今日でインチアップから早1ヵ月が経ちました。
昨日までで約700kmちょっと走りまして、随分小慣れて参りました。
(洗輪以外わぁぁぁ…:泣)
それで‐
まずはここまでの私有頂天ぶりに多数の
“ご祝儀イイね”を頂けた方々、誠にありがとうございます。
ついでにセルフ2周年記念にも沢山のイイねをありがとうございます。
しょっぱい事ばかりしているとんだ場汚し野郎なんですけど、本当に嬉しくて嬉しくて感謝感謝でございます。
有頂天ぶりはもうちょっと続くのですが、なにとぞなにとぞ寛大に見逃して下さいませませ。

と言う事で、
タイヤなインプレ第三弾です(多分最終回です)
今回は一応総括的に音と固さ体感など‐
毎度の注意書きな上、大層信憑性が薄い事を先に告白しますが、私耳が悪いんです。
それからアバウトな性格です。
それでいて記述しちゃう訳なんで無責任って事です。
惚れればアバダもエクボ‐とか、自己暗示とか、表現すればイイんでしょうか‐人の感覚ってのはいい加減な部分も多いと思います。
2年前GRX-130に試乗して最初に感じたのが‐静か‐を含めた乗り心地の良さでした。
勿論、前車EXIVは12万キロOverの過走行車でしたから印象も一際だったと思います。
それにしても乗り心地が大変良いと今でも思っています。
ところがですね、面白い事にインチアップを画策して45タイヤに替えるのを前提として‐変化を体感するべく‐乗る様になると、静かな印象であったOEM dbな60タイヤでもそれなりの音を意識する様になりました。
同様に路面ギャップも感じます。
(みんカラで知る事になったロード・インフォーメーションって言えばイイのでしょうか)
路面状況が良ければ当然静かなんですが、荒れた路面や段差などあればdbでも感じて、そのイメージを1か月以上五感を研ぎ澄まして体感し、いざインチアップした訳です。
ファーストインプレでも上げました様に大変ドキドキしました。
するとどうでしょうか、あれこれ内外で身に着けた“煩い(かも)”“固い(かも)”がまったく問題無く感じました。
ぶっちゃけ60タイヤと一緒‐位に感じました。
悪い風に構えて挑めば、心底安泰です、それが最初のイメージでした。
安堵興奮の内に、ファーストインプレッションとして記述しました。
で、話をちょっとずらしますが、逆な体感感想が1年程前にありました。
プレゼント企画でエーモンさんの『静音計画』を手に入れた時です。
色々な部位での色々な効能が掲げられていますよね。
元々静かな印象のGRX-130であり、ノイズ対策を課題としてはいなかったのですが、後期型がブラシュアップされて一際静かになったと言う売り文句を目の当たりにすれば『静音計画』する事で近似的なアップグレードが図れるのではないかと大変期待しました。
施工にあたっては切れっ端までAピラーに詰め込んで、骨の髄までしゃぶり尽しです。
もっともKIT以外でも多々個別販売されているシリーズですからあくまで入門編‐な位置付けでしょうか??
で、結論から申しますと‐
第三者評価である嫁さんに感想を求めた所、
“あなたが苦労して付けたんでしょうから‐静かになった‐と述べる準備があります。
勿論、あまり変わらないネっと同調を求められるのでしたら、そうですね‐と述べる準備もありますが、どちらがご所望ですか??”と聞かれました。
この場合は、
“過剰な期待”が先行したケースだと思います。
正直言えば…当初結構落胆したかも…
パンフ内の判り易いマンガみたいなオチにはなりませんでした…
ハッキリ言うけどね…あんまり…変わらない感じ…
但し、エーモンさんの名誉の為に書き添えますが、その後1回だけ“あっ!! 静かになってるっ!!”と不意に思う機会がありました。
そう思えた瞬間からもう満足で(元々タダだし‐)妙に意識するのは終わりでした。
今となっては‐普通‐相変わらず十分に静かな車だと思います。
やはり感覚と言うのはそう言うモノなんだと思います。
不快に感じだせば際限無いでしょうし、許容範囲ならばそれ以上でも無い事でしょう。
さて、タイヤを発生源にしたノイズにはパターン・ノイズとロード・ノイズの2つに大分類出来るそうです。
これは九州のタイヤ屋さんのブログ記事で仕入れた知識の受け売りです。
で、タイヤ屋さん曰く、パターン・ノイズは各社うまい事研究されて概ね良好なんだそうです。
どの銘柄でも低速度領域では大同小異と読める記述でした。
それで差が出るロード・ノイズの際立ちは40~50km/h以上からが顕著なんだそうです。
先のタイヤ屋さんは‐あるバリューなアジアン・タイヤについて50㎞/h以上から本性を発揮する‐とレポートしてます。
恐らくDUNLOPの吸音スポンジは内部空洞共鳴なロード・ノイズ対策なのではないかと思うのですが(※違うかもしれませんヨ)
そこそこ高速で走った時のノイズはdbの時より大きいかもしれないと思いだしています。
この点を最初に察知したのは近所にある‐浜手バイパス‐と言う道路を走った時です。
この道‐港湾トレーラーの往来が多いので結構荒れ気味です。
ここで妙~に煩く感じまして、ドキドキしたのですが、同速度を他の道で出してもそこまで顕著では無くてホッとしました。
路面の荒れ具合(ロード・ノイズ)が的確に判ると言いましょうかマージン低いイメージです。
(同じ様な傾向はdbでも感じてはいたんですが‐)
ココでちょっと心配になったのが帰省で使用する中央高速の凍結防止対策な路面でどの程度煩く感じるか‐なのですが、もはや走ってみる以外判定のしようもありませんし、煩かった場合でも諦めるしかありますまい。
と思いながらこのたび名神高速で50㎞程高速走行する機会を得ました。
私の巡航速度は、昔のキンコン警告一歩手前速度です。
う~ん・・・ちょっとね、やっぱりdbの時よりノイジーかもしれません。
ただね、後には引けませんから許容範囲だと考えます。
ミュージックしちゃえば、きっとOKです。
またギャップな体感も‐気持ち‐固いかもしれません。
但しタイヤ銘柄の差では無く60タイヤと45タイヤの差である可能性が大きいのではないかと推察します。
空洞少ない分反響音が大きいんでしょうか?? まぁ、なんでもイイです。
運動エネルギー(衝撃エネルギー)上がる分、80km/h以上だと小ギャップでも‐多少固い‐感覚が顕著になるイメージです。
不快ではありません。
ここが60タイヤとの違いなんだろうなぁ~‐なイメージです。
とにかく乗り心地に関して一切妥協したく無い、或いは外観なんて気にしない‐方は60タイヤがベストだと思います。
以前雑誌のバックナンバーで権威ある評論家な方がGRX-130系グレード毎の評価を書かれていたんですが、とにかく普通に乗りたければ60タイヤが一番って寸評が良く理解出来ました。
だからと言って、私の覚悟を決めたイメージよりも遥かに快適なんでOKです。
多分同じ45化でも250G Sパケより250Gや250Fに45タイヤ履かせた方がマイルドなんだと思います。
バネ・レート異なりますからね、それがイイのか悪いのかは各自の求める方向性で評価も異なるでしょうけど‐
凄く抽象的ですが、60なOEM dbから45なLEMANS4に替えて‐トントン‐だった固さが‐コンコン‐になった感じです(あ、あばうとだなぁ・・)
音に関して言えば‐そーそー‐が‐コーコー‐ってどんな擬音だろうねぇ、煩くは感じないんですよ、音質的にはやっぱり60タイヤの方が優位なのかなぁ~なイメージです。
面白い事に人によってはLEMANS4と上位のVEUROが同じ音響レベルだよ‐と言う記述もありました。
一本1諭吉様も違うのに、同じであれば残念です。
でも~
例えば普段50Km/h程度しか上げない街乗りばかりな方であったり、凄く舗装された道ばかり走る方であったり、或いは音楽をガンガン鳴らして走る方だったりすれば、この様な感想を持つのかもしれません。
色々奥深し‐です。
タイヤ銘柄を替えようとした時、やはり色々悩むと思います。
値段も結構しますし、カタログ上の効能はどれもこれも良いことだらけです。
特に初めてインチアップする場合ならば、その差について杞憂される場合もあるでしょう。
結局の所、人それぞれの感性だったり、ドライブ・シーンを勘案すれば、値段相応な比例になるんでしょうか。
当初、私レポートの目論みはこうでした。
私の様に、妙な出来心からインチアップを画策し、それでいて乗り心地等がどのように変化するのか心配でしょうがない方に向け、人柱レポートを残そうと考えたのですが‐
正直、結論めいたモノは上げられそうもありません。
と言う事で、中途半端な結びなど‐
私はLEMANS4に満足しました。
60→45化でLEMANS4を選んだ結果は私の基準で行けば十分許容なコスパ高いチョイスでした。
(この先普通に摩耗耐用してくれるのが前提として‐です)
私は普段街乗りで愛車を運転します。
即ち60km/h以下がほとんどで、燃費も気にしません。
GRX-130を選んだ一番の理由は年1回以上走る帰省(片道550km)を快適にクルーズしたいからです。
この高速(ほぼ)直線経路をとにかくストレスフリーに走りたいのです。
その能力はインチアップで低下しなかったと結論する事にします。
高速走行においてもうひとつ懸案だったのがハンドルのブレなんですけれど、こちらもOKでした。
プレミアムに装備されているステア・ダンパーが要るかもしれないと思いましたが、今の所その必要性を感じておりません。
ハンドルはしっとりと落ち着いておりフラッターも感じておりません。
ま、ステア・ダンパーもお安いですからいつか小銭が余れば、すぐにでも後付する事にしましょう。
5年程度して次にタイヤ交換する時に経済事情が許せば、プレミアムコンフォート・タイヤにジャンルされる銘柄を味わってみたいとは思います。
コレは興味から来る発想です。
或いは、相変わらず財政事情に猶予が無いのであれば、恐らくLEMANS4の進化型を選ぶだろうと思います。
そんな結末です。
尚、グリップ力やウェット性能は良く判りません。
判る機会があれば、また記述するかもしれませんが、普通‐に走っている分には、多分良く判らないだろうと思ています。
累積700㎞超え、車速104㎞/hまで体感した時点での記述です。