましょう。
初愛車納車4日目‐を訂正し、納車3日目、走行累計距離僅か70㎞の時点で新車を追突傷モノにされてしまった姪の彼氏くんの後日談です。
幸いなことに彼の体は大丈夫そうです。
医者の見立て通り、後遺症も無さそうで良かったです。
車の修理に関して‐
事故後3日目に加害者本人の希望により彼氏くんへ面会謝罪がありました。
この日までは保険屋以外連絡が無いことが些か気になっていましたが、それなりに誠意を感じる相手のようでした。
やはり加害者になってしまった場合は早めに謝罪をしておくのが心情印象として良いのではないかと改めて感じました(そうはなりたくないですが‐)
相談を受けていた私として、当時彼氏くんに伝えたのは‐
“心のありったけ文句を言えば良いし、車は完璧に治せ‐と言って良いけれど、君の会社が先方にも知れている事を忘れちゃいけないよ、世の中どんな人がいるか判らないし、君の仕事だってお客様商売なんだからね”と添えておきました。
相手は60過ぎ定年後数年の初老の方だったとか‐
謝罪の席で保険とは別に慰謝料を払いたい旨、具体的な金額提示の提案を受けたそうです。
この時は保険で修理代や査定落ち分がどこまでカバーされるのか不明だった為、返事は保留の預かり検討と言う形に指南しました‐
金額は伏せますが結果的には、この慰謝料にて手打ちになったようなので、誠意ある相手だった事が不幸中の幸いとでも言えば良いでしょうか‐
相手の保険屋さんが大手であったのも幸いでした。
そして、その保険屋さんの業務取次提携をDラーさんがしている事も良い方向に作用したのではないかと思います。
対保険屋さんとのアドバイスにはこんな事を言いました。
“苦情を聞くのも彼らの仕事だから、新車に替えろ‐と言いなさい、でも新車にはなりませんからそのつもりで”
事故から4日目‐
私的にも楽しみにしていた彼氏くんの新車との初対面はDラー駐車場にて。
文字通り『痛すぎる』容姿でした。
が、じっくり見ると外観的損傷は交換パーツで全て代替可能、エクステリアとして部分塗装や板金が不要見立てだったのでホッとしました(但し、車は修理歴車となる事は確定でした)
Dラーさんに2点ほど照会してみました。
①
なんらかの理由で納車3日目に事故前の無傷なこの車を手放すと仮定した場合、Dラーさんは新車販売価格から幾ら落ちた査定を出すのか??
答‐80万円だそうです。
所有権の移譲と共に80万円減とはちょっとシュール(笑)
皆さま登録済車は新車に非ず、どんな製品でも箱から出した瞬間に25%位は値落ちするのが資本流通社会と言うことでしょうか。
②
彼氏くんは残価設定ローンで車を買いました。
3年後の初回車検時3択選択肢において“事故歴等で極端に査定額が低下した場合、差額精算”とあります。今回の事故での査定低下評価額は幾らであるか?
答‐24万円減額見積になるそうです(逆に手放すならば24万円追徴されるって事)
因みにその後、事故修理総額は73万円となりました。
停車中の追突事故ですから過失割合は0:10として、73万円の修理代に評価損の24万円を上乗せした額は正当に請求できると思われます。
あとは慰謝料‐“納車3日目、僅か70㎞しか走行していない新車を傷物にされ、精神的苦痛や色々不自由を強いられたことへの弁済”
が幾らになるのか‐幾らであれば、彼氏くんが納得出来るのか‐となります。
もっとも色々調べてみましたら、保険屋さんによっては評価損と言う概念の慰謝料は一切認めない会社もあるそうで、この辺りは保険屋さんの規模であったり、掛け金の相場であったりの差があるのかもしれません。
また新車だからと言って、新たな新車で弁償する‐と言うのは保険屋さんには通用しない理屈であり‐(先に記述した様に個人所有物として登録した段階から、その車は当人以外には新車ではなくなる訳で、仮に加害者と直接交渉しようとも、間に法律家が介入すれば、被害者がゴネ屋になってしまうと言うことみたいです)
彼氏くんの保険は弁護士特約が付いているとのことだったので、あとは権利を行使するかどうかも含め本人の意思を尊重する‐と言うか、彼も立派な社会人なので、人生経験を積んでもらうこととして、静観しておりました。
一応‐思う程、慰謝料が認められなかった場合、彼氏くんが愛車への愛着を薄らげてしまわない様に、一案盛っておきました。
“見積段階で憧れていたS尻にしてもらいなさいよ、大した差額でもないから‐”
“それから車は外観新品同様に治ると見立てたから安心して良いよ”
事故から約1ヵ月ほどして、車が治ったとの連絡が届き‐
さて、保険清算、事故清算はどうなったものかと気にはなっていたものの、7月は多忙が続き、ようやく本日聞きとりができました。
修理代満額と評価損満額+保険屋さんの慰謝料+加害者本人からの慰謝料が提示され、双方円満解決に出来たみたいです。
彼自身が相手の保険屋からの提案について異存がなかったそうで、自身の弁護士特約を行使するまでもなかったとの事。
私的にも想定を上回るお詫び条件に思えました。
勿論、新車を傷付けられた事は消えないですし‐
もしかしたら私であれば、初日から激高していたのではないかとも思えば、彼氏くんは耐え難きを耐えた男前でした。
「保険に入っているから、あとは全て保険屋に任せてあります」ではなくて、それなりに誠意のある相手であった点も良かったです。
本人の不注意が原因とは言え、定年後に蓄えの中から計画外の費用捻出することは、先方にとっても負担はあったと思います‐
事故なんて無いに越した事はありません‐
それにしても、改めて若い2人の笑顔が見れて微笑ましい限りです。
皆さまも改めて、交通事故にはお気をつけ下さい。
さてはて、ようやく新車をお披露目するように呼び出すことが出来ました♪
後程‐フォトギャラなど(しばしお待ちを~♪)
