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ベアハンドのブログ一覧

2013年10月01日 イイね!

このタイヤは、どうナンカン?

このタイヤは、どうナンカン?ブロンコに来場する方のもっぱらの関心はタイヤに集中している。もちろんMTタイヤだが、ブロンコが関東ローム層というぬるりとしたステージであるため、面圧の高い細身タイヤが好まれているように感じる。サンドやロックステージがあればもう少し太めのMTが好まれると思うが、やっぱり細身大径タイヤがベスト。アイスバーンを走るラリーマシン、またパリダカールを疾走するマシンも細身タイヤなのは、総合点の高さからなんだろうな。

さてさて、昨年の10月にジオランダーMT+から履き替えたナンカンFT-9が、そろそろ1年を迎えるので記録としてここに残しておくことにした。サイズはJB23の2インチアップ以上に適合(一部干渉対策済み)する185/85R16を選択。ナンカンと言えば「中華タイヤね」と言われるが、ちゃんとした台湾製でロードの世界では知名度が高いブランド。四駆タイヤとしての実績と知名度が低いだけ。訳あって1年履き続けているナンカンタイヤだが、これまでに15,000kmほど走行し、ブロンコ道のガレ場や場内のオフロード走行などでかなりハードな使い方をしてきた個体ながら、思いの外良く働いてくれているという印象が強い。
得意なステージはマッド、苦手なのはウェットなアスファルト。オフロードでのトラクションは明確で、アクセルを踏めばぐっとトラクションがかかる。ただしフリーの際は横方向へのルーズさがあるため、メリハリのあるドライビングが必要。
15,000km走ってほぼ五〜六分山。カッチンコッチンなアメリカンタイヤほど耐久性が高いと言えないが、ダンロップのMT2よりは良いのかもしれない。とはいえ、面圧が高くて圧倒的にオフロードで強いシーエリアの広いタイヤの宿命でもあるから仕方がないだろうなぁ。
個人的には好きなタイヤだが、価格の見直しによって値上がりしたのがちょっと残念、と言いながらも最安値だと1本8.390円(笑)


装着前のバリ山状態! 視覚的にもマッドで強そうなタイヤだ。


15,000kmを走った現在の状態。過酷な使われ方をされているにも関わらず、バーストやサイドカットもなし。


前輪にブレーキング摩耗は僅かしか現れていない。リアは全くきれいな減り方だ。走行音も小さく、MTを履いていることを忘れるほど(麻痺か?)
Posted at 2013/10/01 15:07:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | ジムニーJB23 | クルマ
2012年11月16日 イイね!

平面ガラスの真実

平面ガラスの真実ジープにヨンマル、パトロールと、昔の四駆は、ほとんどフロントウインドゥに平面ガラスが使われていた。「旧いから」と一言で方付けられてしまいそうだが、当時の乗用車にはすでに曲面ガラスが採用されていたから、この説は成り立たない。

当時の四駆、中でも先に挙げた3モデルは、自衛隊の前身にあたる警察予備隊への納入を踏まえて開発されたという経緯がある。つまり言い換えればミリタリーユースとも言える車種にあたる。一方、現在も平面フロントウインドゥのモデルはというと、メルセデスのGクラス(旧ゲレンデバーゲン)とウニモグ、そしてランドローバー(ディフェンダー)と、やはりミリタリー用途として前線で走る車種。

ミリタリーモデルに平面ガラスが採用される要素は、コストを抑えることができる、また戦地でガラス供給が容易、部品の輸送や保管に有利、フロントウインドゥを倒すためなどが挙げられる。でも実はもうひとつ理由がある。それは反射!

走っているクルマを観察すればすぐに分かるが、曲面を持つガラスは、どの角度から見ても太陽光の反射が目に飛び込んでくる。平面ガラスはバッチリ反射するが、反射する範囲は一点のみと狭い。

つまり平面ガラスを使えば、敵に発見されにくく、さらにガラス面を垂直に設置すれば飛行機からも発見され難いというわけ。HMMWV(シビリアンモデルはハマーH1)もそうだったように、それは基本的に現在も変わりない。

これで骨っぽい四駆 = フロント板ガラス の式は成り立ち、やっぱりミリタリーは良いなーと完結。機能美は奥が深い!
Posted at 2012/11/16 14:17:46 | コメント(3) | トラックバック(0) | 四輪駆動って面白い | クルマ
2012年10月04日 イイね!

リミテッドストラップ到着

リミテッドストラップ到着 ブロンコへの足、そしてパトロールカーとしてオフロードを頻繁に走るようになったピンツガウアーですが、右フロントに装着されたリミテッドストラップの破断を発見!
 ピンツガウアーのサスペンションは、縮み側はコイルスプリング、伸び側はリミテッドストラップで動きを規制しているので、ストラップが破断していると、上下にのみ動きが許された鋳物のドライブシャフトハウジングがアルミのデフハウジングをガツガツと叩くわけで、繰り返せばシャフトブーツどころかシールまで切ってしまい、取り返しの付かない痛手を負う可能性もあるんです。
 そんなリミテッドストラップが国際便で昨日到着! こんな特殊車両のパーツが発注後約1週間で入手できるなんて、すごい時代になったものです。今週末はブロンコで修理ができそう(^^)
Posted at 2012/10/04 17:48:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | ピンツガウアー | クルマ
2012年09月13日 イイね!

背面スペアタイヤの真実

背面スペアタイヤの真実背面スペアタイヤを採用した4x4は今でこそ少なくなってしまったが、4x4の持つ逞しさを如実に表した意匠だった。角形ボディーのリアビューは、基本的には1BOXと同じで、何の特徴も感じられなくなってしまう。ただそこにスペアタイヤが配置されるだけで、おぅ4x4だ! と気付かせてくれる。

でも実は、この背面スペアタイヤを配するデザインは、必然性から生まれた産物であることはあまり知られていない。

4x4を大きく進化させたのは、やはり軍用車としての研究と採用に他ならない。軍用として採用されるには、あまりに多くの条件を満たさなくてはならず、特にことJeepに関しては馬からクルマへの移行期でもあり、国の威信をかけて開発されていた。当時のJeep開発は現代のスペースシャトル開発と何ら変わらなったと思う(チト古い‥)。

つまりスペアタイヤは、機能として背面に収まったということ。

腹下にスペアタイヤが納められていると、泥濘地でスペアタイヤを取り外す事ができない。これはランドローバーがボンネット上にマウントした理由と共通する。下回りをクリアにできるのも一利、即座にタイヤ交換ができることもメリットのひとつ。でも、もうひとつ理由がある。

転倒した際、ボンネット先端とスペアタイヤ頭頂部を結んだ線下に生存空間を確保できるから。だからスペアタイヤマウントの下部がガッチリ強化されているのだろう。当時の軍用車としては、山の稜線や平原を走る際、少しでも低ければ敵に発見され難いため、ほとんどがオープンモデル。1mmでも低くしたいという中で、それでもMB、GPWがスペアタイヤのマウント位置をあそこまで持ち上げたという理由は、ロールバー代わりのスペアタイヤだったという。

チョッピリ古い話だけど、街中を走っているスッキリSUVを見ていて、ふと思い出したネタでした。
Posted at 2012/09/13 17:48:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | 四輪駆動って面白い | クルマ
2012年06月18日 イイね!

ブロンコで従兄弟がご対面

ブロンコで従兄弟がご対面苔蒸していたピンツガウアーですが、久々に車検を取り、先週末にブロンコの土を踏ませてやることができました。

日曜日にはピンツ復活の情報を聞きつけたウニモグが来場。このウニモグはトライアングルにも出場している現役バリバリの老兵で、しっかり手が入れられているだけあって程度が良い! 錆だらけのピンツがかわいそう…何とかしなくちゃ。

ピンツガウアーはオーストリアのシュタイアー・ダイムラー・プフ社製。ウニモグが生産されているドイツとは隣国だけど、この二台はハブリダクションをはじめ、共通部品が多いんです。
なかでも笑えるのが、キーが共通ってこと。けっしておおらかって事ではなく、戦地での利便性を考慮して作られているからなんですね。特にこの二台は共にスイス軍出身だから、搭載されているワイヤーなども同じ。

早く直さないと部品取り車にされそうだ!
Posted at 2012/06/18 20:05:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | ピンツガウアー | クルマ

プロフィール

「利便性や燃費、パワーなんて、この佇まいの魅力には敵わない。 http://cvw.jp/b/1539617/44590877/
何シテル?   11/21 10:52
趣味が嵩じて埼玉県の秩父で、オフロードコースやサバゲーフィールド、キャンプ場を併設したアウトドアパークブロンコをやっているオヤジです。 http://www....
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