CJ750長江サイドカー

写真のサイドカーに見覚えある人もいるかも？

というわけで写真は今年の６月末頃に富良野で開催された北海道クラシックカーミーティング in 富良野のときのものです。
ネットを彷徨っていたらオーナーさんのblogに遭遇したので紹介します。

こちらのサイドカーは会場の中でもひときわ存在感を放っていた一台でしたがなんと当日参加だったそうです（さりげない記録:布教活動）
会場向かう途中で偶然後方を走ったこともあり、とても印象に残った一台です。サイドカーというだけでも珍しいのに、なにせこのルックスですからね。

車体をジャーマングレーで塗装された、このサイドカーの名前はCJ750長江といいます。生まれた国はその名の通り中華人民共和国で、製造メーカーは南昌にある人民解放軍の航空機工廠です。
長江の解説をするとそれこそ長々とした文章になるので書きませんが、簡単にいうとBMWの孫、ウラルの息子or血を分けた兄弟といった感じのサイドカーです。
第二次大戦でナチスドイツが敗れる→ロシアがドイツ国内のBMW社製造工場や資材を接収→ロシアでBMWを元にしてウラルを生産→その後、友好国（※）であった中国へ車体や技術を提供……だったかな？
最初に作られたCJ750M1はSVエンジンのウラルそのままでしたが、その後に作られたCJ750M1Mは電装が12V化されデスビがエンジン左側面に出てポイント交換が容易になり、更にCJ750M1Sになるとエンジンが改良されてOHVとなりパワーアップしました。

さりげない記録:長江サイドカー より

BMWのロゴがついておかげで「BMWのバイクなのか！」という単純な認識でしたが、ロゴは前オーナーさんの後付だそうです。
ウラルというバイクもはじめて知りましたが2WDで自動車登録・免許らしいです、サイドカーでもバイクじゃないのがあったとは。

ヴィンテージ（クラシック）車両の所有というと車ばかりに思考が偏っていってましたがバイクも魅力的ですね。私の場合はどうにかしようとするとまず２輪の免許取得が必要になりますが（＾＾；