今年もめでたく“姫”が誕生日を迎えました。
11歳です。賢いです。
私より沢山漢字書けます。
私よりピアノ弾けます(ってか、私楽器はカスタネット位です)
精神年齢どころか実力まで抜き去られた模様っ!!
あ~めでたいねぇ~な、自画自賛(ってか、種付けしかしてないオス私)
昨年は『半分成人式』と釘打って、ナイフとフォークでコース料理なんて挑戦しましたね。
今年の誕生パーティーは、
『“姫”の“姫”による“父”のための??晩餐』 ‐でした。
ハイ、また貧乏臭い話を上げますヨ‐

一ヶ月位前に新聞の折込広告が目に止まりました。
車で行かないとアクセス出来ない程度に離れた近所に新規開店だそうです。
こうべうし‐な焼肉屋さんだそうです。
でも、“姫”が大好きなオムライス筆頭にいろいろ幅広くカバーしたメニュー羅列&挿絵でした。
の上に、開店2日間、生中100円‐それも氷点下なリッチなヤツって掲げられてました。
で、謳い文句が“にくのふぁみり~レストラン”だそうな。
ほ、ほぉ~、ガストとかサイゼリアとかご贔屓している身分ですが、新たにふぁみり~レストラン開店ですか!?
そんで“こうべうし”なんですか!? そりゃ、生前最後の1週間位神戸に滞在したオージーさんではないのですか!?-など、斜に構えて見ておりました。
オージーさん(産)でもカンザスさん(産)でも
【安くて】旨ければ一向に構いませんけれど、焼肉ったら、バイキングに限ります。
懐具合を気にしながら食したって堪能出来る訳でも無く、この際アルコールをガマンしたって貧乏根性発揮して“放題”のニ文字に勝るものはありません。
それなりの“質”を求めて3人家族で肉“放題”すれば、アルコール無くたって“諭吉越え”の大枚な儀‐ってのが庶民な一員自負な私感覚であります。
でも‐さりげなく広告束の一番上に置いて、生中100円について“大蔵省”の反応を伺ってみましょう。
『ココに行きたい』
(ヒ、ヒ、ヒ)『呑んでイイですか?』
『私直線しか走れませんが!?‐』
『4回しか曲がらない筈だから直線相当ですヨ』
『ナビしてもらう必要から酩酊しない程度にガブ呑み認可とします』
『がってん承知仕りましたっ!!』
で、行きました。
店構えからして“嫌な”予感がしたものの、店ぐるりには“ふぁみり~レストラン”な、のぼりがはためいている。ちょっと格付け未知数な佇まいでした。
店内入ります。メニュー見て、痛感致します。
ココは
【セレブふぁみり~】レストランでした。
100gあたりちょめちょめ漱石‐値付けからして生まれも育ちも‐こうべうし‐と断定、それも200gからしか調理してくれないそうな。
ってか、200gなんて一口じゃないですかい。
“姫”なオムライスと、嫁さんのビフテキと、嫌~な汗を流しながら私分の‐こうべうし‐を注文して、あとは“一期一会”を決め込んで、氷点下生中を“鬼呑み”します‐意地汚い“貧乏根性”全開です。
生中摂取量からすれば‐おつまみ‐程度の食材量ながら、“放題”相当のお勘定でありました。
ま、一期一会、“姫”が喜んでくれたんで、それはそれで良かろう‐と思う事にします。
高かろう‐当然‐旨かろう、な、お料理でありました。
帰り際、開店特典とやらでガラガラさせてくれました。
私‐ガラガラと赤い玉が出てきて、なんと4等(末等)にてフリーチョイス 体臭消し石鹸頂きます。
嫁曰く、私体臭が気になる年頃だそうです、結構です。
嫁‐ガラガラと赤い玉が出てきて、なんと4等(末等)にてフリーチョイス 体臭消し石鹸頂きます。
嫁曰く、私体臭が気になる年頃だそうです、結構です。
姫‐ガラガラと銀の玉が出てきて~
店員さん(恐らく支配人と推察)
『うわぁぁぁぁ~っ!!!』
オイオイ・・・ コノ貧乏親子めっ!銀の玉出しやがったナ‐
感、満載なガチ・リアクションじゃねぇ~かよ・・・引いた客より驚いたらイカンじゃろ・・・オイオイ・・・
って事で、“姫”大金星な3組しか当たらない
2等賞‐カップル食事券‐を引き当てたのでした。
これにて、お誕生日パーティー開催地決定であります。
一人分位なら惜しげもなく実費投入覚悟な年1イベント日です。
今年も“ゴージャス”、なんちゃってセレブ・ファミリーなパーティ決行。
嫁さん運転な帰路‐4車線な幹線道路経由ってのが、大層不評を買いまして、誕生日パーティ当日はアルコール自主規制‐ってか、どの道“正真正銘”のファミレスに場所を移して甘味モノで締める計画でしたから、異存はありません。
“姫”と“嫁さん”が主役な日です。
運転手にだって、召使にだって、ナンボでも謙って差し上げましょう。
で、時が来て、身分不相応な‐貴族ふぁみり~レストランに再び繰り出しました。
当然事前に予約して‐、当然事前にお食事券適用を懇願して‐
テーブルに案内されますとご丁寧にコースお品書きなど添えられており、今宵は「嫌な汗をかいてメニューをチョイスする儀」がショートカット出来るだけでも一安心。
まずは定番のドリンク御用聞きなど‐
この際、『水』でイイんですけれど、そこは誕生日って事なのか、いつに無く嫁さんが先陣を切ってフルーツジュースなど注文しまして、“姫”もそれに続きます ‐んで、「こーら」下さい。
嫁さん鋭い視線で
『呑まないの??』とガン睨み。
おや、変だねぇ~、
この鋭い視線は
『呑むの??』(私に運転しろってか??)のお顔の筈。
呑まないで睨まれたら私、割合いませんよぉ~。
『あ~、呑まないヨ。今日は呑みません』
といなして、店員さんが去って行ったら、嫁さんが改めてお品書きを突きつけます。
『ちゃんと内容把握された上での御決断ですかっ?!!』
大文字コース解説の末尾‐老眼には大層読解がしんどい小文字にて‐
『開店記念コースでございます。今宵は心ばかりのおもてなしにて、いかなるお飲み物も‐ “タダ”‐ ‐ “放題”‐』
ウオォぉぉぉぉぉぉぉ~っ!!
万歳っ!! タダっ!!
万歳っ!! 放題っ!!
ありがとう姫っ!!
タダ呑み放題っ!!
お誕生日おめでとう!!
タダ呑み放題っ!!
今宵はどこまでも、
タダ呑み放題っ!!
食道が氷点下になっちゃっても、タダ呑み放題っ!!
なんてミラクル!!
タダ呑み放題っ!!
ありがとう!! 姫っ!!
ありがとう!!
タダ呑み放題~っ!!
タ・ダ・ノ・ミ・ホ~・ダ~・イ!!!!!!
‐な家族円満幸せ満喫(特に父ちゃん)なパーティーだったのでした。
って事で、あんまりうかれポンチだったんで、当日な挿絵画像がございません。
只今‐思う所あって検証中‐な貧弱夜景等でお許し下さい。
