
天気よし、景色は例年と同じく、のどかで平和なGW中の通勤風景に見えます。
けれど‐
緊急事態宣言中です。
変異種(イギリス型)の猛威が凄くて、この1ヶ月足らずであきらかに今までと状況が違って来ていると感じる私ですが、なんとなく、もう大半の人がコロナ禍疲れ‐慣れ、してしまっているようにも見えて心配です。
(※あくまでも私個人の印象ですが‐)
二重変位種(インド型)のようなもっと強烈なヤツが出て来ないように祈るばかりです。
明日は我が身だと思いますから、どうか皆さま自身と大切な人を守る為に改めて考えてみて欲しいです。
と言う趣旨で綴りますが、綺麗ごとや美談にするつもりは毛頭ありません。
我が在住市のHPを見ると‐
5月3日時点で入院率は9%とついに1桁になってしまいました。
ざっくり言えば100人中9人しか入院出来ないってことになりましょうか。
確保病床の使用率が91%とあるけれど、実数として見ると猶予23床です、23人追加されると、もう市内ではコロナ感染者受入れ不可能になると見える(2日前から5床埋まりました・・・)
さらに重傷者用は空き10床とのこと。
陽性判定者は緊急事態宣言中のゴールデンウィークに入っても、減る気配がなくて日計100~200件の高止まり、年齢分布が10代未満からと幅広い点も変異種の特徴と思います。
日に200人も陽性判定されているのに入院できるベッドが23床しかないとは全員軽症なのかと言うと、そうではなくて入院調整中のジャンルに計上されています。
なんと、1,890人もいらっしゃる(2日前から16人増えました・・・)
1,890人の方は入院させてあげたいけれど、受入れ待ち‐と読みます。
因みに軽症の自宅治療や宿泊治療とは別枠なので、体調的に予断を許さない方々の筈です。
実際、日に70人位の人が状態悪化で病院搬送候補になっているものの受入れ調整が追い付かないみたい。
この方々は全員独り暮らしってことはないでしょうから、コロナ患者を抱えた家庭‐すなわちその関係者は常に感染の恐れがあるし、多分濃厚接触者判定されなくとも職場や学校から自動的に自宅待機を仰せつかっている筈です、一家全員日々の生活が大変!!
そのような方であっても、生きる為に買物にも出かけるだろうし、もしかしたら風評被害を恐れてその事実を伏せてお仕事続けているかもしれません・・・収入無くなったら大変ですしね・・

数日前に地元紙に載っていたレポ記事によれば、入院調整中の方はSpO2(血中酸素濃度)が80%切らないと救急搬送対象にならない状況になっていると。
(※兵庫県としては94%以下を目安としているものの、もはや病院調整が不可能な位逼迫していると思われ…ベッド空があっても転がして放置しておけば良いものでも無く、ケアスタッフも逼迫していることでしょう…
一般的にSpO2 95%切ると換気不良判定で酸素投与される数値だと記憶するし、80%代では相当息苦しい筈で放置すれば衰弱する一方だと思います。早期換気改善させないと極めて深刻な事態になると思います。
記事では、この方を搬送するべく出動した救急車が病院選定にさらに4時間要したとありました。
救急車にはO2ボンベがあるので酸素供給は維持出来たでしょうけれど、1搬送に4時間拘束(多分、その後の除染消毒作業も含めると5時間以上)されると、それ以外の出動が出来ない筈で、ご本人も辛かったでしょうけれどその間の別件要請がちゃんと対応出来ていたのか気になります‐
救急車の数は人口割の国基準数値があったと思いますから、昨今の“不要不急要請を控えましょう”啓発以上に多忙を極めているのではないかと思います。
と言うか市内の全救急車が一斉に4時間拘束されてしまうともうそれ以上の搬送が出来ないと考えると怖いです。
お隣の大阪では病院選定が出来ず2日に渡り車内留められた事例‐もニュースになっていました。
これはもう普通ではない、と思う。
救急車も病院も、もっと言えば保健所の担当者な方もコロナ患者だけに対応していれば良い筈ではないけれど、もはやそれに影響されて従来業務が充分出来ない上に、そのコロナで重症になりつつある人が歯止め効かず増えているのが我が街で起こっているのを思うとゾッとします、景色は何も変わらないけれど、至って平和に見えるけれど、状況はかなり深刻だと思わずにいられません。
心のどこかで自分に限って感染しないとか、今夜だけなら呑みに行っても大丈夫とか思っている人がいるとすれば、それは全く根拠が無いし、もっと言えば、この先感染してしまうと今まで通りの行政サービスや医療ケアが受けられない可能性が日々高くなって来ていることをしっかり理解するべきです。
さらに‐
この先、感染者増加が続けば、コロナ罹患者だけではなくて、一般の傷病対応にも影響して来ると予想され、とても恐ろしいことだと思います。
それでも雑踏に出歩きたい?? 他人混同で外食したい??
自然災害‐例えば地震や水害等で、取りあえずは自分の身は自分で守らないといけないのは誰もが思う当たり前な事として、どうしてコロナ禍については、行政に強いられて‐とか、医療従事者に迷惑をかけないため‐とかの他人本位が行動根拠となるのか不思議です。
これもまた正しい方向のオチにしていない報道の影響や、色々他人事に感じる政治家連中の言動行動も影響しているように感じるけれど、感染したら死んじゃう可能性がとても希釈されている気がします。
コロナは殺人ウィルスってみんな知ってるよね?? 今の所薬無いんだよ!
今のワクチン効くかどうかも判らないんだよ!?
何が正解で何が過剰判断なのかは今の段階で誰にも判らないのだから、やはり死にたくないなら、大切な人を守りたければ、不特定多数の他人と接する機会、特に飲食等直接飛沫を摂取してしまうリスクを徹底的に排除しなければならないのだと私は思う。
特に個人的に心配に感じるのは地元だけではなくて、徐々に全国区で、恐らく変異種と思われる感染増加の兆候がある点です。
我が街も半月位で事態が急激に悪化したように感じます、今や市中における陽性変異種の割合は9割越えとのこと。
どうかくれぐれも感染防御の習慣と徹底をして下さい、ご自身と大切な方々へ注意喚起を‐
お互い辛抱して、難局を乗り越えて行きましょう。
明けない夜はない、今はお家で飲食しましょうよ。
‐と思う今日この頃、猛烈に忙しかった仕事後であります。
さぁ~、家で呑むゼ~♪
Posted at 2021/05/04 22:26:01 | |
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小話-車無し | 日記