
ようやくスマホが帰って来ました。
やはり手元から離れて時間が経つうちにどんどん寂しさがこみ上げて来ましたので、このスマホは私の所有欲を満たしてくれる相棒なんだと感じました、末永く大切にして行きたいと思ってます。
で、改めてなのですが‐つくづく保険に入っておくべきだった‐と勉強になりました。
携帯電話‐一人1台な時代です。
みなさまに在られても、今後こういうシチュエーションに遭遇してしまうかもしれませんので、長い顛末残します。
一応添えますが、今回の一件でau嫌いになったとか思ってません。
どこの会社でも内情は一緒でしょうし、現在のあらゆる製品に対する相談・サポート体制等は類似のことと考えます。
ですから私、ヤカラ飛ばして、怒ったりもしてません。
ある意味スマホをモノ質に取られたので、私も極力低姿勢であることを心がけて対処したつもりです。
それにしても精神的に疲れました・・・
そもそも、やってもらった事は自分でしようと企図していた
“初期化だけ”‐だったのですから・・・
一点強調すれば、ちょっと残念な店舗の、これまた残念な店員さんに当ってしまったのかもしれません、これとて運です。
人生色々な場面でそんな人間模様や巡り合せの悪さもあることでしょう・・・
まず携帯電話の取扱いについて、巷にある店舗はフランチャイズ店です。
auの看板を掲げ、auの服を着た人がauの提供品に対する‐取次‐一切合財を担っているものの、auの人ではないって事を認識しておく事が重要です。
(私は以前から知っていたので、スマホへの機種変はONLINE直営店を利用しました)
次にサポセンとかお客様相談窓口の方も(恐らく)別会社が業務委託されているのではないかと推察します。
平たく言えば『詫び・問題処理のエキスパート』です、大変丁寧、低姿勢で電話応対して頂けます。
でもauの人‐と言うか裁量がある人‐ではありませんので、こちらのQに対するAを得るのにそれなりの時間がかかります。
伝言ゲームみたいな感じ‐とでも言えば良いでしょうか、この事が時に、じれったく感じてしまう場合もあるのですが、そういうカラクリを理解しておけば、これはもうどうしようもないって事になります。
立腹した所で自分のエネルギーが損なだけ‐です。
サポセンに電話をすると(彼らは基本SMSで連絡が欲しいとメールしてきます)
・契約電話番号
・契約者名
・現在の端末(修理)現況
について、必ず確認されますので、おのずと通話が長くなりますし、こちらの都合で電話を切らざるを得ない場合、また1から同じ事を別の担当者に反芻しないといけません‐これが長いのなんの・・・
それで‐これもまた当然ですが、電話機本体の修理等は製造メーカーが担っていると言うことです。
修理の要否、その規模、それに対する対価の妥当性も含め、言い値を呑まなければならないリスクがあるとでも言えましょうか‐
要するにそれぞれの組織(会社)の思惑とそれぞれの組織(会社)で判断、対処できることに限度と都合があるってことになります。
保険に入っていて、それも自分が不具合を発生(発見)した‐一般的‐事態であれば、それなりに機能もするし苦労もない分業制な事でしょう。
私の今回の事態は非常に特異なケースであり、段々自分がクレーマーみたいに感じる自己嫌悪に陥ってしまいました。
フランチャイズ店内でフランチャイズ店員兄さんの手により“原因不明の突然死”を迎えた我がスマホ。
私に(も一応店員兄さんにも)不幸な出来事でありました。
とっかかりの詳細はココ参照下さい↓
ペケちゅう・・
修理で手元を離れた12日目にサポセンから連絡がありました。
(店員兄さんは自分が窓口になって連絡すると言っていたのに・・・)
内容は、
①製造メーカー(京セラ)で修理ルーティン作業として“初期化”した所、不具合レポートの現象を確認する事ができなかった。
この場合の不具合とは4G通信接続ができない‐事だと解釈します。
②受入検査の結果、SIMトレイに
『破損』が認められたので実費交換となるが了承頂けるか?
ここが色々な点で後程もめる起点となります。
実費負担は1,188円と言う安価でした、基盤交換3万円‐とか言われたらどうしようと恐れ慄いていましたので、ホッとしつつ、経費負担を了承し『修理続行』の手続きをしました。
また、サポセンさんには関係ないだろうとは思いつつ、今回の経緯でトレイ
『破損』があるならば、それは店舗の責である可能性が考えられるので、私が直接交渉をする旨、伝えておきました。
で、最後こう念を押されます。
①修理完了品は修理受付店舗のみで受け取れます。
御意
②この時点で『修理を賜った』事は、電話を切った以降で客都合のキャンセルや保留ができません。
御意
③工場がお盆休みに入るので、あと7~10日位お時間頂きます。
(SIMトレイ交換して返品するのにそんなにかかるのぉ~??・・)ぎょ、ぎょ・・い
サポセンとの電話を切った後、店舗兄さんに電話をしました。
SIMトレイが破損(私は店舗で何遍もSIMカード抜き差ししているのを目の当たりにした点と“交換”を要すると言う話からこのように解釈していました)をしているので実費負担と言われましたが、この費用はそちらで救済して頂けるのか?‐と。
店舗兄さんの回答は
「即答できかねる」とのことでした。
「顧客端末の修理費を店舗で弁済した実績がない」からだそうです・・オイオイ・・
ま、別に私が払っても構わなかったのですが、ついつい触れた憶えのない部位の交換を余儀なくされる点では嫌味のひとつも言いたかったと言うのがこの時点での心境でした。
可否について修理完了までに検討する‐と言う点を双方で確認し、この日は終りました。
因みに店舗兄さんと会話したのはコレが最後の事になります・・・
その晩‐
ハタと思い当たります。
あ、画像撮ってるワ‐と。
ココでのボヤキブログ作成素材として撮ったこの画像です。
等倍切り出し
う~ん・・・
そんなにおかしな事になってるようには見えないけれどなぁ・・・
工場レベルでは仔細な傷も検品不良されるしなぁ~・・・
と思ったので、盆で作業が止まっている事を想定し、翌日再度サポセンに問い合わせてみたのでした。
あくまでも依頼事項の伺い‐と言う事で破損トレイも併せて返却可能であるか確認したかったものです。
大した傷もなければ諦めて私が費用負担し、脱着に伴う傷があれば、店舗兄さんに注意喚起しても良いかもしれないと発意したものでした。
が‐
本題の前に
ビックリです、例の確認事項を順次こなしていく中で‐
修理状況確認をした所、
店舗の意向で修理が保留扱いになっている‐と告げられました。
なんでそう言う話になるのでしょうか??
それに私都合での修理キャンセルや保留ができないと念を押されているのにフランチャイズ店の意向は客に確認をせずとも効力を発揮するのも腑に落ちない‐
SIMトレイ代は最悪自分で負担する覚悟だったので、再度速やかに修理(SIMトレイの交換)を実施して返却して欲しい旨、伝え‐併せて本来の電話相談の意図であった破損SIMの同時返却可否について尋ねました。
一応自分の名誉の為(??)に強調しておきますが、
「返せっ!」とかではなく、そのような事を融通して頂く事は可能でしょうか?‐と問うたものですが、即答頂けず長い保留となります。
後に考えてみれば理解できますけれど、サポセンの担当者さんには京セラさんの作業(責任)範疇となる可否について判断即答できないって事だったのでしょう。
で、もっとここからややこしい事態に推移して行きます。
5分以上電話を保留された後‐
SIMトレイの
『破損』ではなくて、SIMトレイの
『欠損』であった‐と訂正されました。
???
コレは日本語のあや‐とでも言えば良いのでしょうか、私はその事象を
『欠品』と表現するのが一番適当なのではないかと思うのですが、サポセンの訂正話をよくよく聞きますと‐
京セラの工場に入工した段階で、SIMトレイが
『無かった』んだそうです。
私のSIMトレイは店舗で貸与された代替スマホの中に入っていることを店舗が確認した‐んだとか。
『破損』ではなくて
『欠損』に訂正させていただきます‐と。
まぁ、なんとなく理由については納得したものの、今までになく朗らかな感じで弁解を述べるサポセンさんに再び問うてみました。
それでは有償扱いのSIM交換は不要と言うことでしょうか?
‐さようでございます、再び店舗で今お使いの代替品からトレイごと元に戻して頂ければOKと言うことです。
一瞬ホッとして、これにて一件落着と思った所がそうでもありませんでした、続けて‐
‐では、お客様の要望で修理はキャンセルと言うことで宜しいでしょうか?
と切り出されます。
製造メーカーで初期化をした結果、4G通信が不通となる現象は再現できなかった‐と言う報告は文書等で頂けますよね?‐と確認しますと‐
‐
いえ、それは出来かねます、あくまでも修理のキャンセル扱いですから、現品を返却すると言う事だけです。
それでは困る・・・
そもそも4G通信が確立出来なくなったのは私の手を離れて以降の事象であって、再び店舗でSIMカードを挿した段階で不具合が再現してしまったら、もはや完全に私の責に帰する以外のなにものでもありません。
と言う私なりの事情をもう1度反復し、検討依頼事項としてこう添えます。
一番の要望は“初期化”を実施した事で不具合が再現されなかった旨、記載された‐報告‐を頂きたい。
二番目がSIMトレイ代を負担するのはやむを得ないと考えるが、なぜ店舗が送付し忘れた物品を顧客が負担しなければならないのか改めて状況説明頂きたい。
三番目がかれこれ1時間近く事情説明しているこの電話を一端切らせて頂き、社内検討をしっかりして頂いた後に、上述の要望について最終回答を改めて頂きたい。
で、改めて電話をする事が可能か再確認します‐と、さらに5分位待たされて、ようやく電話が終わりました。
もう疲労困憊デス‐
こんな事ならば、自分で初期化をするんだった‐と思っても後の祭り・・・
低姿勢な応対をされるサポセンさんを相手にしているとなんだか自分の心が荒みます・・・
嗚呼、早くボクのスマホを返して頂戴よ・・・
翌日夕刻(チャリンコ帰宅で夕立に直撃される真っ只中で)、再度サポセンから連絡があり、ようやく話が先に進みます。
それでも当初は‐また‐SIMトレイの
『破損』と表現されたので、再確認した所、
『欠損』‐であると。
(それは欠品じゃないの~??ってか、破損と欠品は大違いYo~)
①書面提出する為、SIMトレイを新規に補充し修理扱いとさせて下さい。
②伝票処理の都合上、修理実費(SIMトレイ代)を一時的に店舗で払って頂くものの、こちら(au店舗)の不手際を鑑み、後日の月額請求代から同額を減額調整させて下さい。
③減額調整完了する都合上、この間の数か月はauとの契約を解除しないで下さい(笑)
と言う提案を受け入れました。
因みに店舗での支払いはポイントで処理できると明言されたので、スマホ予約特典で手に入れたポイントで処理出来ると判断し、私の出納上の腹は(表向き)痛まない‐と解釈納得したのでした。
その5日後、ようやく店舗にスマホが戻って来たと連絡を受け‐
伺った先の店舗では当事者兄さんではないau姉さんが担当となり‐
じじぃスマホでも普通にハイドラ地図が出る事にちょっとビックリ・・ってか、私のスマホは病んでいた事当確です・・・
詫びがあるどころか何一つ悪びれず、淡々と返品手続きが行われ‐
ちょっと小癪だったので、au姉さんに問うてみました。
なんでこの端末が預かり修理になったか、経緯の引継されてますか??‐と。
存じ上げませんが、なにかありましたか??
笑止!!
こんな修理依頼書のレポートを勝手に作られてるしさ・・・
さらに修理代金は翌月請求に合算され、この場でポイント清算は出来かねる‐と。
笑止!!
もはや一刻も早くこの店舗との取引を終了して一期一会としたし!
そうだ、悪いのは自分だ、この店舗でWifiに繋いだら無言で退店して家帰って、自分で初期化すれば良かったんだ、そうすれば18日間も不都合を感じる事も、同じことを何度も電話で繰り返す時間の浪費もなかった訳だ。
もう一生この店舗に来る事はないだろう、そうだ、無事スマホが戻って来たんだからもはや何も望むまい‐
‐と思ったのでした。
全てうやむやです・・・タダだからイイけどさ・・・
ってか、『欠品』って書いてるじゃん、なぜコレが『破損』って表現に変るのかなぁ~???
・・・俺が『それ欠品っていいません??』って質問して悔い改めたって事???
この一文があることでホッとできます・・・
記念にSIMトレイだけ“貰って”(11月請求までは俺の所有物で文句あるまいっ!!)帰宅したのでした。
普通に代替スマホに戻そうとする姉さんに“イラっ”としちゃいました。
そこは俺に確認しろよ、別に要らないんだけどさ・・・
でもですね、良いこともちゃんとありました。
代替品のじじぃスマホを使う段階からして薄々感じていたのですが‐
間違いなく私のスマホは(最初に店舗をくぐるまでの約1年間の状態ですよ)調子が悪かった(私が意図せず悪くした??)んだと痛感してます。
非常に操作が快適(多分‐当たり前に)になりました。
まず、百発百中でいつでもどこでも“ポケモンGO”が起動します。
(以前はWifiに依存しないと起動できなかった)
この画面で必ずフリーズです、100%でした・・・
そして自宅に帰ると‐自動的に‐自宅Wifiに切り替わります。
(以前は毎回手動で接続する必要があった、それも時々勝手に切れるし‐)
今の所、ハイドラの地図が必ず、普通に、表示されます。
(以前はボケちん地図か白紙でした)
と言う事で、夏休み18日間の空白で出来なかった娘とのポケ収集に連夜散策しています。
思い立った出先で、いつでもどこでもポケられるなんて素敵すぎっ!!
(普通がありがたく感じる私デス)
めでたしめでたし・・
学んだ教訓など‐
※1
製品保証期間中に端末挙動がおかしくなったら、とっとと店舗へ出向きましょう。
※2
保証期間後に端末の挙動がおかしくなった時は、自分の手で初期化してしまいましょう。
※3
それから‐保険‐入っておくのが正解でしょう。
※4
不幸にして修理に出す時はSIMトレイ忘れないように店舗に注意喚起しましょう。
※5
代替スマホを借りる時は“ポケGO”できるか確認した後、借り受けましょう。
※6
サポセンと電話する時は1時間位時間を作って、1時間位通話できる位、バッテリー容量を確認しておきましょう。