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2009年03月13日 イイね!

ヒットメーカーの寿命

ヒットメーカーの寿命
【今朝の三枚おろし】シリーズ:その1

ヒットメーカーの寿命

 高澤 秀次

東洋経済新報社





この本は、作詞家・阿久悠さんに関する評論本なのですが、

氏の往年のヒット曲ネタがたくさんのっており、

当時をよく知る者にとってはたまらない魅力がある本になっています。

ただ、ヒット曲ネタ以外の評論部分には、個人的に興味はわきませんでしたが・・・。



では、そのヒット曲ネタを紹介してみまーす。



◆『わたしの青い鳥』桜田淳子

武田鉄矢論では、阿久悠氏は桜田淳子こそ第二の「美空ひばり」なりえると考え、
帽子をかぶらせ、中三トリオの真ん中にさせた。
「青い鳥」とは「ひばり」をもイメージした歌だったのでないのか?
しかし、しかし、第二のひばりになりえたのは、その隣にいた
デビュー当時はちょっと暗いイメージがつよかった
「山口百恵」の方だったのだー!!!!!


◆『また逢う日まで』尾崎紀世彦

「明るい別れの歌」を作りたいという、阿久悠から演歌へ挑戦。
「別れ=暗い」というイメージを、この曲が根本から覆したといえる名曲。


◆『個人授業』フィンガー5
◆『せんせい』森昌子

「個人授業」は自分の曲でもある「せんせい」意識して作った対極のパロディソング。
純朴な少女と沖縄のチョい悪少年との違いを「せんせい」を通してうまく引き出している。


◆『北の宿から』都はるみ

阿久悠にとってこの歌は不本意な作品だったのではないか?
この歌が正統派演歌として評価されたのが、阿久悠は不満だったのかもしれない。

◆『津軽海峡・冬景色』石川さゆり

阿久悠としての演歌への再反撃の歌である。


◆『舟唄』『雨の慕情』八代亜紀

「北の宿から」の「女ごころの未練」は「舟唄」の「未練が胸に舞い戻る」に収められている。


◆『ペッパー警部』ピンクレディ

「ピンクパンサー」のクルーゾー警部と「若いおまわりさん」と
「くしゃみ講釈」と「ドクターペッパー」と「サージェントペパーズロンリークラブバンド」
を含んだパロディソング。
ピンク・レディーとは、ひとつのプロジェクトだったのか?
阿久悠はピンクレディに代表される「短期決戦型アイドルの製造請負人」だったのか?
武田鉄矢論では、ゆえに山口百恵のスタッフは、絶対に阿久悠に作詞を頼まなかったという。
そのスタッフの名は・・・?



◆『勝手にしやがれ』沢田研二

男のやせ我慢の美学をカッコいい歌にしたかった。
去っていく女の「怨念」や「情念」よりも、それを見送る男の前向きさのやせ我慢を
より格好良く見せることに成功した。


◆ VS 山口百恵

山口百恵のレコード大賞をことごとく阻止していたのは阿久悠である。

1976年 「北の宿から」VS 「横須賀ストーリー」
1977年 「勝手にしやがれ」VS 「イミティションゴールド」
1978年 「UFO」 VS 「プレイバックpartⅡ」

阿久悠の存在によって山口百恵は無冠の女王となってしまった・・・。



______________________

この本を読んで、武田さんがラジオでいわれた、
山口百恵を育てたといわれる名プロデューサー
「酒井 政利」さんについて俄然興味がわいてきたので、
「酒井 政利」さんの著書「神話を築いたスターの素顔」
をつい買って読んじゃたよ。
いやー、 本ってホントに面白いですねー。

より詳しく内容を知りたかったら、この本を買って読んでみてくださいねー。


Posted at 2009/03/13 00:17:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 大好きな読み物♪ | 日記
2009年03月10日 イイね!

今朝の三枚おろし

今朝の三枚おろし   
「今朝の三枚おろし」とは、

武田鉄矢さんがパーソナリティをつとめる

民放のラジオ番組なのですが、

わたしは毎朝、通勤の車の中で聞いてます。

この放送を聞かないと、わたしの一日は始まりません。

この放送を聞くのが、毎朝毎朝、楽しみでしかたありません。

それほどに、おもしろいラジオ番組なのですが、

ネットで調べても、この番組の内容をリアルタイムで扱っているサイトはほとんどありません。

ないのなら自分で発信してみるか?

と、思っちゃったからしかたがない。


さて、今後の予定・・・


「ヒットメーカーの寿命」・・・阿久悠さんのヒット曲にまつわるお話(現在も放送中)

「そうだ、葉っぱを売ろう!」・・・葉っぱを売ることで過疎村を再生したお話

「日本でいちばん大切にしたい会社」・・・利益よりももっと大切なものがある会社のお話


だけど、予定は未定。(笑)
Posted at 2009/03/10 23:20:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 大好きな読み物♪ | 日記
2006年02月04日 イイね!

『DIVE!!』

『DIVE!!』『DIVE!!』は、児童文学の第一人者”森絵都”さんの
4巻完結の小説で、内容は、飛び込み競技に青春を懸けて
オリンピックをめざす青少年達のスポ根小説なのです。

図書館の児童書のコーナーで偶然見つけて読んでみました。

書店ではほとんど見かけませんし、一般的にも知名度はかなり低いですよね。

分野としては児童文学かもしれませんが、わたしのような大人が読んでも十分おもしろい小説です。

っていうか、おもしろすぎですよこの小説!

1巻読んだらすぐ2巻が読みたくなり、2巻を読んだら3巻、3巻を読んだら4巻・・・

麻薬のようです・・・麻薬の経験ないけど・・・

いっそ、厚くなってもいいから1冊にまとめてくれーって言いたいぐらいですね。

ストーリー展開や描写は、とってもマンガ的な印象ですし、
登場人物もそれぞれ魅力的に書かれています。

スポ根物のお約束、必殺技もあるんですねー。


ライバル 富士谷要一の  偉大なる ”SSスペシャル’99”

ライバル 沖津飛沫の  華麗なる ”スワンダイブ”

主人公 坂井知季の  前人未到の ”4回転半”



今回は小説なのでもちろん画像はお見せできません・・・

みなさんの想像力をフルに働かせてくださいね。



マイナーな飛び込み競技を題材にして、ここまで感動的でおもしろい作品が書けるなんて・・・

もっともっと、幅広くみんなに読んでほしい小説ですね。

講談社も早く文庫本化すればいいのになー。

読みたい人はAmazonで買ってくださーい。

本屋さんではたぶん見つけられませんよ。
Posted at 2006/02/04 23:49:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 大好きな読み物♪ | 趣味
2005年12月30日 イイね!

世界一長い小説 ”グインサーガ”

世界一長い小説 ”グインサーガ”早川書房刊 ハヤカワ文庫JA
グインサーガシリーズ
作者:栗本薫
最新刊:105巻(^_^;) 以下続刊


個人が書いて、出版されている小説としては、世界で一番長い小説が日本にあることを御存知でしょうか?

栗本薫さんの「グインサーガシリーズ」がそうなのですが、今年は記念すべき100巻達成記念の年でした。

1979年に1巻が刊行されてから、長いようで早かった26年です。

当初の約束どおり100巻は達成されましたが、
約束どおり100巻で物語を終わる事はできませんでした。

最新刊の105巻目でも全然終わる気配をみせていません。

いったいいつまで続くんだろう・・・?

何巻まででもお付き合いするつもりですが、この小説の最終巻だけは、
わたしの生きているうちに必ず読んでみたいと思っています。
Posted at 2005/12/30 00:24:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 大好きな読み物♪ | 趣味

プロフィール

マイクロファイバークロスを利用した洗車技法の実践と確立に、日々心血を注いでいるのかもしれないし、いないのかもしれない・・・。(笑)
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