棚田ボランティア

今日は朝から快晴の清々しい天気でした。
なのでお出かけ!
と行きたいところですが、先約があります。
今日は市内の仰木・平尾地区での棚田ボランティアに参加です。

平尾地区の棚田は昔は荒果てていましたが、今はボランティアの手で少しづつ手が加えられ、その姿を戻しています。



風光明媚な琵琶湖の西側には棚田が数多く残ってます。
棚田百選にこそ選ばれていませんが、遠くに琵琶湖が見える美しい棚田の場所です。
棚田のボランティアなのでいきなり田植え!?なら面白いのですが、時期的にまだ早いです。
今回の作業は田植えではなく、棚田を守るための獣害防止柵作りです。


棚田の周りはもちろん山。
この辺は京都の北山杉がいっぱいあります。場所的には比叡山を挟んで京都・大原の反対側です。
花粉症の身としては最悪の環境の中で作業です。(涙)

長靴履いて、軍手して現地へ移動。作業開始です。
昔に作った柵はありましたが、錆びて朽ち果てています。
まず、用意されている丸太の杭を打ち込んでいきます。そしてそこに波板を立てかけ小動物が入って来れないようにします。その後、杭に碍子をつけたポールを結び付け、電線を張っていきます。
電線に電流を流すことで大型の動物も柵を越えないようにしているのですね。
　ある程度完成!!
人数が多いので意外と早く作業が進み、波板を抑える杭が足りなくなってしまいました。

ここでお昼休憩。　ポカポカ陽気の棚田の中でお弁当タイムです。

午後からは追加の杭を作るため、杭の木材作成です。　杉山に入っていきます。(涙)
　山道を軽トラでどんどん進んでいきます。
軽トラとはいえ四駆なので、こういう林道は威力を発揮です。(一般車は入れません)
ですが、後発で出発した私たちのチームは道を間違えたらしく、どんどん山を登っていく…
　　
気が付いたらここはどこ!?
お陰で、山道からこんな素晴しい琵琶湖の景色を拝むことが出来ました。
柵の作業をした棚田ははるか遠くの山の下のほうに見えました。(笑)

ひょんなことから山道ドライブになってしまいましたが、連絡を取って引き返して皆さんと合流した時には他のグループの作業は終わりかけでした。(爆)
一応、少し手伝いで、鎌を使って一定サイズに切られている杉の丸太の枝取りと皮剥きです。
そして軽トラの荷台に乗せて、棚田のある場所まで運びました。
　日の当たるところで乾燥。

本当は、丸太を4つに割って先を尖らせなければならないのですが、今日の作業はここまで。
次のボランティア参加は自由ですが、参加謝礼として現地地域通貨「１仰木」を頂きました。
この通貨に描かれている棚田は「馬蹄形棚田」でこの辺では有名らしいです。
　馬蹄形棚田をバックに…

1仰木で棚田米1kgと交換、もしくは地元の朝市で500円相当の産物と交換できます。
私たちは近くにある雄琴温泉の入浴券と交換しました。
温泉施設は琵琶湖グランドホテルで、琵琶湖の湖岸を目の前に露天風呂で疲れを癒しました。