私“必死のぱっち”で捜索したミニX。
皆様お持ちのミニXは豪華な箱入りだと思います。
もしかしたら陳列ケース付かもしれませんね。
私のは愛車同様‐在庫車‐でした。現物のみ。
その点、まったく拘りは無いのですが、
仮に皆様同様な‐箱付き完全品‐だった場合、貧乏性が祟ってこれからやる様な事はしなかったでしょう。
そもそも誰もしないでしょう。充分美観に耐える物体です。芸術的ですらあります。
或いはさっくりと子どもちゃんの愛車化の筈です。
ジャンル‐ミニカーだからそれでOKです。そんなモンです。
でも私はやるんです。塗り分けるんです。
内装再現のリアル感を目にした時から、いてもたってもいられないんです。
しょうがないよね、性分だからね。時間あるしね。材料大概持ってるしね。
非売品純正ミニカーをこねくり回すなんて、なんて贅沢っ!!
数年前に“鬼神迫る勢い”で‐ある模型を作りました。
(コレは訳あって出せないけど←お姉ちゃんフィギャアとかじゃ無いからね、乗り物だからね) とにかく銭に糸目を付けず、ありったけの(大した事無い)私英知を注入して作りました。
あらゆる最新素材や工具もいくつか奮発して、パーツを自作し、デカール(シール)も自作し、展示ケースに数万円投入して‐1年がかりで完成させました。
ま、プラモは昔から好きなんですが、歳とって来ると完成率が年々下がり10年振り位の作成⇒完成だったと思います。
と、言う訳で具材は一通りあります。
問題は去年位からやって来てしまった
『老眼~』!!
近視なんでメガネかけてるんですが、見えないのヨぉ…近くが~…
メガネ外すと良く見えるから、頑張る事にしましょう。
さぁっ!行くぞ!俺っ!!
(バ)カッパのオールペンが始まるヨ‐っ!!
『友』の熱い期待に応えちゃうヨ‐っ!!!
コレ見てやりたくなった“漢”達は続けヨ‐!!(嘘です。傍観しといて下さい)
ミニXはプラモではありません。だから細かい事には拘らない事にします。
素材を生かして塗り分けるだけにします。
間違ってもディティールアップとかしません。
これを自分への
『掟』とします。
実は、例の入手経緯の中で、一瞬だけ邪心が芽生えかけました。
“ざっくりくん”が見つけてくれた「ブロンズ色」を差し出さず、“鮮やかさん”から「ブラック色」をなんとか譲り受けて2台体制にしてしまいたい衝動に駆られたのです。
この場合「ブロンズ色」をベースに大改造を施して、G'sコンセプトⅡを作成してみたいっ!!‐と発想した訳。
ま、ね、万が一『V3』のミニカーでも入手した暁には、この『ショッカー軍団計画』でも検討してみましょう。
多分ね、無いね、そんな事は。
それよりG'sの本物プラモが出ると良いですな。買うからね‐一台。頼みますヨ、タミヤさんかハセガワさん‐あと最近評判上向きなアオシマさん。
(念押しで前期とコンパチにしてくれたら2台買うヨ)
‐と言う訳で解体作業にかかりましょう。
プラスドライバーさえあれば、ネジ2本であっさりボディとシャーシが分離。
シャーシと内装は嵌め込みだけ。実車共々合理的でよろしいですな。
内装は必要最小限のパーツ構成であります。
で、量産化を促進する為に“焼きコテ溶着”されている。
おぉ~合理的だな。熟練した異国のおばちゃんが1分間で20台位量産している様が目に浮かぶ様だね。
このまんまだと“塗り分け”し難いので溶着部を分離する事にしょう。
デザインナイフで注意深く“溶接部”を“コリコリ”すれば、ダッシュボード、ハンドルが分離。
シフト・ノブだけはちょっと無理でした。ま、そんなに邪魔にならないから良し。
座席は前後共に背もたれ部が“キチンと”ツメで勘合してる。
こちらは細いマイナスドライバ‐でツメを浮かせながら分離。
フロアと一体成型されている後部ドア内装は折り曲げ加工で再現‐合理的だね。
このままだとやっぱり“塗り分け”し難いので折り戻しますが、パキっと割れてしまうのも惜しいので少しドライヤーで温めて柔軟性を促進しながら開きます‐アジの開きみたいになったね。
前席ドアの内装のみ当然ボディ側に残ります。ここは勘合がしっかりしている様で少しこじった位ではビクともしません。
せっかくの外装に傷を付けるのも嫌だし、このままでは塗り難いし~と思案しながら観察していたら、なんの事は無い、凝った開閉ギミックがネジで止まっているではないかっ!
“素晴らしい!!”とばかりにドアごと分離です。
いやはや本当に良く出来ているなぁ。
萌えポイントなど‐
・Xオーナーなら絶対判る、間違い無くXなハンドル造形!
・何故そうするんだっ!と思わずにいられないハンドル中央の“水牛”印再現!

・センターパテル左右の“メッキ”再現っ!※但し銀塗装(後期っぽいな)
・同じくエアコン操作部のシルバーサークル加飾っ!
・ドアパネル除く木目加飾の再現っ!
・座席裏のポケット造形再現っ!
Hey! Hey! He~y!! やるじゃんかYo~!
立派な250GじゃんかYo~!
プレミア買わなくて良かったYo~!お顔違うYo!(
嘘です。高くて買えません)
Sパケ買ってたら木目色違ったYo~!(
嘘。一点買いにSパケ無し-欲しかった)
+Mにしてたらエンブレム足らなかったYo~!(
当然嘘です。お金無いっス)
と言う訳で、木目彩色はこのミニカーが250Gである証として保存しましょう。
で、残りの部分を我が愛車“ブラリミ”へと塗り分ける事にしましょう。
続く-竜頭蛇尾にならない様に牛歩で行きまっせ。