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やすぴょんのブログ一覧

2012年09月30日 イイね!

マツダ 短名車列伝 “ランティス・アンフィニMS-8” シリーズ6

1996年4月 “マツダフォード傘下”に入った為、これを境に“フォード主導”での生産車種を
絞り込みに入る。そのため“短名車”が次々と現れることとなった。
ここからは、“フォード主導”での生産車種絞り込みによって消えていった“短名車”を
紹介していきたいと思います。



ランティスは1993年~1997年にかけて販売されたクルマだ。
ちなみにランティスとは、ラテン語で“秘密の城”という意味があるそうだ。
「THE SPORTS BOOY研ぎ澄まされた走りのボディ」をコンセプトに
開発されたクルマだ。



マツダのミドルクラススポーティ4ドアクーペとセダンがあった。
エンジンは1800ccとV6・2000ccの2グレードをラインアップしていた。
内装はこんな感じだったようです。



もともとは別車種として開発されていた。秀逸なデザインや優れたハンドリングとともに、
安全性能にも力を入れていて“1996年衝突安全基準適合第1号”であった、
ランティスは現在も各所から高く評価されているという。



GRAPHIC誌による販売当時の誌上テストにおいて、0-400m:16.0秒を
記録した。これは当時のGRAPHIC誌のテスト記録の中で、2000cc自然吸気
エンジン車としての最高記録であった。エンジンがV型6気筒であること、この車が当時唯一の
衝突安全基準適合車であった故の重量のハンディがあったことを考慮に入れると、
極めて優秀な加速性能であったと言えるだろう。



マツダ・ランティスは、販売当時“全日本ツーリングカー選手権”に4ドアクーペが参戦
していましたが、成績は散々な結果に終わりました。当時マツダでは販売不振からくる
レース部門へ割り当てられる予算が少ないこともあり、パワフルなV6エンジン等を
熟成させることが出来なかった。



1994年6月 ランティス4ドアスポーツクーペ“マツダスピードバージョン”が
発売された。詳細は不明であるが“マツダスピードのエアロ”を装着して、
専用色は“ブリリアントブラック”と“シルバーストーンメタリック”と
“クラシックレッド”の3色を用意した。(下部写真は“マツダスピードバージョン”
ではないが“マツダスピードバージョン仕様”のランティス4ドアクーペ)



“フロントリップスポイラー”



“サイドステップ”



“マツダスピードマフラー”



“リアウイング”



いろいろと話題を呼んだランティスだったが“フォード主導での生産車種絞り込み”や
国内での4年間の販売台数は“4万3300台”だったことの問題などもあり、
一代限りモデルとなってしまった。



アンフィニMS-8は1992年3月~1997年まで販売されたクルマだ。
マツダ・ペルソナの後継車として誕生した。
ペルソナのコンセプトであった“インテリアイズム”を継承したモデルで、
当時はユニークな“インストゥルメントパネル”インパネシフト(ジグザグ型の
ゲートを持つ AT セレクター)を採用していた。



排気量は2000ccと2500ccの2グレードをラインアップしていた。
途中全車に運転席エアバックを標準装備するなど安全面での向上を図ったが、
“フォード主導での生産車種絞り込み”のため一代限りモデルとなってしまった。


マツダ 短名車列伝 “ランティス・アンフィニMS-8”
シリーズ6を終わります。間違えがあったらごめんなさい。



明日の、マツダ 短名車列伝 “フォード傘下”に入り車種絞り込みの為、
消えていったクルマ “ユーノス800・オートザム・レビュー”
(上部の写真はユーノス800)
Posted at 2012/09/30 07:41:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2012年09月29日 イイね!

マツダ 短名車列伝 “MX-6・オートザム・クレフ・ユーノス500”1996年4月 マツダフォード傘下に入り、フォード主導での経営再建の道を進む。 シリーズ5

MX-6は1992年1月~1995年まで販売されたクルマだ。
ピラード2ドアハードトップでボリュームのある曲線を多用したスタイルは当時新鮮であった。



排気量は、2000ccと2500ccの2グレードをラインアップしていた。
正面から見たらこのようなスタイルです。



内装では当時新しかったインストパネルシフトで話題を呼んだ。



以外にも特別仕様車として“マツダスピードバージョン”2000ccがあり、
専用色“シルバーストーンメタリック”ラインアップされていた。
(下部写真は“マツダスピードバージョン”仕様にしたMX-6である。)



このクルマも期待されて、発売されたが“マツダの経営危機”の問題等あり、
またしても“短名車の一台”が誕生した瞬間でもあった。



オートザム・クレフは1992年5月~1994年3月まで発売されたクルマだ。
クロノスの兄弟車のクルマとして誕生した。
排気量は2000ccと2500ccの2グレードをラインアップしていた。



ちなみに内装はこんな感じでした。



兄弟車のクロノス・アンフィニMS-6が復活したカペラと入れ替わる形で、生産終了したが
“オートザム店”ではカペラはラインアップされないままクレフの生産を終了した。
またしても“短名車の一台”が誕生した瞬間でもあった。



ユーノス500は1992年2月~1995年まで発売されたクルマだ。
排気量は1800ccと2000ccの2グレードをラインアップしていた。
キャッチコピーは“追い求めたのは10年色褪せぬ価値”



自動車デザイン界の最大の巨匠とされる“ジウジアロー”が「小型クラスでは世界で、
最も美しいサルーン」と評した完成度は高かった。
塗装技術に関しても(高機能ハイレフコート塗装)特許を取得したばかりの耐久性が高く鏡面の
ような滑らかな仕上がりになっている。(当時のマツダの最新技術である)



1996年4月 マツダフォード傘下に入り、フォード主導での経営再建の道を進む。 



これに伴い“ユーノス店”は“アンフィニ店”と統合し“マツダ・アンフィニ店”が誕生する。
この混乱はリストラ新規開発の凍結などによる技術力の低下、車種ラインアップの
削減による商品力の低下につながり、とくに日本国内では従来からのマツダ車ユーザーの
他メーカーの流出を招き、人気の下降、中古車査定価格の下落、営業力とディーラー網の
弱体化などを引き起こし販売不振を深刻化させ、後々までマツダの経営を苦しめた。



2001年 マツダ本社宇品第二工場閉鎖。



マツダ氷河期に入る・・・・・

マツダ 短名車列伝 “MX-6・オートザム・クレフ・ユーノス500”
1996年4月 マツダフォード傘下に入り、フォード主導での経営再建の道を進む。
シリーズ5を終わります。 間違えがあったらごめんなさい。



明日の、マツダ 短名車列伝 “フォード傘下”に入り車種絞り込みの為、
消えていったクルマ“ランティス・アンフィニMS-8” について
紹介していきたいと思います。(上部写真はランティス4ドアクーペ)
Posted at 2012/09/29 06:56:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2012年09月28日 イイね!

マツダ 短名車列伝 “ユーノス300・クロノス・アンフィニMS-6” シリーズ4

ユーノス300は1989年10月~1992年にかけて販売されたクルマだ。



エンジンは1800ccと2000ccでタイプAは標準グレードでクロスインテリア、
タイプBはレザーインテリアやアームレストクッションを装備していた。
ちなみに内装はこんな感じだったようです。



ペルソナとは姉妹車であるがフロントグリルは違っていた。



丸型4灯テールランプといった差別化も行なわれていた。



特別仕様車 タイプX 1800ccと2000ccが発売された。
主な特別装備として、BBS社製アルミホイール、専用ボディ色・ジェントルマルーン
メロウバーガンディの2色を用意して販売拡大を目指したが“短名車の一台”になった。



(写真は、特別仕様車 タイプⅩではありません。)

クロノスは1991年10月~1995年にかけて販売されたクルマだ。
カペラの後継車モデルとして新しいマツダのミドルクラスセダンとしてデビューした。
クロノス前期モデルは、1800ccと2000ccの2グレードモデルだった。



1993年6月~後期モデルが登場すると、1800ccと2000ccと
2000ccディーゼルと2500ccの4グレードに選択肢を広げた。



正面から見るとこんな感じ。



内装はこんな感じ



結局カペラの後継車モデルとして“デビューしたクロノス”だったが、この一代限りで
元のカペラに戻されてしまった。(“短名車の一台”が誕生した瞬間でもあった。)



アンフィニMS-6は1991年11月~1994年にかけて販売されたクルマだ。
排気量は1800ccと2000ccの2グレードをラインアップしていた。



Bピラーから後半部にかけて、専用に設計されたボディ一体型のリアウイングスポイラー
が特徴的なクルマである。



1994年オートラマ店はフォード店へ改名した。

マツダ 短名車列伝 “ユーノス300・クロノス・アンフィニMS-6”
シリーズ4を終わります。間違えがあったらごめんなさい。(下部の写真は“MX-6”)



明日の、マツダ 短名車列伝 “MX-6・オートザム・クレフ・ユーノス500”と
1996年4月 マツダフォード傘下に入り、フォード主導での経営再建の道を進む。
について紹介していきたいと思います。

では、仕事に行ってきます。
Posted at 2012/09/28 06:55:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2012年09月27日 イイね!

マツダ 短名車列伝 “エチュード・ユーノス100・ペルソナ” シリーズ3

“エチュード”は1987年1月 ファミリアベースのスペシャリティ・クーペとして
登場した。 排気量は1500cc・1600ccのグレードがあった。


エチュードのデザインテーマは、“ルーミーでリッチなパーソナル空間”だったそうです。


“マツダ”は、前から見るとファミリアだが、すれ違ってみると違う車だ!!
というところに狙いがあったようだ。(意味が分からない。)


販売期間は1987年1月~1990年で総生産台数は約1万台にとどまり、
短名車の一台になった。

“ペルソナ”は1988年11月~1992年3月にかけて販売されたクルマだ。
排気量は1800ccと2000ccのグレードがあった。


キャッチフレーズは、“インテリアイズム”元女優の“イングリッド・バーグマン”を
イメージしてデザイン最優先で作られた。
内装にとても力が入っており、初期のカタログではエクステリアの写真よりも先に
インテリアの写真が記載されていた。


室内はクロス張りのタイプAとレザー張りタイプのタイプBに分かれていた。
“1988年度ベストカーインテリア・オブ・ザ・イヤーを受賞”したことからも
内装へのこだわりが伺える。

ペルソナは4ドアピラーレスハードトップボディを採用した。
ピラーレスハードトップボディを日本では日産が初めて導入したとされている。
(写真は日産 ローレル ピラーレスハードトップ車)


1990年2月 特別仕様車“クチュール”が発売された。
タイプBをベースに、専用装備としてABS(アンチロックブレーキシステム)、
フルオートエアコン14インチアルミホイールを装着した。

専用ボディ色・シルバーストーンメタリックを用意した。
(写真のクルマは、“特別仕様車 クチュール”ではありません。専用ボディ色である、
“シルバーストーンメタリック”でもありません。)


ユーノス100は1989年10月~1994年5月にかけて発売されたクルマだ。
排気量は1500ccとファミリア・アスティナと差別化を図るため1800ccの
エンジンを採用し、グレードは“タイプA標準グレード・タイプB本革シート”の
2グレードが設定されていた。


ファミリア・アスティナベースのスポーティコンパクトモデルハッチバックを持った
5ドアクーペ、バンパーモールのカラード化・ホイールキャップなど仕様変更があった。

発売時期等詳細は不明ですが“特別仕様車 タイプX”が発売されていたようです。
ベースになったのは“排気量1500㏄タイプA”モデルで、
特別装備として、高級オーディオ(AM/FMラジオ+カセット)を装備した。

専用ボディ色・ベイブルーを用意し販売拡大に努めたが最終的には1000台余りの
短名車に終わった。(歴代のマツダ車の中で一番売れていないクルマではないだろうか?)
このクルマを見ることができたなら、マツダファンなら何か“イイ事”が起こる
かもしれませんね?


マツダ 短名車列伝 “エチュード・ユーノス100・ペルソナ”
シリーズ3を終わります。 間違えがあったらごめんなさい。


明日の、マツダ 短名車列伝 “ユーノス300・クロノス・アンフィニMS-6”に
ついて紹介していこうと思います。 (写真は“ユーノス300”)

では、仕事に行ってきます。
Posted at 2012/09/27 07:05:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2012年09月26日 イイね!

マツダ 短名車列伝 “アンフィニ MS-9” シリーズ2

とある日曜日、嫁に付き合わされ“スーパー”に買い物に行く途中、信号機につかまり
ふと前方に視線を向けてみれば、“アンフィニ MS-9”が停車していた。


マツダ好きにとって、これを逃すわけにはいかなかった。嫁の“停止命令”を振り切り
尾行する事にした。数分走ったところだろうか? とある、スーパー駐車場に入るのを
確認して、自分も少し距離を置いて駐車場に入った。(別に自分は探偵ではないのに?)
“アンフィニ MS-9”のオーナーさんが降りたのを確認してから、
写真を撮らしてもらうことにした。(別に悪いことをしているわけではないが、“珍しい
クルマ“には勝てなかった。)


人の目も気になり、三枚しか写真は撮ることが出来なかった。(今となっては、巡り会う
だけでもありがたい“クルマ”なので良しとしておこう。)
写真を撮り終えて車へ戻ると、妻は呆れ顔で迎えてくれたことは言うまでもない。
その後、“買い物任務を無事終え”その頃には、嫁の機嫌も戻り家路に急いだ。
家に帰りどうしても“アンフィニ MS-9”について知りたかったので、
調べることにした。
1991年10月発売されたクルマで姉妹車が“センティア”である。


調べてみると、内装はこんな感じだったようです。


同月に、“三代目RX-7”のフルモデルチェンジと重なり、発売は地味なものになった。


販売期間は、1991年10月~1993年という“短命車”に終わってしまった。
マツダの車種の中では高級車で“2500cc”と“3000cc”のラインアップモデルで、
姉妹車“センティア”と差別化を図るため、専用ボディ色“ブラックフォレストマイカ”を設定するなど、販売努力も行なったが“マツダの経営悪化”などの問題もあり、
わずか二年強という短い販売期間で幕を下ろした。


“アンフィニ MS-9”は、4ドアピラードハードトップボディを採用した。
車体側面中央部の柱(Bピラー)が無いと、ボディ剛性や側面衝突への安全性を
十分確保するために他の部分補強が必要となり、重量とコストの上昇は避けられない。
そのため、考え出されたのが“Bピラーを残したままハードトップの印象を持たせた形態”
日本では、“トヨタ”が初めて導入したとされている。
写真は、“トヨタ チェイサー ピラードハードトップ車”


短命でその使命を終えてしまった“アンフィニ MS-9”


自分的には、“流れるようなボディーライン”が今でも忘れられない・・・





マツダ 短名車列伝 “アンフィニ MS-9” シリーズ2を終わります。


明日の、マツダ 短名車列伝 “エチュード・ユーノス100・ペルソナ”に
ついて紹介していこうと思います。 間違えていたらごめんなさい。
(写真は“ペルソナ”)

では、仕事に行ってきます。
Posted at 2012/09/26 07:00:23 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマ

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