【最新冷蔵庫マメ知識シリーズ】の第二弾です。
”みんカラ”なのに、なんでわたしは
家電のレポート書いているんでしょう?(笑)
今回は『切れちゃう冷凍』についてレポートしたいと思います。
前回の『勝手に氷』に続いて、うちの奥さんの第二希望が
「絶対に『切れちゃう冷凍』の冷蔵庫がほしい!」
と、いうものでした。
冷凍してあるお肉などを、お弁当や副菜なんかでちょっとだけ使いたい時に、
全部解凍しなくても必要な分だけをサックリ切って、パッと使えるなんて、
とっても便利で素晴らしい、絶対ほしかった機能だといっていました。
『切れちゃう冷凍』のイメージはそんな感じだったみたいです。
でもでもでも、調べてみると、やっぱりイメージと違っている事もいろいろあるんですよねー。
今回のキーワードは・・・
①えっ、全部じゃないのー?
②えっ、保存期間が?
③えっ、きれないの?
というところでしょうか・・・。
でわ、その問題点を説明していきましょう。
①コレはわたしの勝手なイメージなのですが、おおきな冷凍庫全部の食品が
『切れちゃう冷凍』になっちゃうと思っていたんですよねー。
実際は、「切替室」とよばれる、氷のある隣の部屋だけの話だったんです。
『切れちゃう冷凍』にしたい食品は、ここに入れなきゃダメなんですね。
ちょっとガッカリしました。
その理由は、冷凍温度にあるそうです。
普通の冷凍庫の温度は、-18℃なのですが、
『切れちゃう冷凍』は、-7℃で冷凍しているので、冷凍庫を分けないといけないそうです。
冷凍庫全部の食品が『切れちゃう冷凍』になる訳ではないんですよねー。
②次は保存期間の問題です。
①で説明したように、普通は-18℃なのに-7℃で冷凍しているので、
保存期間がすごく短くなるみたいなのです。
JISの試験によると、「-18℃以下での保存期間は3ヶ月ぐらい」に対して、
「-7~-12℃での保存期間は1ヶ月ぐらい」になっていました。
11℃温度差があるだけで、保存期間は3分の1になっちゃうんですねー。
はたして1ヶ月で全部使いきれるのかなー?
③最後が大問題です。
『切れちゃう冷凍』のはずなのに、切れない事がよくあるみたいです。
理由は、食品内の水分と関係あるそうです。
保存日数が長くなると、どうしても水分が抜けていって、カチンコチンになってしまうみたいですね。
食品の種類や水分量にもよるのかもしれませんが、
『切れちゃう冷凍』の適正期間は3~4日が限度で、
それ以上保存していたものは、「切れない」という報告がネットにありました。
こうなると、「ジャロにいっちゃろ」状態ですよねー。
以上をまとめてみますと・・・
『切れちゃう冷凍』を広告どおりに利用するには、
食品は専用の小さい冷凍庫に入れて、
3~4日以内で使い切ったほうがいいですよー。
って、ことになりますね。
うちの奥さん、ガッカリするだろーなー。(笑)
はっきりいって、うちの家庭では、「使えない機能」ですね。
次回は、どうしようかな・・・。
でわ、『冷蔵庫の自動化』を考えるのココロだー。(笑)
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Posted at
2007/05/16 23:22:18