2015年03月28日
1984年冬
バイクで箱根にツーリングばかり行っていた父と、それに付き合わされていた母の間に生まれる。
着実に遺伝子が引き継がれている。
2、3歳頃
父が箱根でバイクツーリング中車と接触。その後、それが原因かは不明だが脳溢血になり、生死の境をさまようが無事に生き返る。
もうバイクはやめろ!という周囲の反対を押し切り、後ろの席を取っ払った日産バネットにツーストのバイクを搭載。
4人家族が前側の席に無理やり乗っていた。なので、2シーターなどどうということはない。
5歳頃
バネット車検。
ディーラーの人の粋な計らいによりGTS-Xが代車となり、保育園まで迎えにやってくる。
黒いボディ、丸くて赤い大きなランプ、そして色んな所が光るインパネ!低い音!!これはもう未来に行けるという車の親戚みたいなものだ!なんて素敵なのだろう!とシビれた。
その後、未来みらいと騒ぐ私に、あの素敵な車は未来に帰った、と父に聞かされ悲しくて泣いた。
小1〜
街を歩いていても、どこかに車で出かけても、やたら屋根のあいた車をみかけるようになる。あとサンルーフつきの車も。
そして、ウチの車は何で屋根があかないのだろう…などと考えるようになる。
まだロードスターという車も知らないけど、漠然と楽しそうだなぁ〜、と思っていた。
小3
自転車訓練なるものがあり、補助輪付きも乗ったことがなかった私は、ただその恐ろしさにうち震えた。
そして同学年の全生徒の前で見事にすっ転ぶ。
もう自転車には何がなんでも乗らない!!と固く心に誓った。
小6
がしかし、モトクロスをやっていた父が知り合いから子供用バイクを譲り受け、試しに乗ってみた所意外に運転できる!楽しい!と調子に乗り、ちょっとした岩に乗り上げ、やっぱり転ぶ。
転びながらもアクセルの開け方を学び、ターンの仕方を学び、バランスの取り方を学んだので、自転車に乗ってみたところ、乗れるようになった!!
大人になったらかっこいいバイクに乗りたい!!とハーレーに憧れを抱く。
16歳
バイクの免許を取ろうと両親に相談するも、お前はおっちょこちょいだから絶対無理。と言われる。
父の事もあり、猛反対される&お金も無く、思うようにいかないのでふて腐れる。
25歳くらいまで
車はおしゃれで可愛くて運転できればいいや、と考えていた。
運転するのが楽しい!一体感がある!と感じられるのはバイクしかないんだ、と思っていた。
親に内緒で免許取ろうかなぁ〜と画策していた。
26歳
ひょんな事からロードスターと出会う。
オープンカーに対しての偏見も、車に対しての偏見も、昨日までの嫌な事も、すべて消し飛んだ。
これが欲しい!!と猛烈に思って、その月に教習所に行き、3ヶ月かけて免許を取り、その間にロードスターには色んなのがあるんだよという事を知り、試しに乗せてもらったNC2のVS RHT、色はストーミーブルーにビビっときて「これにします!」と宣言してディーラーに行き、紆余曲折を経てRSなのにVS顔、黒い幌のNC2になった。
納車の時は土砂降りだったけども、嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
ロードスターに出会えて本当に良かった。
家族にはハンコを押してから車買ったよ、というような事を話した。
父は「俺が欲しかった車買ってくれた〜」と一人でウハウハしていた。
ロードスターに出会った頃、箱根のとあるミーティングに参加し始めてもいた。
ロードスターが続々と大観山の駐車場に集まる中、ぶぉーぶぉおー!ぱぱぱぱん!!(←マフラーが爆ぜる音)とFDが入ってきて、どんなオラついた人が出てくるんだろう……とビビっていたら、草食系っぽい人が現れて拍子抜けした。
そうして主人と出会った。
その後カタログやらロード&スターを毎回持ってきては「これは丸ごと覚えるよーに」「これは100万回読んで」などとのたまい、この人は随分張り切ってるなーと思っていた。
FDは最初おっかないな、と思っていたけども、流線形のフォルムとBBSホイール、そして赤キャリパー!!(スピリットRの物になっていた)という個人的三種の神器にすっかりやられてしまい、FDは世界一美しい車だわ!と思っていた。
赤キャリパー!カコイイ!!と騒ぎはじめたのもこの頃だった。
27歳
色々と大変な事だらけだったけども、NC2に乗れば全てはバックミラーの彼方だった。
28歳
結婚。
RX-7とロードスターのカップルだね☆などと言われた気がする。
婚姻届を提出して、しばらく経ったらNC3が発表される。タン幌!!ブラウンのシート!内装が黒系統!!もちろんお顔の周りもね!というわけで、ディーラーのガチのローンを払っていた!なんじゃこりゃ!という主人のすすめ(?)も相まって、NC3に買い換える。
で、今に至ります。
その後の未来のミーティングでGTS-Xにも出会えて、良い車にはきっと不思議な縁があるのかもしれないですね。
車で広がる友達の輪!もあるし、本当に幸せなかぎりです。
こんな輩ではありますが、これからも宜しくお願いします!
Posted at 2015/03/28 20:45:18 | |
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