
娘をバス停まで送りつつガソリンを入れついでに、(連続3回目の)手抜き洗車をした後の話。
コンビニ併設のスタンド脇にある門型洗車機を出た所は、この3点のいづれかに用事がある人しかほぼ停まらない私道に感じます。
要するに、コンビニに用事がある人、洗車後の拭き上げをしている私みたいな人、コンビニもあるからここで車中仮眠している人‐みたいな感じ。
平日の10時台だったので誰に遠慮も無く電動ブロワーで水滴をぶっ飛ばしていたら真横に大型トラックが並んで来て‐
"まだ終わりませんよねぇ、、"と声をかけられました。
"は?"
と言ったのは、なんじゃワレ、ヒトが景気よく愛車水切っとんのに何か文句あるんか、コラァ~
ではなくて、意表を突かれて質問の意図が汲めなかっただけのことであります。
"あのぉ、、あとほんの少し前に出てもらえると、、私も停められるんだけど、まだ時間かかりますよねぇ、、"
と大きな車体だけれど、猛烈に恐縮されながら問われたのでした。
ああ、そういうことだったのね‐と理解しました。
"まだすぐ終わらないけれど、脇に車動かすから待っててちょーだい"とお安い御用でありますよ‐と車を移動。
車内からぺこぺこ挨拶されている運転手さんを見るにつけ、
(イイってことよ、トラッカーの方には日本国民津々浦々みんないつも感謝だゼェ)
と思いながら、ブロワーとマイクロファイバータオルで水切り継続、仕上げをしておりました。
ら‐
トラッカーの運転手さんが戻って来て‐
あろうことか冷たいお茶を差し出されたのでした。
"いやいやいやいやいや、、そんな、やめてくれい。どってことないし、いつもトラッカーさんには感謝でいっぱいだから気にしないでちょー"
と固辞したものの、押し問答の末ついには開けたままだったトランク内に、
"ここ置いておきます、あとで飲んで下さい"
と置いて行かれてしまわれました。
なんちゅー義理堅いお方なことでしょう。
よく見たら、社名の入っているトラックだし、気兼ねされたのかもしれません。
ということでココでお礼を掲げておきます。
こちらの会社の運転手さんは大変義理堅い方でした。
商売繁盛をお祈り致します。
運転手さん美味しいお茶をありがとうございます。
深夜に高速道路を走ると、沢山のトラックの隊列がどこまでも続くほどに走っている景色を毎回見ます。
九州に行った時も高速道路の8割位がトラックだったように感じました。
日本の便利な物流を支えているのはトラックだと実感します。
宅急便もAMAZONも楽天も昨日の今日で荷物が届くのは全てトラッカーの方々のお陰です。
いつもとても感謝しています。
どうかご安全に運転を継続されて下さい。
と思いました。
車洗って来るから、通勤ジャージを着て行くよ、洗濯は明日で良い?と許しを得た嫁さんに帰宅後、美談報告したら‐
「真っ黒なレクサスに真っ黒な顔(※悪いのは小松の太陽)のグラサン(※太陽光変色型眼鏡ですから!)でジャージ姿なおっさんに車移動してもらったら、大概の善人はビビって警戒する」
と感想されました。
違うだろ、そこじゃないだろ‐的な。
Posted at 2024/10/22 22:36:24 | |
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