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2012年10月22日 イイね!

燃焼効率100%?

クルマの燃焼効率の話。


一般的には、現在のクルマの燃焼効率はほぼ100%と言われています。
しかし、実際はそうでしょうか。

燃焼効率100%とは投入した燃料が100%燃焼している事を意味します。
燃料がガソリンの場合。
理論空燃比14.7、つまりガソリン:空気が重量で1:14.7になる場合に燃料は完全燃焼する事になります。

しかし。
実際にクルマを動かす場合。

空燃比は変動します。
冷間始動時、アイドリング中、高負荷時等々。
冷却系で冷却が追い付かない場合は燃料冷却も行われます。
更には、燃焼室に付着したオイルに取り込まれる燃料も生じます。
燃焼室に投入された燃料が100%燃えてるとはとても言えない。

アヴェンタドールが300km/h位で走行している動画を見ると、青いアフターファイアを時々発生させています。
高温になった燃えない燃料が排気口で空気と出会い燃焼するのがアフターファイア。
燃料燃えきってないので生じている。


ここ では、空燃比が12付近の場合の燃焼効率を0.75としています。

ここでは、さっと読めば燃焼効率をほぼ1とするように誤読しがちですが、どんな条件でも完全燃焼するから燃焼効率はほぼ100%という話ではない。
燃料を燃焼させた時の燃焼にって生じる熱への変換効率をほぼ1と考えてよいという話。
どんな条件でも燃焼効率が100%ではなく、ちゃんと燃えればほぼ100%熱量を得られるという話。

その熱量を、仕事に変換する熱効率はまた別の話。

理論空燃比を常に維持したエンジンがあれば、燃焼効率はほぼ100%と言えると思います。
しかし、実際の販売されるクルマのエンジン制御が常に理論空燃比なのかな?といった疑問が消えません。

ある一定の走行条件では燃焼効率をほぼ100%にできるエンジン、というならすっと腑に落ちるのですが…

クルマの燃焼効率はほぼ100%!
と言われても、考えれば考えるほど「そうかな?」と思ってしまいます。

最近のクルマって、どんな時でも理論空燃比なんだろうか。
あ、アヴェンタドールは最近のクルマだ。
うーん。
あれは例外なんだどうか。
でもクルマには違いない。
あんな車を例に出したら、特殊事例を出して否定するな、と批判されそうですが。

どうすれば、最近のクルマは燃焼効率がほぼ100%と言い切れるのか。
まだまだ勉強が足りません。
Posted at 2012/10/22 22:02:36 | コメント(6) | トラックバック(1) | クルマ

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