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我家のベランダから見える、マラッカ海峡の沖に浮かぶPulau Besar　(ブサール島)
Pulauはマレー語で島の意味です。
マラッカから１０数kmの距離ですが、いつも霞んで見えます。
今日は天気はスカッとしていませんでしたが、意外と霞が少なく遠方まで見えたので、ブサール島へ行ってきました。
昨年の５月にもローカルスタッフとこの島に夜釣りに行ったのですが、徹夜で釣りをして夜の嵐に打たれ、朝一のフェリーで帰ってきたので、あまり島の様子はわかりませんでした。

今回はAM10:00のフェリーに乗船です。
フェリー乗り場はマラッカから南へ10km程下るとUmbaiという町があり、そこのJetty(船着き場)から出発です。ちゃっかり駐車料金RM5取られます。125円とは言え、何もない場所にしては現地通貨にしても高額です。

Jetty(港)は特に何かある場所ではありませんが、桟橋に船が三艘並んでいて、手前の2艘は動かず、船の甲板を横断して一番奥のフェリーに乗りこみます。すごい使われ方です。
乗客は殆どが食材を持ったマレー系インド人。何故!?


乗船時間は約15分。
Umbaiの港は、見慣れたマラッカの海。
茶色く濁っています・・・
少し沖合に出るだけで、海の色も変わります。
島には以前、研修施設や、リゾート施設があったようですが、ほとんど廃墟状態。
一部、コテージがホテルとして使われていますが、自然豊かな島です。

誰もプレーすることがないゴルフ場があるのに何故か芝だけは綺麗に刈られていたりもします。
島の中央は少しい山になっており、そこに祠のような場所があり、どうやらインド人の聖地みたいな場所のようです。


島の大きさはそれほど大ききないので散策するには丁度良いです。
船着き場から一番遠い、南西側の海岸。
そこには普段のマラッカの海からは考えられないくらい綺麗な海が広がっていました。
しかもプライベートビーチ状態。

こりゃ、お金出してリゾート地に行くよりも気軽に行けていいですよ～
(着替える場所もシャワーもありませんが)

帰りの船は12:30か15:30でしたが、ブラブラ散策して、丁度2時間で船着き場に到着。
そのまま帰ることにしました。


家に帰ると次第に厚い雲がやってきて、見る見るマラッカ海峡の茶色い海に影を落としていきました。
たぶん、15:30のフェリーだったら雨に降られていただろうなぁ～


昼間のブサール島。
特に何かあるわけではありませんが、マラッカで青い海を見たい場合は良い場所かもしれません。


そういえば、帰りのフェリー出発の時に、沖あいから水上警察がやってきて、いきなり
「全員身分証明書を見せろ!!」
と言われました。
マレー人は普段からIDカードを持っているのですが、私たちはIDもパスポートも持参していませんでした。唯一、マレーシアの運転免許証があったので、それで何とかお願いしてパスしてもらいましたが、ここも50km先はインドネシア。
密航者も多いのでしょうかね？
マレーシアもインドネシアも言葉は一緒だから、見た目ではあまりわからないでしょうし。
沖合の島とはいえ海外ですから、出掛ける時は忘れずに・・・