
新たな相棒であるIS号を手に入れて2週間ちょっとが経ちました。
残念なことに‐
ずっと雨でした、豪雨でした:涙
簡易ブロワーを買っておいて良かったと思います、コレ無かったら発狂していたかもしれません。
と言うことであまり走ってはいないのですがファースト・インプレッション残します。
安い買い物ではなかったけれど、
“手に入れられて良かったなぁ~”としみじみ思っています。
本当にハンドリングが気持ち良い車です。
LEXUSブランドへの憧れなんて全然なかった私なので、IS所有欲を駆り立てられてから今まで-公式、非公式を問わず色々な文献や映像に目を通してブランド哲学やISについて情報収集しました(概ね、ウンチク系大好き人間です)
LEXUSは製品コンセプトのキーワードとして“スッキリと奥深い”を多用するのはご存じのことと思われますが、
当初、何のことやらイメージ出来ませんでした。
もう1点‐ISに関しては、開発チーフの方が二言目には『とにかく乗ってみて下さい』と様々な場面で強調されており、ハンドルを戻す‐時のフィーリングまで拘って作り込んだとおっしゃっていました。
こちらも、戻す時のフィーリングってなに??‐な感じでした。
初試乗時“なるほど”と思ったし、今自己所有して日々感覚が慣れ、徐々にリラックスして乗れるようになって来た中で‐
‐そうだ、これがスッキリと奥深いってヤツだ‐
とステアリングから伝わる運転感触に感動しています。
実にハンドリングが心地よく、そして乗るたびに味わい深く感じます(近所の買い出し巡り位でも‐)
マークXでも気持ちよくドライブ出来たけれど、やはり別次元だと思う訳で、ISは気持ちよい+心地よい・・・
うまく表現できま
せんが、ずっとハンドルをくるくる廻していたい、走り続けていたい‐欲求が沸いて来るかのようです。
『とにかく乗ってみて下さい』‐‐まったくそうですね、と言う感じでしょうか。
もっとも、その比較は前愛車マークXであって、(自称)評論家方が比較対象で語られる欧州車等他車を知らない私です。
但し、確実に言えるのは‐
これはネガティブ系で多く目に付いた点としてでもあるけれど、
同じNプラットフォームであるなど微塵も感じられない位、車の挙動や車から伝って来るものは別モノだと感想します(素人ですが‐)
そもそもプラットフォームをキャリーオーバーしたのは重量増を避けた為(新プラットフォームのFR用は大きくて、重かった、そうです)とか、まだ熟成させる余地がある部位と効果、方法を知り尽くしていたから、等伝わりますが、マークXとISが同じプラットフォームであるとは私には全く思えない位、車体から伝わる全てが上質に感じます。
(※除くエンジン・サウンド‐としておきましょう:笑)
恐らく、前・中期ISと後期ISのハンドリング質感差異は僅かなのではないかと想像するのですが、私が乗っていた130系マークXスタンダードとは雲泥の差があると感想するし、ご縁で4日間借りて堪能させてもらったマークX GR-Sも脚周り強化やEPSの向上で相当心地良かった印象ではありますが、ISは味付け(方向性)そのものの根本が違う‐トータルでの手間暇のかけ方やその成果は比較対象に成り得ない位の差だと思いました。
卑しく表現すれば「額に見合った差がありますね」です。
むしろ同じプラットフォームの車を連続して手に入れて、
「個々の素材を厳選してセッティングすると基本骨格が同じでもこんなに体感差が違って上質感を醸成できるものなのか‐」と感動しています(今一度、素人だけど、だけど差は明瞭です)
ここまで綴って思い出しましたが、マークX後期がデビューした後、「マークX VS IS(※中期)」な評論家複数名による乗り比べ記事を雑誌で見かけました。
結果はコスパの優位性により僅差でマークXに軍配でした。
当時マークX乗りとして嬉しかったものの、(両車種のオーナーとなった)今しみじみ思うのは、評論家によるワンタイム採点なんてまったく当てにならないな‐です。
強調しますが、私は130系Xが大好きだし、コスパに優れた車だとも思っているし、最後までもっと乗っていたいと未練がましくさえありました、が‐
マークXとISのハンドリング感、体に伝って来る操舵感には、雲泥の差がある‐と断言できます。
この差は乗るほどに顕著に味わえると感想します。
いかなる車であっても、自分で乗らなければ判らないし、そもそも評論家等、他人記事を鵜呑みにして優劣を語る人って薄っぺらい‐
そんなこんなで、
“手に入れられて良かったなぁ~”としみじみ思っているし、後悔も何一つありません。
ISエゴサをずっとして来たものだから、確かに物足らない部分も無い訳ではありませんが、それは走る本質と別の点であって私的には問題にならないです。
例えば、アンビエント・ライトとかウェルカム・ライトとかマークXより質素です。
それから確実に、室内収納(ポケット類)がマークXより少ないです。
グローブ・ボックスの開閉機構にマークXのようなダンパーもありません。
ドリンク・ホルダーに蓋がないし、コンソールボックスの中仕切りもないし、それがおもてなし感が少ない、安っぽいと指摘される点であるかもしれないけれど、ISはそう言う味付けの車なのでしょう。
大枚叩いてこの程度と感じる方は他を選べば良いし、それが気にならなかったり、追加でカスタムできる人が選べば良いだけの話でしょう。
私的には唯一無二の選択肢として、最高の相棒を手に入れられた満足感に不足はありません。
背中を押してくれた嫁さんが真っ先に気に入った点は‐
(これはLEXUSと言うよりもマークXから10年以上経ったサプライヤーの技術革新努力かもしれませんが‐)
“シートベルトが全然痛くない”でした。
マークXを含め歴代の愛車について、鎖骨に当たるベルトが痛くてクッションを当てていた嫁さんでしたが、
なるほど、触ってみると素材に柔軟性があって、イナーシャーリールも、物凄く軽いのに気づきました。
脚は19インチの超扁平タイヤを履いているとは思えない程、しなやか(ショック漏れ始めのマークX比だけど)で、ゴツゴツした不快感が皆無です、この点でも“乗り心地イイねぇ~”と嫁さんからお墨付きを貰えて(Fスポ選んだ)私的にホッとしています。
やはりLEXUSの冠を持つ車として走りのラグジュアリー感を軽んじてはいないと感想します。
一番恐れていた雨天時における天井反響音も、純正マークXのそれと比すると全然許容範囲でした。
(但し、全面ペフ貼って、レアルシルト散らした我がX号の方が間違いなく静かでしたけれど)
多分、車両入替の条件として天井再施行する件を嫁さんは取り下げてくれるんじゃないかと(猛烈に)期待しています。
ハイブリッド車を選んだので、街乗りで静かなのは大満足ですが、上り坂では、独特の安っぽい音が響いて来るのは致し方ないと思っています(それから恰好イイ TACOメーターだけど走っている時に頻繁に落ちます:笑)
ちょっとした発見として(もしかしたら勘違い含みですが‐)
ハンドリングが軽く感じています(悪くないです、凄く心地良いです)
実は、試乗車の時はしっとりとした重さを感じていた(悪くなかったです、凄く心地良かった覚えです)ので、なぜだろうと考えました。
300h、300と試乗して、その後2回連続して350を借りたのが5ヶ月前の最後でした。
2GRの重量分なのだろうか?‐と思いつつ、素人的な推理をすると、これはフロント・パフォーマンス・ダンパーの有無に起因するのではないかと仮説しています。
なんとなく印象差のイメージがドア・スタビライザーの有無に似ているような気がしています。
※※21.08.29追記
私の勘違いでした。試乗時はもっぱらSports+モードで走ったのを思い出し、同様にしてみた所、ステアリングがしっとりと重くなりました。
モード変更に伴うAVSセッティングの変化によるものでした。
真相は判らないけれど、今はこんな感想を持っているところです。
まだまだ慣れない点や、使いこなせていない点も多々あるので、ゆっくりと楽しみながら、時に取説を読解しながら手に入れて行こうと思っています。
コロナ禍により、遠出が全く企画出来ないのがもどかしくはあるのですが、IS号との付き合いは始まったばかりなので、運転も含め慌てず焦らずいこうと思っています。
さて、もしもここまで目を通して下さった130系のオーナーがいらっしゃれば、最後一言添えておきましょう。
早くコッチおいでっ!
猛烈に幸せになれる保証するよ♪
Posted at 2021/08/26 21:29:45 | |
トラックバック(0) |
庶民LEXUSに手を出す | 日記