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ハチマルさばいばーのブログ一覧

2012年11月18日 イイね!

狩猟解禁!!(グロ注意)

狩猟解禁!!(グロ注意)解禁しましたね~、狩猟!

解禁日が平日ということもあり、いつもご一緒してるグループの人たちは動きがないので、とりあえず解禁日は挨拶代わりに単独狩猟へ行ってきました。

いや~、見通しの悪いここいらの山でトラッキングは難しいのう。
まず音たてないで移動するのが大変です。。。

解禁日直後の山は獣影(魚影に倣って造語です)が濃く、あるわあるわ、鹿や猪の足跡・フン・ヌタ場(猪が泥んこ遊びした痕)、そして筋(獣道の幹線道路みたいなもの)。


地形図や地図に載っていない道や、道じゃないところをメインにそろ~りそろ~り。

道迷いについては地形図とコンパスあればOK。GPSあればもっとOK。
アイフォンの位置情報サービス&Googleマップ機能でもOK。
つか禁猟区などに入らないように気を付けながら歩いているので、現在地を見失うようなことはなかなかあり得ません。

私は基本地形図のみで、コンパスは現在地がよくわからんときの非常用。
アイフォンのGPSは自分に自信がないとき用。
山など専用のGPSは持ってない。

で、見通しの良い場所でパシャリ。


頭の上で高圧線が「ヴンヴヴヴヴヴヴヴヴ」と鳴っている。びっくらこいた。
気のせいか静電気と仲の良い登山着がピリピリしてる。

ピリピリが気のせいではないとして、腰まわりの火薬たちに不安を覚えたので早々に退散(笑)

藪が濃い場所や、若い下草の多い場所など、「やつら居そうじゃね?」って場所の近くは、ゆ~~っくりと音をなるべく立てないように歩きます。

足音もそうですが、衣擦れの音とかも気をつけなきゃなりません。

ま、ようは普通は人が行かないところに行かなきゃ、単独で神奈川の可猟区で日中に山ん中に入って行ったってなかなか出会いなどないわけですね。
犬もいませんし。

しかし、この日は出会いがありました。

と言っても目視に至らなかったんですが、猪でした。
谷底の藪の中にいたようで、先に気取られてコソコソとんずらされました。

姿が見えないので撃てませんでしたが、その場所に至るまでの周囲の足跡の濃さや新しさなどからして猪がそこにいたのは間違いないです。
逃げ方も猪でしたし。

私が一歩動くと「カサ・・・パキパキ」
私がフリーズすると「・・・」
私がもう一歩動くと「カサ・・・パキパキ」
私がフリーズすると「・・・」
私がさらに一歩動くと「カサ・・・パキパキ」
そのうちに
私がフリーズしても「カサ・・・パキパキ」

ということで、向かい側の斜面の藪を登って逃げていきました。

しかし、あんな場所に居られたら向こうより先にこっちが気付くってのは無理な場所でしたね。
つか狙いはシカだったんですけどね~。

昼飯食って帰ることにしました。


ってことで日曜は気を取り直してグループで出猟!!

山梨某所にて立つ間(待ち伏せポイント)に入ります。


私は今回撃つ機会ありませんでした。

私が居た立つ間の上のほうを抜けていって先輩のほうで一つ。
下のほうでもやたらトリガーハッピーな現象が起こっておりましたです。

結局、鹿2、イノシシ1、そのうち鹿1つは現場解体で持てるだけ持って下ろしました。

現場の山中にて解体。

背中からの写真です。
頭が左下、お尻が右上。
これは背ロースを取るためのポジションで、角を地面に突き立てて安定させています。
 
なんと、立ちションしてたら後ろをコソコソ抜けて行ったらしく、先輩ハンターはあわてて、ち○こを出したまま撃ったらしいです^^;
「2丁」も向けられたら鹿もびっくりですね(笑)
 
お尻を撃ったらしく、だいぶ走られて斜面で木に引っ掛かった状態で転がって息絶えてましたです。
なんとか引っ張り上げて、後ろ足とロースだけリュックに入れて持って帰ることにしました。
それでも結構重たいっす。

まるごと下ろせたやるはちゃんと川でじゃぶじゃぶして。
持って帰って解体です。
これは猪。
猪は内蔵も綺麗に洗って「モツ鍋」にします。


普段、お店で食べるモツ鍋からは想像できないでしょうが、内蔵を一つひとつ取り出して洗うのです。
 
腸も50センチくらいずつ切って中のウンコを絞り出し、棒使って裏返しにして綺麗に洗うのです。
すべて手作業です。
  

そりゃもう強烈な匂いですが、貴方が普段食べているモツも、そうやって処理してくれている人がいることを忘れてはいけません。
 
貴方が自分で殺す代わりに、殺してくれている人がいることを忘れてはいけません。
殺されている動物がいることを忘れてはいけません。

むしろ家畜などは、殺されるために生まれて、殺されるために囲いの中で育てられるのです。

ハンティングを野蛮でむごいと思う傾向は特に日本人に多いですが、スーパーに並んだ精肉された食肉を何の感情も無くむさぼり食う人のほうがよほど野蛮だと思いますね。
 
人に食われるために生まれ、食われるために育てられた家畜を、他人が殺して他人がさばいたものならOKというのはおかしな話です。
 
私たちハンターは、自分たちの食べる分を自分で捕るわけで、息の根を止めたあと合掌し、みんなで手分けして凍てつく川の水で頑張って洗い、綺麗に無駄なく解体しするんです。

脚先と皮と頭以外は残りません。
アバラや背骨などのアラは猟犬に与えます。
もちろん、先ほどの現場解体のような例外はありますが、あれも山の食物連鎖の中に入って行きます。

野生に生きる動物のテリトリーにこちらから出かけ、食物連鎖の中で生きる動物を自分で捕獲し、食物連鎖の頂点に立つというのは、しごくまっとうな食糧の得方であり、かつ、大変な達成感と優越感のある行為です。

ちなみに、今は鹿などは増えすぎてしまって山の近くに住む農家などは困り果てています。
鹿に限らず野生動物は増え続けています。

例えば、一例ですが
 
・オオカミは危険だからハンターに駆除してほしい

・ニホンオオカミが絶滅

・生態系がくずれて食物連鎖に影響

・鹿などの草食動物が増えてエサが減り里に下りる

 ・ハンターが駆除または狩猟で捕獲する

 ・かわいい草食動物を殺すなんて野蛮、かわいそう、汚い、エグい、ダサい、銃は危険、と世間知らずが言う。

・若年層のハンター激減(現在20代は1%ほど)。可猟区も激減。

・鹿などが増えすぎ、エサが不足し木の皮までかじるので木が死に山が死んでいく

ハンターは、試験の講習会でこう習います。
「狩猟者は、山と自然のエキスパートであり、管理者でもある」

そうなるには長い歳月と多くの経験が必要です。
 

ぜひ、みなさんにもハンターに理解をもってほしいですね。

さて、そんなこんなで、正式にどっちがかわかりませんがとにかく今年の初猟を終えましたです。

しかし北海道に遠征に行った知り合いのハンターから鹿が12キロも送られてきて・・・。
今回捕れたのと合わせたら30キロくらいになる。

そろそろ専用のフリーザー買うか・・・。
Posted at 2012/11/19 22:48:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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