
行って参りました。
カニカニ旅行であります。
5年振り位であります。
2ヶ月倹約生活を続けて、旅費捻出致しました。
とは言え、“カニ様”を頂こうと思えば、上限無く恐ろしい金額になりますので、そこは庶民‐リーズナブルを前提に検討した結果、“姫”も大きくなった事を踏まえ、一丁『民宿』にチャレンジして、ただただ予算に占める“カニ様”のウェイト重視作戦をとってみました。
結果的には(我が家的には)大層満足な旅行となりましたので、小自慢しながら上げておこうと思いますから、ご参考下さい(貧乏人めっ!!とは言わないでぇ~)
まず場所は京都久美浜は小天橋の
『くつろぎの宿 浜や』さんに決定でした。
5箇所位の候補からこちらのお宿に決定したのは、規模の割に天然温泉、部屋トイレ付、施設が清潔である‐WEB評判を嫁さんが重視したからであります。
正直‐
“あばら屋でもイイからとにかく旨いカニを口から出そうになる位喰わせてくれ”な私欲求的には当初目論みからズレた感じでしたが、やはり婦女子の意向も尊重しなければなりません。
で、実際、とても良かったと思います。
ここは“民宿”と言うジャンルから分けないといけないかもしれません。
(と個人的には思います)
実は小天橋界隈‐過去同程度の予算にてホテルちっくだったり、旅館ちっくだったりするお宿を利用した事ありましたがどちらもイマイチだった経験がございます。
そもそもカニ様付きでお宿の質まで求めれば、やっぱりそれなりのお値段を出さなければならないモンでありましょう。
我が街から高速乗って舞鶴若狭自動車道を走る事2時間弱‐
途中西紀SAに寄りました。

ここまでは晴天霧が立ち込めてなんとも幻想的な景色でありました。
X号による秋の行楽ドライブは楽しいですな。
げっ!!
みん友さんに出会うの巻

随分テリトリー広げてますねぇ、イイ写真をお待ち致します‐な感。
この後は一気に京丹後に進出し、ちょいと時間を持て余す事になります。
で、
“貧乏根性”にラスト・スパートをかけるべく‐持参‐したおにぎりで昼食をとるべく偶然目に付いた
“某ショッピングセンター”に立ち寄りました。
旅行のカニ様‐が微笑んだ瞬間でした。
或いは・・・
禁断のパンドラの箱を発見してしまった瞬間か・・・
お惣菜コーナーでつまみを入手しておにぎり食べて小休止していた所、魚屋さんが目に入りました。
魚介大好きなんで‐冷やかし‐に覗くと、
“凄いじゃんかよ、普通のショッピングセンター一角に間人ガニ売ってるじゃんかよ”
な発見です。
今宵のボルテージが上がって参ります。
その後、『丹後あじわいの郷』にも寄ってみました。
昔“姫”が小さかった頃、同様に‐カニ旅行‐道中で寄った事を思い出しました。
懐かしかったです。
で、高校駅伝大会コース中とやらで‐本日無料入園‐と旅行のカニ様からお告げがあったとさ。
私的に、みょ~に気に入ってしまったのが、この(私愛称)“ぶたうさぎ”さんです。
でかいです。ブサイクです。小型犬以上位あります。
多分喧嘩したらキンタ君に勝てそうです。
アンジェラちゃんにも勝てそうです。ひなこちゃんより強そうです。
とか、みん友さんの家族達と仮想バトルして楽しみました。
“コレ飼ったら面白そうだねぇ~” と言ったら、
“・・・全然・・・”と妻子に言われました。
動かないし、ふてぶてしいしダメなんでしょう。
とかレジャーしながら、お宿入り。

ココ‐恐ろしく綺麗(清潔)でした。
お部屋、廊下、階段、脱衣所、お風呂‐どこにも埃やら髪の毛やら落ちてません。カビてません。
リニューアルから間が無いのを差し引いても、清潔感たっぷりです。女子受けすると思います。
さりげないお飾りが随所にあり、旅館チックです(旅館・・・なの??)
必要最小限の‐干渉‐です。私好みです。
お部屋に案内されたら“どうぞお風呂に入って下さい”と言われ、あとは夕食まで不干渉です。
食事中も、ほどほどの追加配膳以外は個室してくれます(食事処別途有り)
部屋持ち込みOKです‐でも畳が傷むのでクーラーボックスを畳に置かないで下さい‐ってあります。
冷蔵庫無いですから夏はともかく冬はトランクで天然冷え持参堪能出来ます。
勿論、良心的価格帯で自売機もありました。
ひとっ風呂浴びて、夕食まで散策してみました。
まず海まで数分。
お宿外にはシャワーコーナーもあるし、風呂直行の夏専用玄関あるし、海水浴で来ても便利な事でしょう。
周りは民宿だらけですが、やっぱり‐老舗‐を感じさせる所ばかり。
我が家の妻(子)には今回のお宿が最適に感じました。
イザ、晩餐。
お~一人一匹マイ・ハサミ付きと来たもんだ‐な茹でガニ。
蟹刺身~、美味美味美味~

焼き蟹~、炭じゃなくても旨いぞ~

ちょっと遅れて甲羅味噌~、美味美味美味~

ここからさらに喰らうゾなカニスキ~、〆で雑炊~
で、私だけで‐こうなった。道理で無愛想な“洗面器”な訳だ。
2時間‐黙々とただただただただ‐黙々と、それも野生に帰って、素手で蟹と格闘致しました。
過去、料理長が腕を振るった調理による‐旨い料理‐な蟹も食べた事あります(ちょっとだけ)
でも、
私はコレがしたかったんです。
もう茹でる‐
だけ‐、切った‐
だけ‐、焼いた‐
だけ‐な蟹を貪り喰いたかったんです。
大満足でありました。
そして、完全セルフサービスで蟹を喰らう“姫”に惚れ惚れです。
大きくなったのぉ~、自分で全部剥けるんじゃのぉ~、な万感。
翌日、舞鶴とれとれセンターまで出向いて、旅行の〆である海鮮焼きな昼食を取りました。

快適なX号ドライブにて妻子はお昼ねモードで到着でした。
で、嫁さんが実家に電話して単刀直入みやげ要望品を聞き取りますと‐
『茹で蟹買って来いっ!!』
ハタと思います、とれとれセンターに限った話ではありませんが、みやげ祝儀込み価格な事を、私知ってしまったんであります。どうしても、忘れられない場所が脳裏に過ぎってしまったんであります。
『車窓も綺麗だったしドライブがてら45km戻りまっせ!!』
と前日寄った
“某ショッピングセンター”行きました。
‐○■水産‐さんだそうです。
スマホ持って無いんで、帰宅してからHP参照で知りました‐凄いじゃんかよ。
創業100年!!
緑色のタグは間人ガニの証です。
でもデカイ蟹以外は間人ガニって掲げられず無名で売られています。
お店のプライドなんでしょう。
こんなサイズを間人ガニと売る無かれ‐なのかもしれません。
『お値打ちですよ~、いつもはここには並べないんですよ、たまたまね、昨日の朝沢山仕入れられたから、小さいのは4杯奉仕価格で出させてもらってます』‐だそうな。
小さくたって間人ガニでイイじゃん(ってか謙遜する程小さくないじゃん)
緑色のタグ付きじゃん。って事で、急遽、東京の親へも贈りましたとさ。
で、嫁さん実家より1杯くすねて翌日我が家で後夜祭‐
『オイ、オイ、オイ!!正真正銘‐間人ガニ‐じゃん』
とタグに感動。
一口食べて‐
悶絶っ!!!!
コレはね、ちょっと、宜しくないゾ!!
永年憧れ続けた‐間人ガニ‐何気に食してしまいましたっ!!
『魔性のカニ』‐です。もう後戻り出来ません。
カニ好きな方は覚悟無くして食べてはいけません。
緊急家族会議の結果、満場一致議決。
今年でカニ宿旅行終止符です。
来年以降、カニ‐仕入れ日帰り‐旅行にシフト決定です。
嗚呼っ!!なんて罪なキミよ、間人ガニっ!!
京丹後活性化の為、敢えて店名等伏せましょう。
恐るべしっ!!恐るべしっ!!間人ガニっ!!
もうアンタに首ったけっ!!
な想定外な旅行顛末だったとさ。
※コレはあんまり立派なんで別店舗で盗撮したヘビー級王者です。
くれぐれも我が家にやって来た方ではございません。