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海の危険生物のひとつガンガゼには鋭い棘があり、刺さるとすぐに折れて毒を出すという厄介者です。

これまで、ほとんど刺された事は無かったのですが、珍しいウニがいると思い取り上げてみるとグローブをしていたのに指に激痛が走りました。すぐに見える棘は抜いたのですが一本が指の中で折れて黒く毒液が広がっている。
まあ、病院に行けば医師が傷口を切開して、棘を抜き毒を絞り出してくれるのでしょうが、車載してある解剖道具と消毒用アルコールで自分で切開処置。まるで映画のランボウのような、けっこう痛いですが。
やはり棘を抜いて除毒するとズキズキした痛さはなくなりますが、切り開いた傷口が痛い。しかも、旅館では入館のたびにアルコールで消毒され、傷テープの上からでもめっちゃ痛い！

無事治療も終え、高校生たちと潜水や磯観察を楽しんでいました。みんなには危険生物ガンガゼには注意しようねと声を掛けておきました。