復興への道　気仙沼～南三陸

徳仙丈山から下山して、気仙沼市内の市場へ。
他の海岸沿いの街に比べ被害が少ないのかもしくは復興が早いのか…
この岩壁を津波が越えてきたのは確かです。

南町紫市場。
仮設店舗で頑張っています。



ウチの地元、名取でも仮設店舗は同じような感じです。
せっかく気仙沼に来たのだから、奮発してフカヒレのラーメンをｗ

これを食べると、市販で売られているフカヒレスープが食べれなくなりそう・・・

気仙沼から南へ。
岩井崎に到着。
津波で被害を受けたこの地に1本残る松の木。
その形から龍の松と呼ばれています。


かつては砕ける波が噴き上がる潮吹岩で有名でしたが、震災以後は地形が変わってしまっため、殆ど潮吹が見れないようです。
干潮で有れた天気の時は見れるそうです。

これも未だ残る震災の爪痕か・・・


下の階の窓が無いままの校舎。壁も一部壊れています。
震災の記憶として残しているのか、手が回らないのか…



お腹は減るので、中休み。


伊里前福幸市場ではライブイベントをやっていました。




さらに南下。南三陸町の志津川へ。
この空き地に見える土地も、以前は街の区画。遠くには町の防災対策庁舎。


この庁舎から津波警報で放送を続けたあの出来事が忘れられません。


チリ地震で発生した津波で被害を受けた南三陸町。
それがきっかけでチリと友好都市になり、モアイ像が寄贈されています。


今はBTRになっている大船渡線。
海岸沿いを走っているため、各所にこのような跡を見かけます。


こういう風景を見ると、復興と現実のギャップを感じずにはいられません。

でもこういった切り絵の看板を各被災地で見ると、被災者の心の強さとたくましさに、逆に励まされているような気がしてなりませんね。