あにきんぐのブログ一覧

名水スタンプラリーの続き　その３です。
スタンプはあと2つ。

伏見の街中から少し離れて、伏見桃山の山手のほうに自転車を走らせます。




山手は木々が多く新緑の美しい場所なのですが、その中にまっすぐ伸びた砂利道の参道が現れます。
これは明治天皇の桃山御陵へ続く道です。
ずっと緩やかな坂道なので自転車をこぐのも大変なのですが、1kmくらい上ると開けた場所に出ます。

さすがでかい墓です。一時代を築いた偉大な人物ですからね。
ちなみにこの山の反対側に伏見桃山城があります。秀吉公のお城ですね。
昔はキャッスルランドとか呼ばれて遊園地があったような…

桃山御陵の南に乃木神社があります。御祭神は乃木将軍です。明治天皇崩御で乃木将軍も自害したことから、御陵の近くに祀られています。
　　
ここの名水は勝水
絵馬は栗の形をしており「勝ちま栗」ということで、勝負に勝ちたい時は縁担ぎにいかが？

最後の名水スタンプラリーポイントは御香宮です。
平安時代に境内に香る水が湧き出ていたことが名前の由来です。


これで名水スタンプラリー11カ所制覇です!!
景品は、名水、酒どころとあって、特製おちょこですｗ
スタンプラリー期間が終わりに近づいていたので、景品の数に限りがあり、もらえるかどうか心配でしたが、ちゃんともらえました。

スタンプラリーは終わってしまったので、帰路は適当にふらふらと伏見、東山を駆け抜け京都駅まで帰る事にしました。
まずは、伏見といえば全国のお稲荷さんの総本宮「伏見稲荷大社」があります。
最寄り駅のJR稲荷駅の構内柱は朱色で何となく神社の様w
伏見稲荷にきたら千本鳥居はくぐりぬけてくださいね。
　　
絵馬はもちろん狐さん。　皆さん個性あふれる絵を描いているようです。
ちなみに参道のお店で、伏見の名物　すずめの焼鳥を食べれます。
最近は伏見ですずめの数が激減しているようですが、すずめがダメならウズラの焼鳥もありますw

伏見稲荷大社から北に行くと東福寺です。京都の紅葉の名所でもあります。
　　新緑の通天橋
境内の一部は無料なので、外から通天橋を眺めて終わり。
東山の山手の泉涌寺に立ち寄り、七条通りを通って京都駅に到着。
9時-15時の駆足サイクリングでしたが充実した一日でした。
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って、まだ終わっていません。

折角、景品のおちょこをもらって、月桂冠大倉記念館でワンカップをもらってきたのですから
今夜は仲良く晩酌ですねｗ

京都伏見名水スタンプラリーの続きです。

大黒寺の次は、大手筋商店街を抜け、酒蔵の町並みが続くの美観地区へ。
伏見は寺田屋もあることから竜馬通りという名のお土産屋通りもあります。大河ドラマブームで作ったものではなく昔からありますw
ですが、やはり売っているものはあやかって竜馬饅頭、竜馬煎餅、竜馬茶…などなど、チョッとうんざりです。(呆)
でもやはり人は多いですね。




　もちろんこの寺田屋も行列ができてました。
ここは何回か来たことがありますが、未だに入ったことがありません。
多分、狭い京町屋の部屋があるだけだと思いますので…

竜馬通りの近くに黄桜カッパカントリーがあり、中の資料館を見学することができます。
　かっぱっぱ～♪のCMで有名なお酒ですね。
全国、世界のカッパや小島功のギャラリーもあります。ここの水は伏水
黄桜の美味しいお酒の原料となる水です。
水を容器に入れ大量にもって帰る人が多いようなので、蛇口をつけて節水してました(笑)

黄桜カッパカントリーから東へ少し行ったところに鳥せい・本店があります。
ここの駐車場脇に白菊水の水があります。酒蔵「神聖」のお酒の原料です。
お昼前だったので、ここで昼食を食べました。
　　
焼き鳥盛り合わせと竜馬が好きだった軍鶏を使った軍鶏すき焼き
水はもちろん冷たい白菊水が出てきますw
本店なので焼き鳥も美味しかったです。

鳥せいから南へ少し行くと月桂冠大倉記念館があります。
月桂冠も美味しいお酒ですよね。
　　
名水・さかみづは館内に入らないと飲めないので、入館料300円が要りますが、ワンカップの日本酒が1缶ついていますので、実質タダのような感じです。
館内ではきき酒(試飲)もやっていました。気に入ればお隣のお土産コーナーで買ってくださいね。

お次は長建寺。弁財天を祀ります。
境内にある閼伽水(あかすい)が名水です。


伏見界隈では水郷巡りもやっており、水路に十石舟が浮かんでいました。

爽やかな陽気の中を十石舟に乗って、酒蔵の町並みを眺めるのはいかが！？

残るスタンプは２つ　　　…　つづく

今日は朝から良い天気。
週末に予定は入っていなかったので、どこかのチラシで京都の伏見で名水スタンプラリーをやっているというのをみたので行く計画を立てました。
伏見は京都の酒所。
美味しい酒が出来るという事は、美味しい水があります。その水の正体は京都の地下を流れる地下水。じつは京都の地下には琵琶湖と同じくらいの水量の地下水があるといわれています。
京都の各所で井戸や名水があるのはこのためです。
京都の夏が蒸し暑いのはこのせいか？
その中でも伏見は伏水とも呼ばれ水の美味しい場所なのです。


ただこのスタンプラリーの場所は個々が少し離れている箇所があり、歩きだと微妙な距離。
パンフレットでは約12kmとなっていますが…
いくら歩き好きといっても、これだけ歩いたらヘロヘロでしょう。
車の場合、伏見区の総合庁舎の辺りは道が狭く一方通行が多いし路駐も厳しい。
なので車で行くのはやめ、京都駅の近くのレンタサイクルで自転車を借りて現地を周ることにしました。
パンフレットの地図はこちら。



まずはAPAホテル近くのレンタサイクルで9時に受付。
油小路通りを南下し伏見区を目指します。この道は片側3車線の走りやすい道で並行する国道1号が混雑している時は抜け道にもなります。道沿いには任天堂、村田機械、京セラなどの大手企業の本社もあります。

まず最初に到着したのは城南宮
京都南ICの南側に位置します。
　　城南宮
京都の南の方除の大社で、曲水の宴が開かれるのが有名です。
車のお払いでも有名で京都ナンバーの車は城南宮のステッカーを張っている人も多くいます。
境内の入口に手水舎があり、そこから菊水若水の名水が出ています。
ほのかに甘い味のする地下水です。

城南宮の次は、城南宮通を東に進み、料亭清和荘を目指します。

　　敷居の高い料亭　清和荘
門をくぐり建物の入口にあるのが清和の井。
清和荘の料理を美味しくしているのがこの命の水です。
清和荘の門前には新撰組・近藤勇遭難の地の碑が立っています。
今は坂本竜馬ブームでしたが、少し前は新撰組でしたね。　両者宿敵同志ですが(笑)

清和荘から更に東に行き、緩やかな坂を上っていくと藤森神社です。
　藤森神社のお水は「不二の水」
名前の由来は「2つとない美味しい水」ということから不二の水と呼ばれています。
藤森神社では藤森祭りがあり、全国の菖蒲の節句祭りはここが発祥と言われています。

菖蒲→勝負　から勝負に関することにご利益があるとか。
特にお馬さん(競馬)関係者には馴染みのある神社です。

藤森神社から南に下り、狭い路地のある伏見区の街中に入っていきます。
キンシ正宗は京都の昔ながらの飲食店ではよく見かけるお酒。看板もよく見かけます。キンシ正宗はここ伏見で作られていますが、酒蔵なのか見た目は普通の工場のように見えます。
キンシ正宗工場の門をくぐると倉庫の横に常盤井水があります。
　守衛の保安室のようなお土産屋さん
常盤井水の横には掲示板があり、伏見の水について情報が掲示されていました。
　　京都の地下水脈はこう流れているのですね。
ちなみに京都西山山系ではサントリーのビール工場や山崎のウィスキー工場もあり京都は名水の地であることが伺えます。
水源は同じでも、場所によって味も違うんですよね。同じ伏見の中でも全然違います。

キンシ正宗の次は大黒寺
民家の中にまぎれているのでわかりにくいですが、幼稚園と併設されています。
　　金運清水
薩摩藩ゆかりの寺として有名だそうで、寺田屋事変九烈士の墓碑があります。
寺田屋事変と聞くと、伏見～って感じがじますね。