虚。

2013年1月13日、日曜日。18時50分頃。

人生で初めての交通事故を経験した。
夕食に向かう移動道中。
交差点の信号待ちの5,6台目。
ふとバックミラーを覗きこむと、止まる気配のない車の姿が次第に大きくなる。
「嘘だろ？」
と思った瞬間に、後ろから突き飛ばされるような衝撃。
「…やられた。やりやがった。」

相手の若い女性運転手は助手席の携帯電話を見ていて、前方の私に気付かずに衝突。
私は憤りのあまり、涙もでなかった。

怒鳴りつけても仕方ない、と思い、静かに相手の反応を伺いながら対応。
早々に謝りはするものの、それが本意かどうかはわかりにくいものだった。

「車」なんて、そこかしこに走っているものだし、相手にとっては「一台の車」だったのかもしれない。

ただ、車を想う人からすれば、「一台だけの車」なのである。

こんなことを言うと、考えすぎだの、何を話しているだの言われることもあると思う。
でも、それは紛れもない事実。

いくら自分が気を付けていたとしても、事故は起こるものなのだと気付かされた。

「相手が私でよかったですが、次またこのような事を起こした場合、私は貴女を決して許しません。」

その一言をどう受け取ったかは、彼女次第。




皆さんにお願いです。

車を愛するからこそ、大事に思うからこそ、どんな相手にも尊敬される、安心される運転を心がけましょう。これ以上、私のような思いをする人を増やしたくはありません。


今一度、模範になる運転をめざして、私は車を「愛」し続けます。



身勝手な愚痴を溢すことをお許しください。