
【最新冷蔵庫マメ知識シリーズ】の第一弾です。(笑)
まずは『勝手に氷』でおなじみの
「自動製氷機能」について、
意外な事実を発表しちゃいましょう!
冷蔵庫を買い替えようかという話になった時の、うちの奥さんの第一希望が
「絶対に勝手に氷のできる冷蔵庫がほしい!」
と、いうものでした。
なにもしなくても、どんどん勝手に氷ができてくる機能というのは、
主婦にとって、かなり魅力的な機能みたいですね。
調べると「自動製氷機能」って、どこのメーカーの冷蔵庫にも当たり前のようについていました。
まさに、「標準装備」という感じです。
それだけユーザーニーズが高い機能といえるのでしょうね。
しかし、便利なものには必ず欠点もある事を忘れてはいけません。(笑)
よく調べると、「勝手に氷」って、けっして便利なだけじゃなんですよねー。
そのキーワードは・・・
①汚い
②面倒くさい
②小さい
③うるさい
④要交換
⑤要管理
というところでしょうか・・・。
でわ、その問題点をひとつずつ説明しましょうね。
①「汚い」とは、「自動製氷機内部でカビや水垢が発生して、氷が汚い」ということです。
自動製氷機って、カビや水垢が繁殖しやすいみたいなんですねー。
最近のものは、カビや水垢が発生しないように、すべての部品を取り外して丸洗いできるようになっていますが、
数年前のものは、カビや水垢が発生しても清掃するのが一苦労するみたいです。
へたすると、カビや水垢を見つけるのも大変みたいなのですから、
丸洗いできない「自動製氷機」をお使いの方は、十分お気をつけださいね。
②「面倒くさい」とは、「自動製氷機を丸洗いするのが面倒くさい」ということです。
①の理由で、自動製氷機の丸洗いが必要になってくるのですが、
その頻度は、すべてのメーカーが「週一回」とカタログに書いてあります。
しかも丸洗いする部品はタンク・パイプ・フィルター・フタなど4~5点あります。
毎週毎週、ここを分解して水洗いして組み立てるなんて、考えただけで面倒くさいでしょ。(笑)
カタログにはちゃんと明記してありますから、後はユーザー責任でお願いします・・・って感じですね。
③「うるさい」とは、「氷ができてケースに落ちる時の音がうるさい」ということです。
その「ガラガラガラ」っていう音は、約60dBあるそうです。
アパートなどにお住まいで、冷蔵庫に近い場所で寝ている方には、
真夜中にこの音が聞こえると、気になって目が覚めてしまうかもしれませんね。
でも三菱製は、ケースの底に「静音マット」があって約40dBに軽減されていました。
④「小さい」とは「自動製氷機でできる氷は意外と小さいぞ」ということです。
氷の大きさはだいたい「麻雀パイ」ぐらいの大きさみたいですね。
小さい氷は解けるのも早いので、大き目の氷が好きな方にはちょっと困るかもしれません。
でも日立製は、4種類の大きさの氷が作れるようになっていました。
⑤「要交換」とは、「給水タンク内にある浄水フィルターは3年毎に交換が必要」ということです。
カタログでは「浄水フィルターは3年ごとに交換してください」と明記されています。
フィルターのお値段は1500円ぐらいです。
3年後なんて、覚えているかなー。(笑)
でも、三菱製は「フィルター交換は不要」になっていました。
⑥「要管理」とは「洗浄時期、水の量、氷の量、氷の音、フィルター交換などを自己管理してね」ということです。
ココに書いているだけで、「自動製氷って、なんて面倒な機能なんだ!」って気分になってきました。(笑)
皆さんお使いの冷蔵庫には、自動製氷機がついているんでしょうね?
面倒じゃないですか?
みんな、ココまで理解して購入しているのかなー?
まあ、「あんまり気にしてない人が多かった」っていうアンケート結果もあるみたいですから、
気にしない人はまったく気にしないんでしょうが・・・。
でも、自動製氷機能はどこも標準装備なので、使ってみてなんとかするしかないのですけどね。
「現実は理想とは違う」ということを、改めて感じてしまいました。
次回は、『切れちゃう冷凍』について、語っちゃいましょう。
お楽しみに・・・?(笑)