あにきんぐのブログ一覧

今日から4連休のイースターホリデーです。
現地の会社は休みでも日本は仕事をしているので、家でメールをひろっている...
(休みの意味が無い！)

今日はラウンドアバウトのお話。(前にもネタにしたかもしれませんが)

ラウンドアバウトは円形交差点で、左側走行の英国では時計回り、右側走行の大陸では反時計回りにロータリーを進んで出口に進むシステムです。
英国に道には必ずあるので避けては通る事は出来ません。

ルールは右から来る車が優先です。車が来なければ停止することなくロータリーに侵入できるので楽といえば楽です。
信号待ちの煩わしさはありません。
またロータリー内は何週でも回っても可なので、万が一回っている最中に行きたい出口を見失った場合は、じっくりもう1周しても何ら問題ありません。
道を間違えた場合のUターンにも使えます。
ややこしいのは小さいラウンドアバウトで正面から来る車が右折をする時、相手の車が優先になる事です。
また右の方向の道に進むのに、ロータリーを時計回りに回らないといけないので、一瞬だけ左に進まなければいけないのも難点です。
慣れればたいした事ありません。

さて、昼過ぎから高速の渋滞を避けふらふら彷徨っているとHemel Hampstedの街にやって来ました。
ここには奇怪なラウンドアバウトがあります。
小さな6つのラウンドアバウトが巨大なラウンドアバウトを形成しています。
ラウンドアバウトのルールでは、例えば右斜め後ろに戻る方向の道に行くには時計回りに6つのラウンドアバウトを通過しぐるりと回らなければいけません。
しかし、このラウンドアバウトはラウンドアバウト間は普通対面通行道路で結ばれているので、小さなラウンドアバウトを回って右に進むことが出来ます。

初めて来た人は、この標識を見たら絶対混乱します。

なぜ単純に1つの大きなラウンドアバウトにしなかったのか疑問です。
しかも入口に信号があるので、ラウンドアバウトのメリットなしです。

イギリスには理解不能の道が沢山あります。