足回り、シャッキリしますか、それで。ふとした疑問なんです。スポット溶接増しをした方のインプレで、クルマが固くなり足回りが固くなった気がする、なんてものを読む機会が少なからずあります。理屈上、スポット溶接を増しても、乗り心地は変わらないと思うんですよね。変わるのは、クルマが瓦解するまでの限界値だと思うんです。そういった意味では、確かに【剛性】は上がっています。けど、それと乗り心地は関係ないと思うんだけど。あれこれ改造して、今の状態でクルマを限界近くで走らせるとクルマが瓦解しそう。それで限界まで走らせられない。そういったときには必要だと思いますけど。乗り心地に影響する部分は外力によって生じるクルマの歪みです。ただ、クルマの歪みには接合方法を強化しただけでは対応できるものではないよ。歪みを防ぐには、歪みに対する強度を上げる、つまり【板厚】を増さないと無理。スポット溶接増しの際に、補強板も追加して補強をしてやってるなら体感する変化は有るかも。そう考えると、【スポット溶接増しと同程度の効果】があるクリップ。体感するはずがないと思うんだけどね。根本的に間違ってるのですから。まぁ、実際の所は、溶接部って熱影響の関係で固くなりますから、全く効果が無いか、と言われると難しい所ですけど。翻って熱影響の無いクリップ補強。言わずもがな、ですね。私、間違ってるんだろうか。この考え方が間違ってたら、日本にあるいくつかの橋、落ちます(^_^;)