２２Ｂラリーカー計画その２１～９８グリル化への道

さて、先日から外装のレプリカ度を更に高めると言ってきましたが、ついに今週末より我が愛車２２Ｂが長期入院をします。

今回さわるのは、フロントバンパーのグリルです！

２２Ｂはみなさん知っての通り、スバルのＷＲＣ三連覇を記念して作られたスペシャルモデルで、９７年のＷＲカーをロードユースを考慮しつつ忠実に再現されたものです。ですから当然２２Ｂは９７年のＷＲカーの形をしています。
しかし、自分のフルレプ２２Ｂは９８年のモンテカルロ仕様なので、９７年モデルと９８年モデルとでは僅かな違いがあるのです。それがフロントバンパーのグリル形状なのです！

普通の人が見れば、『これくらいいいんじゃない？』と思うかもしれませんが、こだわりだすと、こんなささいなことでさえ許せなくなってしまいます（笑）レプリカの道は恐ろしいですね・・・
同じ２２Ｂオーナーのマルシンさんは、ないる屋さんの２０００年バンパー、プレネスさんは、ラ・アンスポーツさんのワイドボディ用のバンパーに換えてらっしゃいます。２２Ｂオーナーのこだわりは恐るべしです！


↑これが現状のグリルです。そして・・・


↑これが目指す９８グリルです！（本物です）

こうやって同じ角度から比較すると一目瞭然ですね。開口部の面積が大きくなっているのと、オーナメントの上部のネットの形状に違いがあります。やっぱり９８の方が迫力があってかっこいいですね！

さて、どうやってこのグリル形状を再現するかが問題です。
先日レガシィの板金塗装でお世話になったＮＥＷ’Ｓさんに相談したところ、９８のグリル形状をしたＡＶＩＳ製のＲ１４グリルを、現状のバンパーのグリル部分をそぎ落とし、加工してくっつけれるということなので、その方法でやることにしました。（なんと恐ろしいことを・・・）
樹脂とＦＲＰを加工して一体化するのは、高度な技術がいるらしいのですが、ＮＥＷ’Ｓさんは、アコードにオデッセイのバンパーを加工して取り付けたり、ワゴンＲにブリスターフェンダー加工をしたりと、その技術と仕上がりの良さは驚くべきものがあり、評判も上々です。ですから安心してお任せすることにしました。

ちなみに、２２Ｂのバンパーはアッセンブリー交換で１９万、それにフォグカバーが３７０００円します。絶対に失敗は許されません（笑）

ちなみに、このこだわりの為にかかる費用はワンオフ加工、塗装、グリル代、デカール代合わせると、欲しかったプロドライブのカーボン製のフルバケシートの新品が買えるくらいの値段になります。分かる人にしかわからないこのこだわり、嫁さんの耳に入ったら家を追い出されそうです（笑）

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