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2023年05月21日 イイね!

AVE30中期/後期乗り比べてみたら‐

AVE30中期/後期乗り比べてみたら‐IS号を手に入れて、早1年9か月です。
走行距離も累計2.3万km越えとなりました。
もうすっかり体に馴染んで、それでいて毎回ワクワク感が褪せません。



このたび、Dラーさんにわがままを言ってAVE30 ISの中期モデルを借りました。
ビッグマイナーチェンジと言われる我が30系後期ISとの差異が凡人な自分に体感できるのか‐猛烈に興味があったのでした。
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ご存じのとおり、後期30系ISはホイール結合がボルト締結になったのが大きなトピックスです。
欧州車ではスタンダードな手法だそうですが、国産車では生産性や部品互換性の観点で先送りされていたとも知りました。

今となってはISを皮切りにLEXUSブランド内で年次改良におけるボルト締結化が続々と進んでいます。
またフルモデルチェンジ車もしかりです。
単純にエクステリアデザインに惚れ込んだだけで(無謀にもLEXUSの世界にボロ着で飛び込み)後期30系ISを手に入れた自分が、中期からビッグマイナーチェンジされた熟成度合をちゃんと理解出来るのか自己評価を試みたと言うことになります。


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この造形は中期が好みです、


そもそも、ワールドプレミアから実車を目にするまでの間、ブランディングキーワードである"スッキリと奥深い"を初めて知ったものの、抽象表現が全く理解も想像もできませんでした。
ところが、後期30系ISに初めて、それも単独で試乗させて頂いた時に走り出した瞬間から、"これがスッキリと奥深いなんだ!"と感銘を受けて猛烈に心揺さぶられました。
その"スッキリと奥深い"感じは今でも色褪せる事なく、愛車を走らせる毎に喜びがこみ上げて来ます。


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そうは思っても、IS号を手に入れるまで自分の中で最高に乗り心地が良い車は130系マークXであり、もっともスポーティなセダンの印象を持っていたのも、これまた4日借りたマークX GR-Sでした。

後期ISでも、中期ISでも、もっと言えばそれ以外のLEXUS車でも、初めてLEXUSに乗った瞬間が"これがスッキリと奥深いなんだ!"と思った可能性は否定できません・・・

できなくたって良いのだけれど、、、やはりそこは大枚を叩き、清水の舞台からダイブしたのだから一目惚れした後期30系ISが唯一無二であって欲しい‐とも思いつつ、今回ドキドキしながら中期30系ISのシートに座ったことになります。


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結論から言うと、大げさ抜きで、凡人なおっさんだけど、

一瞬で差が判りました。

全然別モノでした。



店舗から車を出すのにハンドル切っただけで差異が判りました。
私の中で"スッキリと奥深い"のは後期30系ISで間違いありませんでした。
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ここもLEXUSの象徴みたいで恰好イイですね。


どのように異なるのかと言えば、ハンドル操作に対し初動の応答性がリニアではありません。

大げさに言うと切り始めの遊び(逃げ)が大きい‐とでも表現すれば良いでしょうか、似たような感覚としては前愛車マークXを手放す前にドアスタビライザーを外した時に似ていたかもしれません。
ドアスタビライザーは着けた時はあまり差が感じられなかったのですが、外した時は体に馴染んだ分、変化が顕著に判りました。

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憧れのREGNO初体験‐車体防音性を上げないと宝の持ち腐れな感想です、、ゴメンなさい、、、



今回の体感(印象)差はドアスタビライザー有無以上に差が大きかった印象です。

因みに、我がIS号はドアスタビライザーも移植しています。
また試乗したのは7年経過し4万Km超えのLパッケージの為、ある程度ヤレがあっても不思議では無いと思うしタイヤはプレミアムコンフォートなREGNOな分、柔軟性があるのかもしれません。

それにしても、丸1日借りて約100㎞ほど走り、峠を越えて、日々走り慣れた道も試し、五感を駆使して差異を味わいましたが(正直に吐露すると違和感がずっと拭えない感じでした)、1日振りに愛車に乗って改めて感動しました。

単純に言えば、自分の無意識の領域を含めて、こう曲がりたい‐の一致度が高いのだと感じます。
思う通りに操れる‐とか、運転が上手くなったような気になる‐とか評論家方が表現されているのはそういうことなのだと思います。
その部分がアップデートされて、そのためにはタイヤを太くして、そのネガを打ち消す為にロッド類やバネを軽量型に換装して帳尻を合わせているのだと理解しました。
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再認識な愛車の熟成度♪ モーター配分も剛性感も進化していると感じられました。



中期のオーナー方が気を悪くして欲しくないのですが、開発陣が様々な改良点を探求することを怠らず、フィードバックを積み重ねた結果なのだと感じます。
ボルト締結以外にも諸々進化熟成している点が、これらもまたはっきり感じる事が出来ました。
例えば、バッテリーのアシスト特性を変えているのは頻繁に通るバイパス道のサグ部で差が判りました。
後期30系は少しのアクセル増でグングン坂を上りますが、中期は踏み込まないと追従しませんでした。
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中期は鉄製アーム

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後期はアルミアーム、細径高張力スプリングで軽量化し19inホイール・タイヤ質量増と相殺しバネ下の負荷を抑制しているそうです。

もっとも、タイヤ幅を広げ、メインバッテリーのアシスト領域を広げている分、近年トレンドの燃費値で言えば中期に利があるようです。
累計平均燃費値は約1㎞/ℓ以上借りた車の方が多い数値でした。
(と言うか、そんな値を我が愛車で見たことありません)
これが正解であれば、燃費を多少落としてでもハンドリングやドライビングを磨いた開発陣の選択は素晴らしい判断だったと絶賛したいと思います。


後期30系ISが世に出た時に30系ISは市場デビューして9年が経っており、辛口評価の中には古いシャーシに新鮮味が無い内装でコスパが低いなどと揶揄されるものも見かけましたが(そう思う人は手に入れなくて良いと思うけれど)

私的には、豆電球でもアンビエントライト無くても、むしろそんな誰でも改善出来る小手先騙してでお茶濁さず、スポーティな車として最も大切なドライブフィールを最大限磨いてくれたものだと感動しています。
大いなる進化は外観だけでなくて、内面も熟成されていたのがはっきり認知出来て嬉しかったです。


前にも綴りましたが、多分ビックマイナーチェンジの開発が決まった段階でIS500がグレード構成に入っていたのだと思います。
V8エンジンにバランス出来るようなブラッシュアップを施すのが究極条件だったのでしょう、その恩恵が300hオーナーにも得られたと言えるのではないでしょうか。


それから、
今まではBMWやBENZ等欧州車を称え、対比的にLEXUS(国産車)を貶す‐欧州賛美な評価が好きではありませんでしたが、もしもLEXUS自らも認めるようにホイールのボルト締結が操舵特性の質向上に大きく作用するのであれば、(実際30系中期と後期は明確に差があると私は判定しますが‐)それは正論だと認めざるを得ない印象です。

一度その差を体感してしまうと、質を下げることが自分の中で容認できなくなるのは自然な感想です。

そんな訳で‐

少し困った自覚として、もう後期30系ISの水準を下回った車には乗れなくなった自分に気づきました。

ちょっと困ったな、、、、

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一応注釈しておきますが、愛車大好きな素人の私見です‐
是非乗ってみて下さい、後期30系IS。

Posted at 2023/05/21 23:22:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 小話-車入り | 日記

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