
昨日は“姫”の運動会でした。
台風による順延で平日開催です。
この日は父ちゃんも運動会です。
例の‐自称『EOS7D MarkX』駆使です。
合体レンズは私家宝3位座上の「70-200mm
ニッパ」です。
このコンビは仕・私事に一番活躍しており、職場・家族からも支持されてます。
レンズは所有して13年位でしょうか‐長持ちしますネ。
ここ数年でデジ一と白レンズの組合せご父兄をチラホラ見る様になりました。
家電屋で品揃えが豊富になり、随分デジ一の敷居が下がった様に思います。
たいへん結構な事です。
で、こんな私なので職場でもデジ一導入に辺り、相談される事がある訳です。
そんなこんなを織り交ぜながら、今回も『まじめ』に駄文を上げます。
一眼レフ(デジ一)-は、ビデオ・カメラ等とは少し異なる製品です(自論)
操る人にちょっとした知識が要求されます。電源入れてシャッター切ったら完了‐
‐では、ありません(の場合もありますが、すぐに歩止まりとなる筈)
シーンによっては、コンデジや携帯カメラの方が綺麗に見えちゃう場合有り。
この様な結果を突きつけられ、且つ家族から非難されると挫折しちゃいます。
撮れんは‐重いは‐で、放置プレーです。モノもすぐ値崩れして終わりです。
で、これから購入される方は1時間位、基礎知識(原理)をお勉強しましょう。
それから「本番」前にバカバカ撮って試して下さい。
手軽に消去できるのがデジの良さです。間違っても“一発勝負”は禁物です。
撮り手はざっくり2つの要素を制御する必要があります(これが醍醐味)
『シャッター速度』と『絞り』になります。
この2つは概ね相関します。どっちが許容外でも絵になりません。
(意図的な組合せで芸術的な表現‐も可能ですが記録として利用するならの話)
で、今は必ずどちらかを自分で決めれば、概ね他方をカメラがしてくれます。
「シャッター速度優先」と「絞り優先」なるモードがあります。
大変便利です。でも「絞り」ってなんだよ‐って話になると思います。
これまたざっくり「ピントの合う範囲(遠近距離)」と言えます(厳密には違うけど)
この辺を制御出来ない(知識無い)と痛い目に合います。
私、同僚達に良く比喩で使います。
“シンデレラ城の前でスナップ撮って、人はクッキリ、城溶けてたら嫌だろ?”
こう言うココ一番の失態を辛辣に家族から責められると凹みます。
たまたま一緒に撮ったコンデジが綺麗だったりするとことさらです。
相関ですからシャッター速度の選択で結果変動します。知識あれば回避です。
その逆も言えます、ピント範囲を広げる為に子どもブレたら失敗作です。
相関のバランスを意識しながら意図した絵を撮る訳です。
コレを補佐する要素としてISO感度だったり、レンズ性能向上だったりします。
人はこのような理由からレンズ沼へハマって行きます。
「全自動」や「プログラム」と言ったカメラお任せモードを過信するのは大変危険。
もっと言えば、「遠景」、「近撮」、「スポーツ」、「ポートレート」なんてモードも、
所詮この理屈さえ判ってしまえば不要です(‐と随分大見得を切りました)
各カメラ・メーカーのHPにはこの原理を詳しく解説したコーナーがあります。
こんな所を参照しながら、取り合えずバカバカ捨てカット撮って、
法則の理解をして下さい(1時間で出来る筈です)
カメラ好きな近しい人がいれば教えてもらいましょう。
お金が余って困る人は有料セミナーに参加して下さい。
‐我流‐でやって来た私は20年位かかった口です(お馬鹿だし)
で、運動会です。
数日前から作戦開始です。
バッテリーを満充電し、メディアの員数チェックです。
当たり前にカメラの動作確認もしておきます。
被写体から演目、立ち位置等聞き取り調査をします。何度もします。
“戦場”を略図で書いて、陣容と機動を被写体から確認します。
最近は“私はココよ”図を学校で配布したりします。
最後に“お勧めここ一番”を聞き取ります。これを外すと恨まれます。
当日被写体の髪型、靴下、靴をよく確認します。
ちょっと目立つポイントがあると良いですネ。
本番になれば“ウォーリーを探せ最難易度”どころではありません。
ほとんど動く“本物は誰だ”状態です。
みんな同じ格好です。ロストすると大変危険です。
見つけた頃に“ここ一番”が終わっていたら最悪です。
会場に行ったら、どこで何を撮るか考えます。ぐるぐる廻り把握します。
と言う訳で朝一番から行く事になります。
テントの支柱やら立ち入り制限区等‐想定外状況の早期把握です。
原則、太陽は背中です。光を操る道具ですから順光に勝る優位性はありません。
もっとも被写体の立ち位置は替えられませんので妥協も必要。
もろ逆光を現像時になんとか出来る点でも撮影データは“JPEG”では無く
“RAW”で記録すると良いです(但し現像作業が必要ですが←私大好きです)
徒競走等は他人の子を人知れず“人柱”にします(ゴメンなさい)
意図通りに撮れるか、大体のイメージを固めて行く上でも試写は大変重要。
被写体1つ前の競技から立ち位置確保の為に動きます。でも占有は禁物です。
譲り合っての撮影です。そう言う点でも私“動画撮れる一眼”嫌いです。
最近はそれが“売り”でしょうが、重い一眼で綺麗な動画撮る条件は三脚必須。
それもデカい三脚です。人3人分位占有します。大変お邪魔です。迷惑です。
そもそも私経験上、もっとも撮影し辛い動体が子どもです。マッハ3です。
シャッター速度1000分の1位上げても四肢がブレる事があります。
意図せず目の前をよその子が横切り動態連続フォーカスも多々流れます。
流し撮り、且つ手持ちで撮らなければ反ってフレーミングが困難です。
だから「運動会」では、動画はビデオカメラに任せましょう。一デジで撮るのはNG。
ってか、脚立立てて終日最前列占有はイカンです。
とにかく競技の合間カメラマンも移動し続けます。演目毎に立ち位置変更です。
つど、カメラの設定確認、太陽の位置確認を習慣にします。
で、本番はバカスカ連写します。バルカン砲みたいに撃ち込みます。
コレもデジの良さです。記録媒体の上限まで記録です。
仕上がり記録は帰宅後、PCで確認する訳ですが、
ざっと手振れとピン甘で25%位捨て‐です。構図不良で50%位ボツ‐です。
残りの25%が保存画像か!?(私の場合‐です←へたくそである事良く表してます)
勿論、イチロー位の打率になりたいとは思いますが‐年々下手になってる私。
余力があれば、仲良しっ子を押さえます。嫁を介して家族株上昇です。
そんなこんなで運動会が終わる頃は父ちゃんも疲労困ぱいフラフラです。
で、偉そうに書き連ねましたが、もう一度、私は我流。
読んで頂いた方の中で『違うゾ』と言う方もおられるかもしれません。
言いたい事は私でもそこそこ撮れるって事、難しくはありません。
1時間程、基礎をお勉強すれば『OK』って事です。
後はひたすら撮り続けて下さい。検証と操作慣れは必須の製品です。
もっと言えば構図の「黄金比」やら奥深いモノがあるのですが、
この点については私、まったくセンス無い事を自覚しますので語れません。
もうひとつカミングアウトすれば“運動会”等、子ども本音は直接見て欲しいかも。
カメラを構えれば、わが子はいつもファインダーの中です。
「頑張れ~っ!」とか「○○ちゃ~んっ!!」等声援が欲しいかもしれません。
ウダウダ書いた割のオチですが、生の感動とトレードオフが撮影です。
それでも、いらっしゃい、レンズ沼へ。恐怖の底無し沼です。
欲しくなったあなた、そう、ここまで読んでくれた あ・な・た‐です。
逝ってしまいましょう。Hii・・・っおっと、欲しくなった方へ。
今回も本来の姿で「まじめ」にやったので大変疲れました。
この駄文‐文責は一切負いません。だってブログだもん。
内容に無知から来る勘違い嘘が入っている可能性について否定しません。
尚、特定の個人に宛てたモノではありません‐ではありません。
身に覚えがある方は自首して下さい‐じゃなくて導入して下さい。