
先週末-
娘の家族誕生日会を嫁さんの実家でしました。
姪の時から続く家族恒例行事です。
娘もお年頃になって、この先一同で集まる機会もあと何年続くものでしょうか。
年明けに嫁いだ姪も遠路からお祝いに来てくれることになり-
我が家直近の駅まで迎えに行って、実家に一緒に連れて行き、帰りは家まで送ってあげました。
この日、娘のお誕生日プレゼント・リクエストが果たせなかった姪。
数日中に間に合わせるから待っておいて-と笑顔で帰宅したけれど、さすがにシンドそうでした。
さて‐
姪が生まれた時、私はまだ赤の他人だったけれど姪に逢いに行く彼女(嫁さん)を病院の近くまで送った覚えがあります。
もう20数年前のことだけれど・・・
奇遇なことに、その場所は今の我が家の近所であり、通勤経路上だったりします。
最近頓に、あの時、車を停めて待機していた坂道に差し掛かると、あの頃を思い出したりしたのでした。
後部座席に乗せた姪にそんな話をするとニヤニヤ笑いながら聞き流していましたよ。
そして娘の誕生に想いを馳せれば‐
娘が生まれた時は小学校上級生だった姪-
妹分たる従妹が生まれてくるのを心待ちにしていた姪。
なけなしのお小遣いでお祝いのフラワーバスケットを買ってくれて、出産直後に病院に来てくれたのでした。

まだお母さん以外は分娩室に入ってはダメです-と言う看護師さんの目を盗んで、
おばさん(嫁さん)に逢っておいで-と姪を促すと、バスケットを持って病室に入って行きましたっけ。
ベッドに髪がいっぱい付いていて、シーツに血が付いていて、笑ってくれたけど、とても疲れた顔をしていたよ-と教えてくれました。
あの時の事、覚えてる??と尋ねたら、忘れる訳ないやん、衝撃的やったわ-なんて苦笑してました。
あれから娘の年の分、みんなの月日が流れた訳ですねぇ・・・
両親も私達も姉妹達もみな年を重ね、それは成長と言うより老いだと思わずにいられませんが‐
時代は確実に引き継がれていくもので‐
今夜-
私たちはもう車には乗らないで、20数年前に姪が生まれた病院へ歩いて訪問しました。
もう私は外で待たなくていいんです、家族だから。
姪が子どもを産みました。
たんプレ?弟が欲しい-と言った娘のオーダーを姪が叶えてくれました。
あんなに小さかった姪が、すくすく育って、叔父さんは幼稚園にも行ったし、小学校にも行ったし、いろいろな所へ車で連れて行ったし-
そんな姪が大人になって、結婚して、そして新しい家族を生み出すなんて、嬉しくてしょうがない-
女性は偉大だな-と思わずにいられません、娘が誕生した時に感じて以来の感動と畏怖の念です。
来年は合同誕生日会ができるでしょうか。
さしあたっては、この2台で王子の成長を支えることにいたしましょう。
時はあっと言う間に流れていく、どうか家族がいつまでも健康で幸せに満ちていてほしい。

Posted at 2018/10/23 23:12:58 | |
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小話-車無し | 日記